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三井ホームの坪単価は70万円~130万円!実際に価格が高いのか徹底調査【2024年最新情報】

ハウスメーカー

「三井ホームの坪単価は高い印象だけど、実際の価格はどうなんだろう?」
「今度、三井ホームのモデルハウスに行こうと思うけど、予算内に合うか調べておきたい」

三井ホームでの家づくりを検討している方にとって、欠かせない情報のひとつが坪単価(価格相場)だと思います。

他のハウスメーカーと比較するとき値段は大事な要素ですから、おさえておきたいところでしょう。

そこで今回の記事では、三井ホームの坪単価(価格相場)や基礎知識からマニアな知識まで徹底解説していきます。

  1. 三井ホームの坪単価は70万円~130万円が目安
  2. 三井ホームを代表する主力商品別の坪単価
    1. IZM
    2. スカーラ(SCALA)
    3. ルーカス(Licas)
    4. グランフリー(GRAN FREE)
    5. ラセーヌ(Lascène)
    6. チューダーヒルズ(Tudor Hills)
    7. グラセナ(GLACENA)
    8. シュシュ(chouchou)
    9. ハクア(HaKuA)
    10. ラングレー(LANGLEY)
    11. ザ・マアナ(the MANOR)
    12. アバン・コルテ(AVAN-CORTE)
    13. ウエストウッド(WEST WOOD)
    14. ハートレー(heurtley)
    15. ヴァンス(VENCE)
    16. フィル・コート(PHIL・COURT)
    17. スパニッシュ(Spanish)
    18. ソノマ(SONOMA)
    19. オークリー(Oakley)
    20. ツインファミリー トロワ(Twin Family iii)
    21. レゾンテ(Laisonte)
    22. 三井ホームの建売/規格住宅の坪単価は55~65万円が目安
  3. 三井ホームの坪単価/平均の推移(2020年~2022年)
  4. 三井ホームの坪単価は、実際にどこまでを含むの?
  5. 三井ホームの特徴
    1. 【工法】ツーバイフォー工法の先駆者
    2. 【断熱性】プレミアム・モノコック構法
    3. 【耐震性】業界トップクラスの厳しい条件
      1. 地震の実験
    4. 【耐久性】建物のアフターフォローはどうなの?
  6. 三井ホームの強み(メリット)
    1. デザインセンスに優れている
    2. 住宅の性能や品質は頭一つ抜けている
  7. 三井ホームの弱み(デメリット)
    1. 坪単価が高い
    2. 打合せの回数が多く、長時間になりがち
  8. 三井ホームが選ばれる理由
    1. 信頼と実績の三井ブランド
    2. 三井系列の社員さんはレベルが高い
    3. 高級住宅の最先端
  9. 三井ホームの競合ハウスメーカーの坪単価目安
    1. 積水ハウス
    2. スウェーデンハウス
    3. 住友林業
    4. 大和ハウス
  10. まだ家は建てるな!家づくりの順番を間違えて500万円損するところだった話

三井ホームの坪単価は70万円~130万円が目安

三井ホームの坪単価の目安は70万円~130万円です。

一般的なハウスメーカーの坪単価より高めと言えます。

商品ラインナップが豊富にあり、注文住宅と規格住宅の両方の取り扱いがあることから、坪単価の価格帯には大きな開きがあります。

三井ホームを代表する主力商品別の坪単価

三井ホームには豊富な商品ラインナップがあります。

商品別の坪単価を以下の一覧でまとめました。

商品名坪単価
IZM100万円以上
スカーラ(SCALA)80万円前後
ルーカス(Licas)70~80万円
グランフリー(GRAN FREE)70万円前後
ラセーヌ(Lascène)90万円前後
チューダーヒルズ(Tudor Hills)80万円前後
グラセナ(GLACENA)100万円以上
シュシュ(chouchou)85万円前後
ハクア(HaKuA)75万円前後
ラングレー(LANGLEY)70~80万円
ザ・マアナ(the MANOR)90万円前後
アバン・コルテ(AVAN-CORTE)65万円前後
ウエストウッド(WEST WOOD)70万円前後
ハートレー(heurtley)70万円前後
ヴァンス(VENCE)80万円前後
フィル・コート(PHIL・COURT)65万円前後
スパニッシュ(Spanish)70万円前後
ソノマ(SONOMA)60万円前後
オークリー(Oakley)70万円前後
ツインファミリー トロワ(Twin Family iii)90万円前後
レゾンテ(Laisonte)80万円前後

IZM

「IZM」の坪単価は100万円前後です。

三井ホームの中でも2022年に登場した、比較的新しい商品となっています。

住まいの中と外をつなげることで、日常生活に楽しみをプラスした暮らしが実現できる住まいです。

外観デザインは、スタイリッシュな印象の直線美を重視したデザイン。

外壁にはアクセントウォールを採用し、上質な雰囲気を作り出しています。

内部には機能性とデザイン性を両立させた、機能美を実現したインテリアをそろえました。

スカーラ(SCALA)

「スカーラ(SCALA)」の坪単価は80万円前後です。

2階建ての設計に、スキップフロアと天井高6mの1.5階のリビングを組み合わせた構造が特徴。

2階建てながら縦の空間を有効活用した、4層のフロア構成となっています。

スキップフロアに天井が高く吹き抜けを設けたリビングを合わせることで、開放感抜群の住空間を実現させました。

1.5階のリビング下には、0.5階の収納スペース「スキップストック」を設置。

1階とスキップフロアでつながり、食品や日用品のストック、災害対策の備蓄などをまとめて収納、管理できます。

ルーカス(Licas)

「ルーカス(Licas)」の坪単価は70~80万円です。

創エネルギーとアーバンな暮らしをテーマとした商品で、省エネ性能が高いのが特徴。

1年を通じて快適な住まいの環境を保ちつつ、光熱費も抑えてくれます。

リモートワークスペースとして活用できるスペースが併設したリビングや、プライバシーを確保しつつ趣味を楽しむスペースとしても活用できるプライベートバルコニーなど、都会での余裕のある暮らしが実現する設備が豊富。

全館空調システムも採用されているため、小さなお子さんやペットのいるご家庭にも向いています。

グランフリー(GRAN FREE)

「グランフリー(GRAN FREE)」の坪単価は、80万円前後です。

三井ホームのオリジナル構法である「Gウォール構法」を採用。

2×4工法の構造躯体に、耐久性と強度を高めた耐力壁「Gウォール」を組み合わせた構法となっています。

耐久性や耐震性を発揮するとともに、間取りの自由度や柔軟性が高いのが魅力。

使用する柱の数を減らすことで、50畳の仕切りのない大空間も実現できます。

子供が成長した、家族が増えた、といった将来的なライフスタイルの変化に合わせて間取りの可変も可能です。

外観のデザインには、スタイリッシュでおしゃれな「クリエイティブタイプ」と、伝統と拡張を重んじた堂々とした「トラディショナルタイプ」の2タイプがあります。

実現したい外観の雰囲気に合わせたデザインを選べるのも魅力です。

ラセーヌ(Lascène)

「ラセーヌ(Lascène)」の坪単価は90万円前後です。

ラセーヌは、フランス語で「眺め、光景」「舞台」といった意味を持ちます。

ゲートウィンドウから屋外や室内の光景を楽しめる設計を採用しました。

伝統的で重厚感のあるクラシックデザインに、近代的なモダンデザインのトレンドを組み合わせた「ニュークラシック」のジャンルデザインを採用。

  • 傾斜の急な勾配の切妻屋根
  • メンテナンス性も高く上品な印象のタイル外壁
  • 抗菌・抗ウイルス仕様でいつでも衛生的な環境が実現するフレンチヘリンボーン貼りの床
  • 先端の技術を搭載したクラシックデザインの設備

などを豊富にそろえています。

モダンデザインのトレンドとして、ゲートウィンドウやモダンインテリアなどを導入しました。

チューダーヒルズ(Tudor Hills)

「チューダーヒルズ(Tudor Hills)」の坪単価は80万円前後です。

チューダーとは、教会の建築に採用されている「チューダー様式」から由来しています。

チューダー様式特有の急勾配の切妻屋根と、アーチ形の玄関ポーチが合わさったクラシカルなデザインと、コロニアルスタイルのインテリアを採用。

玄関ポーチの側面には、オプションで煙突を設けることも可能。

高級感と、クラシカルなスタイルの住まいが実現できます。

外観のデザインは、

  • モダンスタイルのゆとりのある印象の「パラディアンタイプ」
  • 重厚感と威風堂々とした佇まいの「ティンバータイプ」

の2タイプいずれかから選択可能です。

グラセナ(GLACENA)

「グラセナ(GLACENA)」の坪単価は100万円以上です。

外観も内装も満足したい、高所得層をターゲットとした商品となっています。

直角と斜角を融合させることで、シンプルながら上品な外観に、壁一面がガラス製の大空間が特徴。

高級住宅街の周辺環境でもエレガントさが際立つ、邸宅としての佇まいが実現します。

住まいのインテリアからエクステリアまで、細部まで洗練されたこだわりのものをそろえています。

シュシュ(chouchou)

「シュシュ(chouchou)」の坪単価は85万円前後です。

シュシュは女性目線にこだわった間取りや設計、インテリアを採用しているのが特徴。

商品開発は三井ホームの女性社員が中心となり、家事動線の取り方や収納など、女性だからこその意見や発想が取り入れられています。

女性を中心に、家族みんなが快適に楽しく暮らせる住まいとなっています。

外観にもこだわった

  • 「CHARM(チャーム)」
  • 「COOL(クール)」
  • 「DRESS」(ドレッシー)」
  • 「CUTE(キュート)」

の4つのプランがあります。

デザインや印象、ライフスタイルに合わせて好みのプランを選べます。

ハクア(HaKuA)

「ハクア(HaKuA)」の坪単価は75万円前後です。

「白亜」の名前通り、ホワイトをベースにシンプルかつモダンなデザインを取り入れた商品となっています。

限られたスペースである都市部でも、豊かでゆとりある暮らしを実現できるさまざまな設備や工夫が取り入れられているのが特徴です。

たとえば住宅密集地で気になる周辺からの視線を、ゆるく遮って室内のプライバシーを守る工夫が要所にほどこされています。

土地の形状や広さといった敷地の条件に応じて選べる「東入り玄関タイプ」と「南入り玄関タイプ」の2タイプが用意されています。

ラングレー(LANGLEY)

「ラングレー(LANGLEY)」の坪単価は70~80万円ほどです。

自然素材である無垢材にこだわり、木のぬくもりや質感のある住まいとなっています。

天井高3mのリビングの窓と屋外がゆるやかにつながる、開放的な空間が魅力。

自然と調和する、モダンなデザインも特徴的な住まいです。

ザ・マアナ(the MANOR)

「ザ・マアナ(the MANOR)」の坪単価は90万円前後です。

ザ・マアナは三井ホームの創立30周年の記念商品の一環として、第一弾として発売されました。

時代を超えても多くの人の支持を受けているデザインや、三井ホームがこれまでの経験から蓄積してきたノウハウや技術を集約。

三井ホームの実績からさまざまな提案が受けられます。

ザ・マアナで重視しているのが「街並みとの融和」「リビング空間の充実」「自然素材へのこだわり」の3つのポイントです。

個性を全面に出すわけでなく、周辺の美しい景観や街並みと融合するような、景観を大切にした外観デザインの提案が受けられます。

住まいの要所には、木材や石、土などの自然素材をふんだんに採用。

自然の中での安らぎや温もりを感じられる住空間に、経年によって変化する自然素材ならではの風合いも楽しめる住まいとなっています。

アバン・コルテ(AVAN-CORTE)

「アバン・コルテ(AVAN-CORTE)」の坪単価は65万円前後です。

都市部の限られたスペースの中でも、中庭(コート)を設けた暮らしが実現できる商品です。

中庭を設けることで暮らしの中でも自然を感じられる環境と、光や風通しをたっぷり取りやすい設計を採用しました。

中庭はあるものの、周辺からの視線を遮ることで、プライバシーをしっかり守る工夫も豊富に取り入れられています。

外観デザインには、片流れの屋根や縦格子といったモダンデザインのトレンドを導入。

ファザード(建物正面の外観)部分には木の格子や石の装飾といった天然素材を導入することで、モダンな中にもレトロ感や温もりを感じられるデザインとなっています。

無機質になりがちなモダンスタイルのデザインを、自然素材と融合させることで柔和な印象を実現させた外観を実現ています。

ウエストウッド(WEST WOOD)

「ウエストウッド(WEST WOOD)」坪単価は70万円前後です。

名前の由来は、米国カリフォルニア州ロサンゼルスに存在する街、「Westwood」から取られています。

アーリーアメリカンを彷彿とさせる、大きな屋根を設けた陽気でおおらかな外観デザインが特徴。

住まいの内装も、ワンフロアで完結する平屋のメリットを活かした開放的で伸びやか、ゆとりのある空間デザインを実現しています。

大きな三角屋根の下には、デッドスペースを活用して屋根裏の空間を設置。

まるで秘密基地のようなワクワク感もある屋根裏スペースは、縦のスペースが不足しがちな平屋との相性も抜群です。

ハートレー(heurtley)

「ハートレー(heurtley)」の坪単価は70万円前後です。

ハートレーは1985年に発売された、三井ホームの住まいの中でも歴史のある商品です。

現在でも多くの人に支持される、ロングセラー商品となっています。

コンセプトは「20世紀初頭のシカゴ」。

プレーリースタイルを採用した、風格と重厚感のあふれる設計やデザインが随所に取り入れられています。

ハートレーにはツートンの外壁や格子組の出窓を設けた「ハートレー ベイフレームタイプ」と水平ラインの外観を採用した「ハートレー オーバルトリムタイプ」の2つのタイプのデザインを用意。

好みの外観も実現できます。

ヴァンス(VENCE)

「ヴァンス(VENCE)」の坪単価は80万円前後です。

優雅な西洋風の外観に、高さ5mの吹き抜けのあるリビングなど、まるで海外の高級住宅街にあるような邸宅が実現します。

リビングと隣接した「サロンスペース」や、外観のアクセントとなる「コージーコーナー」をはじめ、家族個々のプライベートな空間を確保した間取りなど、特徴的な設備や設計がそろっています。

雄大な外観とともに、住まいの中でも余裕のある暮らしが実現します。

フィル・コート(PHIL・COURT)

「フィル・コート(PHIL・COURT)」の坪単価は65万円前後です。

フィル・コートとはギリシャ語で「愛」という意味を持つ「phil」と、英語の「中庭」という意味を持つ「court」を合わせた造語です。

「愛すべき庭」という名前が示す通り、ガーデンリビングを設けた住宅となっています。

ガーデンリビングには自然や光、風を上手に取り入れられるパッシブエコデザインを採用。

中庭にはコリドール(回廊)を設けることで、リビングとゆるやかにつながります。

ガーデンリビングでは、まるでリゾートホテルのような開放的な空間が実現します。

スパニッシュ(Spanish)

「スパニッシュ(Spanish)」の坪単価は70万円前後です。

アメリカ南西部の住まいに採用されている、「スパニッシュ・コロニアル様式」を基本として採用していることが、名前の由来となっています。

土や石といった自然素材をふんだんに使用することで、重厚感と温もりを両立させたデザインや住空間を実現。

リビングは住宅の真ん中に配置することで、家族が自然とコミュニケーションが取れる間取りとなっています。

住まいの外観は、スパニッシュ・コロニアル洋式の伝統的なデザインを大切にした重厚感のある「クラシコタイプ」と、モダンなデザインを導入したスタイリッシュな引用の「ウエストコーストタイプ」の2タイプから選べます。

ソノマ(SONOMA)

「ソノマ(SONOMA)」の坪単価は60万円前後です。

ライフスタイルに合わせてオーダーメイドができる商品です。

シンプルナチュラルな外観デザインに、国産材を使った木製バルコニーや北アメリカのレッドシダーの内装材、北ヨーロッパの木製サッシといった世界各国の木材をふんだんに採用。

さらに自然素材を組み合わせた、ナチュラルテイストの内外装となっています。

木のぬくもりと美しい質感に囲まれながら、自然を間近に感じられるシンプルかつナチュラルな暮らしが実現できます。

オークリー(Oakley)

「オークリー(Oakley)」の坪単価は70万円前後です。

販売の歴史の長い、三井ホームの中でもロングセラーの商品です。

アメリカンライクなプレーリースタイルに、日本らしい和の要素を取り入れた設計や外観が特徴。

外観のフォルムは水平ラインを強調。

住まいの1階部分には、コリドー風の「和テラス」を設けています。

住まいのさまざまな場所に天然木材を採用することで、高級感のある印象に。

ファザード(建築物正面部のデザイン)は、3連の木製窓や木製付梁が映えるデザインとなっています。

天然木材だからこその、経年劣化によって独自の風合いの変化も楽しめます。

ツインファミリー トロワ(Twin Family iii)

「ツインファミリー トロワ(Twin Family iii)」の坪単価は90万円前後です。

三井ホームの二世帯住宅向けの商品で、親世帯、子ども+孫世帯の3世代が快適に暮らせる設計や工夫が豊富に取り入れられています。

外観デザインには、パリの街中にある集合住宅「アパルトマン」をイメージしたものを採用。

周辺環境へ威圧感や圧迫感を与えがちな3階建て住宅の印象を和らげるために、往来からゆるやかにセットバックしているのも特徴です。

レゾンテ(Laisonte)

「レゾンテ(Laisonte)」の坪単価は80万円前後です。

三井ホームの創立30周年の記念商品の一環として発売されました。

子育てをテーマとした商品で、家族のコミュニケーションや子供との暮らしを考えた設計や設備が特徴。

家族がいつでも自然と集まれる約30畳の共有スペース「ファミリーコモン」を中心とした設計を採用しました。

ファミリーコモンは吹き抜け空間を採用することもできるため、開放感のあるスペースとしてはもちろん、2階にいる家族とも自然とコミュニケーションが取れる住環境が実現します。

三井ホームの建売/規格住宅の坪単価は55~65万円が目安

三井ホームは注文住宅だけでなく、建売や規格住宅も販売しています。

規格住宅の坪単価の目安は、55~65万円です。

間取りを規格化することで注文住宅のような設計の自由度や柔軟性は失われますが、コストを下げての住まいづくりが実現します。

三井ホームの坪単価/平均の推移(2020年~2022年)

三井ホームの坪単価の推移をみていきましょう。

2020年2021年2022年
坪単価62~120万円67~125万円70~130万円

2023年度の坪単価は未確定ですが、記録的な円安や世界的な物価高により、さらに坪単価は高くなっていくことでしょう。

三井ホームの坪単価は、実際にどこまでを含むの?

三井ホームの坪単価に含まれるのは「本体価格(本体建築費)」です。

坪単価は、「延床面積(単位:坪)」で「本体価格」を割って算出されます。

そのため坪単価は住まいの本体そのものの建築費用が該当し、住まいづくりの約7割を占めます。

坪単価には、残りの約3割に該当する「付帯工事費」や「諸費用」は含まれていません。

具体的には外構工事やオプション、不動産登記の印紙代や住宅ローンの手数料などが該当します。

土地がない場合には土地の費用も別途発生することを覚えておきましょう。

三井ホームの特徴

三井ホームの住まいにはさまざまな特徴があります。

三井ホームの住まいのおもな特徴を順に解説します。

【工法】ツーバイフォー工法の先駆者

三井ホームは、1974年に日本ではじめてツーバイフォー工法(枠組壁工法)を導入し、住まいづくりを行ったハウスメーカーです。

ツーバイフォー工法とは、6種類ある規格材のひとつ「約2インチ×約4インチ(ツーバイフォー)」材を主要な基本構造材として採用した工法です。

シンプルな構造でありながら、耐震性や耐久性、耐火性にすぐれた工法として世界各国で導入されています。

三井ホームは、現在では在来工法として広く普及したツーバイフォー工法の先駆者として、高い技術力と実績を元にした木造住宅づくりを手掛けています。

【断熱性】プレミアム・モノコック構法

三井ホームの住まいには、「プレミアム・モノコック構法」が採用されています。

プレミアム・モノコック構法とは、ツーバイフォー工法を進化させた三井ホームオリジナルの構法です。

  • 屋根には屋根断熱機能を発揮する「ダブルシールドパネル(DSP)」
  • 壁には外部からの熱や冷気、音の侵入を遮断する「ブロック・アンド・シームレスウォール(BSW)」
  • 床には高強度の「トラスフロア(TF)」
  • 基礎には従来の約2倍以上の鉄筋量を施した「マットスラブ(MS)」

と三井ホームオリジナルの部材を採用し、床・壁・天井の6面体を構成します。

断熱性や耐火性能、耐震性能をさらに強化した構法となっています。

【耐震性】業界トップクラスの厳しい条件

三井ホームの住まいには、地震による強い力を分散・吸収することで住まいへのダメージを抑制する「モノコック構造」が採用されています。

1階から2階へ、さらに家具に伝わる力も抑制するのが特徴です。

最初の激しい揺れに対抗するのはもちろん、家具の転倒による二次被害も防げます。

地震の実験

三井ホームの耐震実験へのこだわりは凄まじいです。

過去の大震災の地震波を3次元的に再現した実大振動実験をはじめ、独立行政法人防災科学技術研究所とコロラド州立大学の共同による、実大の7階建ツーバイフォー工法の建物を用いた震動台実験などを実施。

過去に発生した5つの震度7の地震において、三井ホーム独自の住宅被害状況全棟調査をしたところ、住まいの構造躯体の損傷はほとんどなく、家具などの転倒も少なかったという結果が出ました。

【耐久性】建物のアフターフォローはどうなの?

三井ホームの住まいには、長く安心して住める高い耐久性もそなわっています。

構造材として採用しているKD材は、カナダの製材工場にて含水率19%以下となるように乾燥させてから出荷。

乾燥させていない木材と比較すると約2倍の圧縮強度を持ち、反りや変形が起きにくくなっています。

1階以下の木材を食べる「ヤマトシロアリ」と、建物全体を食べてしまう「イエシロアリ」両方への防蟻対策を実施。

床下全面をコンクリートで覆う「マットスラブ」と、地域ごとの適切な防蟻処理を実施することで、基礎下からのシロアリの侵入をしっかりと防ぎます。

1階の床土台にはインサイジング加工と加圧注入、加えて基礎天端から+1mの構造材部分への薬剤処理による徹底した防腐と防蟻処理も実施しています。

三井ホームの強み(メリット)

三井ホームには、ハウスメーカーとしてのさまざまな強みがあります。

三井ホームならではの強みを順に紹介します。

デザインセンスに優れている

三井ホームは、デザイン面に注力した住まいづくりを行っています。

豊富な商品ラインナップにはいずれにもさまざまなテーマがあり、テーマに沿った美しい外観や洗練された内装などが実現しています。

さらに自然素材や高級素材をふんだんに取り入れるなど、ほかのハウスメーカーと比較するとデザイン面で差別化を図っているのが特徴です。

デザインにこだわった住まいづくりを実現したい人にも向いています。

住宅の性能や品質は頭一つ抜けている

三井ホームはハウスメーカーとしても歴史があり、蓄積されたノウハウや技術を活用した住まいづくりを行っています。

現在では従来工法となったツーバイフォー工法をほかのハウスメーカーに先駆けて導入したことからも分かるように、つねに高い断熱性や耐震性、耐久性を発揮する住まいづくりを目指しています。

住まいの基本性能が高いのはもちろん、全館空調システムをはじめとした住まいの快適性能や品質を高めるための設備も豊富。

洗練されたデザインと、高い住宅性能を両立させた住まいづくりが実現できます。

三井ホームの弱み(デメリット)

三井ホームにはたくさんのメリットがあるものの、デメリットもあります。

知っておきたい三井ホームの弱みについて解説します。

坪単価が高い

三井ホームの住まいは、高品質、高性能、洗練された高いデザイン性を持つため坪単価も高めです。

オプションなども考えると、予算オーバーとなってしまうこともあります。

住宅性能やデザインよりも予算を重視して住まいづくりを検討したいときには、ほかのハウスメーカーが選択肢となります。

打合せの回数が多く、長時間になりがち

三井ホームの口コミをリサーチしてみたところ、要望や予算に合わせて設計を柔軟に対応してくれた、という意見が多くありました。

要望や予算を叶えるための姿勢を高く評価している人が多い一方、その分どうしても打ち合わせの回数は多く、時間は長くなりがちになります。

希望やこだわりを実現するよりも、スピーディな住まいづくりを検討している方には向かないかもしれません。

打ち合わせの回数を少なくしたり、スピーディに住まいづくりを検討したりしたいときは、規格住宅も選択肢となります。

三井ホームが選ばれる理由

三井ホームは多くの人から支持されているハウスメーカーです。

三井ホームが住まいづくりで選ばれている理由を紹介します。

信頼と実績の三井ブランド

三井ホームは、「三井不動産グループ」の企業です。

注文住宅だけでなく賃貸住宅、分譲住宅、宅地開発とさまざまな建築を手掛ける日本でも大手のグループ企業と言えます。

三井ホームそのものも倒産などのリスクが少なく、はじめての住まいづくりを安心して任せられる信頼度の高いハウスメーカーと評価されています。

三井系列の社員さんはレベルが高い

三井ホームは、営業担当者、設計担当者、インテリアコーディネーターなどの対応がとてもよかった、という口コミも多くあります。

  • 希望や予算についてもしっかり聞いてくれる
  • 分かりやすく説明してくれる
  • 親身になって相談に乗ってくれる

など、対応力の高さも多くの人から評価される理由のひとつです。

高級住宅の最先端

三井ホームは坪単価の高さからも、高所得層をターゲットとした商品も多く手掛けています。

また、高級感や重厚感は大切にしつつも、少し坪単価を下げた商品ラインナップもあります。

海外ドラマに出てくるような家、リゾートハウスのような邸宅といったような、高級感のある住宅づくりに強みを持っているのも、三井ホームならではの独自性です。

三井ホームの競合ハウスメーカーの坪単価目安

三井ホームのほかにも、同価格帯で選択肢となるハウスメーカーがあります。

比較検討したい方のために、三井ホームの競合ハウスメーカーの坪単価の目安を順に紹介します。

積水ハウス

「積水ハウス」は、歴史も長く高品質の住まいを提供し続けるハウスメーカーです。

大企業ならではの長期的なサポートも魅力。

積水ハウスの坪単価の目安は、111万円となっています。

スウェーデンハウス

「スウェーデンハウス」は、北欧スタイルの外観や内装の住まいが実現できるハウスメーカーです。

高気密高断熱、さらに長く住める住まいづくりに強みを持っています。

スウェーデンハウスの坪単価の目安は、84.4万円です。

住友林業

「住友林業」は、木の調達力を活かした無垢材のある木造住宅を手掛けるハウスメーカーです。

天然の木に囲まれたインテリアや間取りのある住まいが実現します。

住友林業の坪単価の目安は、111.5万円です。

大和ハウス

「大和ハウス」は、企業の施設や工場といった建築実績のノウハウと高い技術力を活かした高性能の住まいを提供するハウスメーカーです。

耐震性と耐久性の高さと、間取りの自由度を両立させています。

大和ハウスの坪単価の目安は、103.1万円です。

まだ家は建てるな!家づくりの順番を間違えて500万円損するところだった話

家康くん
家康くん

家づくりの記事を熱心に読んでくれてる人にだけ教えてあげたいことがあってさ。

建太郎
建太郎

なんでしょう?

家康くん
家康くん

2年前に注文住宅を買ったウチの姉ちゃんが家づくりの順番を間違えて500万円損するところだった」って言ってたんだよね(※実話です)。

建太郎
建太郎

500万円の損失は痛いですね。

 

平均的な年収で1年働かないと得られない金額ですからね。

家康くん
家康くん

たしかに家づくりってトータルで何千万円の買い物だから、実際に「高級車1台分の失敗もある」って聞くと恐ろしくてさ。

建太郎
建太郎

逆に言うと、「家づくりの正しい手順」「家づくりに役立つ制度」の2つさえ押さえておけば、失敗確率はゼロに近づけられますからね。

 

熱心にこの記事を読んでくださってる方には、家づくりで失敗してほしくないですね。

家康くん
家康くん

ウチの姉ちゃんは、契約直前に失敗に気づいてイチからやり直せたからよかったけどさ、気づかなかったら……

建太郎
建太郎

一年分の収入を失ってましたよね。

家康くん
家康くん

ほんと恐ろしいよな……

 

まあともかく、俺が本当に伝えたいのは、別記事「家づくりの順番を間違えて500万円損するところだった」だけはマジで読んでおいてほしいってことだから。

建太郎
建太郎

僕もこれから読みますね

家康くん
家康くん

お前、読んでなかったのかよ!

コメント

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