「一条工務店のアイキューブ(i-cube)をオススメされたけど、標準仕様などを詳しく知りたい」
「坪単価が安いわりに、デザイン性も性能も優れていると評判だけど、実際のところどうなんだろう?」
一条工務店のアイキューブで家づくりを考えている方におかれましては、人生最大の買い物であるからこそ、熱心に調べておきたいと考えるのは当然ことでしょう。
そこで今回の記事では、実際にアイキューブの家を建てた施主監修のもと、一条工務店のアイキューブの価格や標準仕様をはじめとする基礎知識から、住んでからしかわからないことまで徹底解説します。
■この記事でわかること
- アイキューブの価格(ゆんさん宅の本体価格・坪単価も大公開)
- アイキューブとアイスマートの違い
- アイキューブとアイスマイルの違い
- アイキューブゆんさん宅の電気代/売電(2025年5月~11月)
- アイキューブの標準仕様(独自の補足あり)
- おすすめオプション(一条オーナー500名の調査結果をもとに)
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アイキューブ(i-cube)オーナー
ゆんさん
引渡年月日は2025年4月。共働き30代×4歳×2歳。29坪4LDK吹き抜けあり・準防火地域仕様・オプションもりもり(450万円)。フォロワー1万人超のインスタグラマー。
※監修者は、施主の目線で記事全体をチェックしておりますが、掲載内容すべての正確性や安全性を保証するものではございません。住宅商品の特性上、地域やタイミングによって各種仕様が異なる可能性もあるため、最新情報は必ず商品提供者にご確認ください。
- 2026/1/5 更新 年次更新のタイミングで記事全体をリニューアル(監修追加)
※この記事は2024年に公開し、内容は定期的に見直しています。価格や各種仕様などは、最新の内容を反映しています。
一条工務店のアイキューブ(i-cube)とは

一条工務店の「アイキューブ(i-cube)」とは、「シンプルモダンでかしこく省エネ」がテーマの注文住宅商品です。
外観はキューブ型のモダンなデザインを採用。内装はシンプルで飽きのこないデザインを基本とし、ホワイトベースの明るく洗練されたインテリアが映えるようになっています。
スタイリッシュな印象のデザインに、一条工務店の誇る業界トップレベルのエコ性能を搭載。
コストは抑えつつもデザイン性や住宅性能で妥協はしたくない、という方に向いている商品です。
アイキューブの価格表(坪単価)
アイキューブの坪単価は「67万円~」という価格設定になっています。
なお、坪単価はさまざまな要素を含み、毎年数回の値上がりもあるため、正確な金額の算出は難しいです。

私の家は、29坪4LDK吹き抜けあり・準防火地域仕様・オプションもりもり(計450万円)で、建物工事価格が3200万円でした。
なので、坪単価に換算すると、約110万円になります。
ちなみに総額としては、さらに外構工事費などがかかりました。
アイキューブの坪数ごとの坪単価を以下の一覧にまとめました。
| 坪数 | 坪単価 | 価格 |
| 30坪 | 67万円~ | 2010万円~ |
| 35坪 | 67万円~ | 2345万円~ |
| 40坪 | 67万円~ | 2680万円~ |
アイキューブとアイスマートの違いは?
アイスマートは、一条工務店の代表的な注文住宅商品です。
アイキューブとアイスマートの違いは、「一部設備の標準」「断熱材」「坪単価」です。
アイスマートでは「スマートキッチン」が標準となっており、オプション料を抑えて機能性の高いものが採用できます(アイキューブでスマートキッチンを採用する場合はオプション料が発生します)。

一条オーナーに向けて700人規模の調査をしたところ、実はスマートキッチンの採用者は少なかったです。
続いて、断熱材の違いについては下記となります。
| アイキューブ | 「EPS(JIS1号相当)」140mm+50㎜ |
| アイスマート | 「高性能ウレタンフォーム」140㎜+50mm |
断熱材は、その名のとおり「高性能ウレタンフォーム」のほうが優秀なため、気密性や断熱性はアイスマートに軍配が上がります。
坪単価はアイスマートが70万円~と、アイキューブに比べると、やや高めになっています。
住宅性能と整備のどちらもこだわりたい方はアイスマート、コスパを重視したいという方はアイキューブが向いているといえるでしょう。
アイキューブとアイスマイルの違いは?
アイスマイルは、一条工務店の規格住宅商品です。
間取りは決められたプランの中から選んでいくため、アイキューブのように間取りの自由度は低くなります。
その分、坪単価は57万円~と低めに抑えられているため、間取りにはこだわらず予算重視で住まいづくりをしたい方にアイスマイルは向いているでしょう。
また、アイキューブとよく比較されるプランに「アイスマイルプラス」というものがあります。
こちらは一条の住宅設備しか採用できず(社外品はNG)、採用できるオプションや壁紙は大きく制限されますが、注文住宅の扱いとなるため、通常のアイスマイルよりも間取りの自由度は広がります。

コスパ良く一条で注文住宅を建てたい方は「アイスマイルプラス」と「アイキューブ」で悩む方も多いと思いますが、ある条件が揃うとアイスマイルプラスよりもアイキューブが安くなることもあるみたいです!
我が家はアイキューブにすると15万円高くなってしまったのですが、かわりに好きな照明や壁紙が採用できたので後悔はありません。
スマートシリーズの住宅設備が好きな人はアイキューブも検討するのがオススメです。
アイキューブの電気代(2025年版/ゆんさん宅)
2025年5月から11月までの電気代を一覧表にしました。
| 月 | 電気代 | 備考(電気代) | 売電収入 | 備考(売電) |
| 5月 | 5,964円 | 電力会社変更前 | ― | ― |
| 6月 | 1,067円 | 電力会社変更後 | ― | ― |
| 7月 | 1,376円 | 割引適用で実質0円 | 2,850円 | 期間短め |
| 8月 | 2,820円 | 割引適用で実質0円 | 17,505円 | ― |
| 9月 | 2,551円 | 割引適用で実質0円 | 14,160円 | ― |
| 10月 | 2,952円 | 割引適用で実質0円 | 9,285円 | ― |
| 11月 | 3,877円 | 割引適用で実質0円 | 4,080円 | ― |
| 12月 | ― | ― | 4,620円 | ― |
電力会社変更後は電気代が大きく下がり、さらに割引により実質負担はゼロ。
夏場を中心に売電収入も発生し、家計へのプラス効果が確認できます。

我が家の太陽光の容量は10.780kW、南東向きに屋根を設置しています。
他の一条ユーザーに比べると売電額は多くないかもしれません…。
ただオール電化なのに電気代は驚くほど安いです…!
特に5月から6月に電力会社を変更しているのですが、基本料金が無料の電力会社に乗り換えてN式という「太陽光が使える昼間にエコキュートのわき上げをする」方法を採用したらこれだけ金額が変わりました!
実は7月以降はとある方法で電気料金が無料になっています。
アイキューブの標準仕様リスト

アイキューブの標準仕様を以下のリスト一覧でまとめました。
アイキューブの構造/工法

アイキューブは「ツインモノコック構造」と「外内ダブル断熱構法」を採用しています。
ツインモノコック構造
ツインモノコック構造とは、在来工法である枠組壁工法の「ツーバイシックス(2×6)構法」がさらに進化したものです。
木造パネルを組み合わせて面を構成し、上限である5倍の壁倍率の耐久壁も採用。
住宅を箱型にすることで高い耐震性能を発揮しました。
面が地震をはじめとした垂直方向の力を分散して受け止めます。
また、建物に歪みも生じにくく、高い耐久性も発揮します。
内外ダブル断熱構法
外内ダブル断熱構法とは、外壁だけでなく壁や床も高性能ウレタンフォームで包み込んだ構法です。
家全体を魔法瓶のようにしっかり包み込むことで、高い断熱性能を発揮しています。
アイキューブの基礎
アイキューブの基礎は、地盤調査の結果、布基礎やベタ基礎をはじめとした、4つの種類の基礎工法のうち最適なものを選択して施工されます。
アイキューブの耐震等級(免振)
アイキューブを含め、一条工務店の住まいの耐震等級は標準で「耐震最高等級3」以上です。
これは、災害時防災拠点となる警察署や消防署と同程度の耐震等級となっています。
耐震性能を高めるためのさまざまな取り組みとして、ツインモノコック構造をはじめ、
- 工場生産率80%以上による品質の安定化
- 過去30年間にわたる実際に家を建てて行う実大実験の実施
などを行っています。
アイキューブの断熱材

アイキューブの断熱材には「EPS1号相当」が採用されています。
EPS1号相当は、一般的な断熱材「グラスウール」の約1.2倍の断熱性能を誇ります。
また、湿気を含みにくく、変形しにくい特性があるため、優れた断熱材と言えるでしょう。
さらに、安全性にも優れており、環境面にも優しいことから、おもにヨーロッパでは広く普及している素材です。
アイキューブの断熱等級(断熱性)
アイキューブの断熱性は「Q値0.62W/m2・K」です(※公式パンフレット記載)。
国が高い断熱性と評価する次世代省エネ基準の5倍以上の断熱性を誇ります。

前評判のとおり、本当に夏暑くなく、冬寒くない生活ができていて驚きです!
ただエアコンの設定や床暖房の設定などは試行錯誤が必要で、うまく設定できないと夏に寒くて冬に暑いなんてことも…。
住んでからどうやったら快適になるか模索することも多いです!
アイキューブの外壁

アイキューブの外壁は、「石面調ボーダータイル」が標準仕様です。
白を基調としたデザインが採用されています。
人気の「ハイドロテクトタイル」は、オプションで選択可能です。
アイキューブの床材(床の色)
アイキューブの床材の標準仕様は次のとおりです。
- EBコートフローリング:ホワイトウォールナット、ライトウォールナット、グレーウォールナット、ビターウォールナット
- 石目調フローリング:ホワイト、ベージュ、グレー、ブラック
- 高耐久ナラフローリング:プレーン、ナチュラル、ミディアム、ショコラブラウン
1階と2階のフローリングの色を変える場合はオプションですが、実は石目調フローリングであれば何種類でも採用できるとの仕様でした(いつまで適応されるかは不明)。
ちなみに、床材のオプションとして選べるのは、「モクリア」「ライブナチュラルプレミアム」「スリップガードフローリング」です。

一条の床材は基本的にシートフローリングなので、思った以上に脆いし、表面が破れて中の木が剥き出しになってしまうこともあります…。
だからかコーティングをする人も多いようで、実際に私も行っています!
ただコーティングすると一条の床保証が外れてしまうので、もしやるのであれば保証がしっかりしたコーティング会社を選ぶのがオススメです…!
アイキューブの玄関
アイキューブの玄関は、タイルは「ヨーロピアンタイル」と「テラコッタタイル」が標準。玄関ドアは「プロノーバ」または「ファノーバ」から選べます。
玄関収納として、ラシックシリーズのシューズボックスが付属しています。
ラシックシリーズのシューズボックスは全サイズ標準、シューズウォールはサイズ限定(2枚扉・3枚扉のみ)で標準仕様です。
プロノーバ
玄関ドアのプロノーバは、断熱性の高さが魅力。
ドア厚を60mmにすることで、玄関から熱が逃げるのを防いでいます。
ファノーバ
ファノーバは、選べる扉の種類が豊富な点が魅力の玄関ドアです。
耐火性能が高く、万が一、火災が発生しても玄関ドアに熱が通りづらくなっています。

以前500人規模でアンケート調査をした時は、性能重視の人が多いからか一条ユーザーは「プロノーバ」を選ぶ方が多いみたいでした!
我が家は準防火地域で「防火ファノーバ」しか選べなかったのですが、寒い日は結露してしまうことも多くて断熱性の影響もあるかもしれません。
でもファノーバの方がデザイン性が高いものが多いと思います。
アイキューブの窓

アイキューブの窓には「ツインLow-Eトリプル樹脂サッシ」が採用されています。
2枚合わせのLow-Eガラスに対して断熱性能の高い特殊な金属膜をコーティング。
さらに高い強度を誇るガラスを組み合わせた、3層構造としています。
サッシ部分にはアルミよりも熱伝導性が低く、外の熱気や冷気を遮断する高性能樹脂枠を採用。
高い気密性、断熱性を兼ね備えた窓となっています。
窓サッシの色は標準仕様はホワイトのみです。
ほかのカラーや木目調を選びたいときには、オプションになります。
アイキューブの壁紙(内装)
アイキューブの壁紙は、標準仕様で一条標準クロスの中から選ぶことができます。
オプションで、オプションクロスや他メーカークロス(サンゲツまたはリリカラ)も選択可能です。
なお、壁紙は、施主支給もできます。
アイキューブの屋根
アイキューブの屋根は、「パラペットルーフ」または「フラットルーフ」が標準仕様です。
パラペットルーフ
パラペットルーフは平らな形状の屋根となっています。
軒天部分がスタイリッシュになっており、施工によっては室外機を隠すことも可能です。
屋根の耐久性が高く、屋上を作りたいときや、寒冷地で屋根の積雪が見込まれるときなどにも向いています。
フラットルーフ
一条のフラットルーフは、アイボリーカラーのガルバリウム鋼板を使用した屋根です。
その名のとおり”フラット=水平”とありますが、実際には若干の勾配がついています。
フラットルーフも耐久性が高く、メンテナンスいらず、重さも軽いため人気の屋根材となります
アイキューブのキッチン
アイキューブのキッチンは、一条工務店オリジナルの「ラシックシリーズ」です。
キッチンのカラーは以下の3色から選べます。
- ホワイト
- グレー/ダーク
標準仕様として、以下の設備がそろっています。
- 引き出しのソフトクロージング機能
- 仕切りトレー付きの引き出し
- 収納するものに合わせて移動できる収納仕切り
- コンロ下・ワークトップ下・シンク下の内引き出し
- コンロ横小引き出し
- ステンレスジャンボシンク
- シングルレバー混合水栓または水ほうき水栓
- IHクッキングヒーターまたはガステーブル
- 深型食洗機
キッチンのタイプは以下の2種類から選べます。
- I型
- オープン型
アイキューブの洗面台
アイキューブの洗面台も、キッチンと同じく一条工務店オリジナルの「ラシックドレッサー」です。
洗面台には以下の機能が搭載されています。
- 多機能三面鏡
- 計5口のコンセント
- 豊富な収納
- タオルリング
アイキューブのトイレ
アイキューブのトイレは、TOTOの「ZJ2」が標準仕様です。
以下の3色からカラー選択が可能です。
- パステルピンク
- ホワイト
- パステルアイボリー
手洗いの設置も可能で、セルフクリーニングなどの機能も搭載されています。
アイキューブの天井高
アイキューブの天井高は、標準仕様で2400mmです。
アイキューブの風呂・浴槽
アイキューブの風呂・浴槽は一条工務店オリジナルの「ラシックバス」です。
以下の特徴があります。
- 1.0坪、1.25坪が標準
- ミラー、タオル掛け、シャワーフック、ランドリーパイプもマグネット式
- 収納は、シャンプー棚(3個)もしくは「なし」も選択可
- 床は「お掃除ラクラクのドライ床機能付き」
浴槽のカラーは以下の2種類から選べます。
- ホワイト
- ベージュ
アイキューブの換気システム
アイキューブには、標準仕様で熱交換換気システム「ロスガード90」が搭載されています。
新鮮な外気を室温に近づけてから給気をする熱交換換気を採用しているため、室内の快適な温度を保ったまま換気が可能。
最大90%と、世界最大レベルの熱交換率を誇るため、省エネ性能も抜群です。
温度交換と同時に湿度交換機能も搭載されているため、室内の空気だけでなく快適な湿度も保てます。
花粉除去率99%の高性能フィルターも取り付けられるため、花粉やPM2.5、黄砂やカビの胞子といった有害物質もカットしながら換気を行います。
アイキューブで後悔しないためポイント(よくある質問集)

アイキューブで住まいを作ったものの「こうすればよかった」と後から失敗してしまうことがあります。
アイキューブで後悔しないために覚えておきたいポイントを、よくある質問集と回答にて紹介します。
アイキューブでおすすめのオプションは?
インターネット上で一条オーナーの情報をリサーチしたところ、以下のオプションをおすすめとしている意見が多くありました。
- タッチレス水栓
- 御影石カウンター
- 玄関ドア eエントリー
- インターフォン子機追加
- 電動ハニカムシェード
- ハイドロテクトタイル
- IHオールメタル対応

昔は無料でつけられたハニカムシェードですが、今は有料になってしまいました…。
個人的には吹き抜けや階段など大きい窓で日差しがよく入る部分は必須かなと思っています!
思った以上に窓から入る太陽光が暑すぎるので対策ができると安心です。
アイキューブで平屋を建てるのはオススメ?
アイキューブでは、平屋を建てることも可能です。
外観は白を基調としたシンプルなデザインとなり、予算を抑えつつも断熱性や気密性の高い平屋が完成します。
アイキューブで平屋を建てた事例も、一条工務店の公式サイトで多く公開されています。
■参考記事:一条工務店の平屋を徹底解説|価格・間取り・実例ガイド
アイキューブのキッチンでこだわるべきポイントは?
アイキューブのキッチンでこだわるポイントは「キッチンのタイプ」「カウンターの高さ」「オプション」の3つです。
いずれも、おもにキッチンを使用する人に合わせたものを選びましょう。
キッチンのタイプ
キッチンはI型かオープン型が選べます。
家族の様子を見たいか、家族もお手伝いをするか、キッチンはコンパクトにまとめてリビングダイニングスペースを広くしたいかなどによってぴったりのキッチンのタイプは異なります。
カウンターの高さ
次に、アイキューブを含めて一条工務店ではカウンターの高さを選べます。
家族の中で最もキッチンを使用する人の身長に合う高さを選ぶのが重要です。
オプション
最後に、アイキューブのキッチンにはさまざまなオプションがあります。
調理時便利なもの、家事がはかどるもの、お手入れしやすくなるものなど、さまざまです。
オプションは当然ですが追加料金がかかります。
まずオプションで優先順位を付けて、必須のオプションを選択していくと予算内で付けたいオプションを上手に選べます。


