ヘーベルハウスで家を建てる人は金持ち？年収の目安はいくら？いくらで建てた？

「ヘーベルハウスの家が良いなと思うけど、お金持ちしか建てられないのかしら？」
「ヘーベルハウスで家を建てる人の年収はいくらなんだろう？」

ヘーベルハウスでの新築を検討している方にとって、最初に気になるのは予算感だと思います。

展示場や商談などを経て、出てきた見積もりを見て絶句しないように、あらかじめどのくらいの年収が必要かを調べておきたいのは賢明な判断です。

そこで今回の記事では、ヘーベルハウスで家を建てる人はお金持ちなのか？年収の目安はいくらか？を徹底解説していきます。

ヘーベルハウスで家を建てる人はお金持ちって本当？

「ヘーベルハウスは高級志向」「ヘーベルハウスはお金持ちでなければ建てられない」といった話を見聞きしたことがありませんか。

ヘーベルハウスで家を建てる人はお金持ちが多いのかどうか、平均年収や住宅ローン平均の観点から検証してみました。

結論：お金持ちの人が多い

結論から言えば、ヘーベルハウスで家を建てる人は、お金持ちが多いと言えます。

まずは注文住宅で家を建てる人の平均世帯年収のデータを解説します。

注文住宅で家を建てる人の平均世帯年収

国土交通省が発表した「令和4年度 住宅市場動向調査報告書（※）」によれば、全国で注文住宅を建てた方の平均世帯年収は801万円です。

※出典：令和 4年度 住宅市場動向調査報告書
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001610299.pdf

ボリュームゾーンは400万～600万円および600万～800万円で、全体の5割以上を占めています。

また全体の1割ほどは、400万円未満です。

注文住宅で家を建てる人の住宅ローン平均

住宅金融支援機構が発表している2022年度「フラット35利用者調査（※）」によると、全国平均で土地付き注文住宅は4,694万円、注文住宅は3,717万円という結果となりました。

※出典：2022年度 フラット35利用者調査
https://www.jhf.go.jp/files/400366726.pdf

ヘーベルハウスの商品だといくらで家が建てられる？

ヘーベルハウスはさまざまな商品があり、商品によって坪単価が異なります。

そこで、ヘーベルハウスの商品別の予算目安を、坪単価から算出して順に紹介します。

ヘーベルハウスで家を建てたいときの予算の参考にしてください。

RATIUSシリーズの予算目安

RATIUSシリーズはモダンな外観が特徴的な、重量鉄骨住宅商品です。

RATISシリーズの平均坪単価は95万～100万円です。

坪単価×坪数で予算目安を算出し、以下の一覧にまとめました。

FREX3の予算目安

FREX3は重量鉄骨の3階建ての商品で、都市部での住まいづくりをターゲットとしています。

FREX3シリーズの平均坪単価は95～100万円です。

坪単価×坪数で予算目安を算出し、以下の一覧にまとめました。

RAUMFREXの予算目安

RAUMFREXは、独自の意匠様式を持つヘーベルハウスのフラッグシップモデルです。

RAUMFREXの坪単価は、150万円オーバーとなります。

坪単価×坪数で予算目安を算出しました。

onefittoの予算目安

onefittoは、ニューノーマルのライフスタイルにフィットするさまざまな工夫を取り入れた軽量鉄骨構造の住宅です。

onefittoの平均坪単価は80～90万円です。

坪単価×坪数で予算目安を算出しました。

新大地の予算目安

新大地は、大きな屋根を設けた軽量鉄骨構造の2階建ての商品です。

新大地の平均坪単価は85～90万円です。

坪単価×坪数で予算目安を算出しました。

のきのまentの予算目安

のきのまentは、玄関先に深い軒のある半屋外空間「のきのま」を設けた住宅商品です。

のきのまentの平均坪単価は80～90万円です。

坪単価×坪数で予算目安を算出しました。

そらのまの予算目安

そらのまは、2階リビングの天井の一部を「そらのま」とした、開放的なリビング空間が実現する商品です。

そらのまの平均坪単価は70～80万円です。

坪単価×坪数で予算目安を算出しました。

テラクラフトの予算目安

テラクラフトは、ダウンフロアや吹き抜けなど都市部の限りあるスペースでも開放的な空間を実現できる、3階建ての商品です。

テラクラフトの平均坪単価は80～90万円です。

坪単価×坪数で予算目安を算出しました。

2.5世帯住宅の予算目安

2.5世帯住宅は、親世帯と子世帯、親世帯にいる単身の子も含めた世帯のための住まいです。

2.5世帯住宅の平均坪単価は90万円～です。

坪単価×坪数で予算目安を算出しました。

LONG LIFE ZEHの予算目安

LONG LIFE ZEHは、国の定めるZEH基準に加えて、ロングライフの視点での高い耐久性、断熱性を誇る住宅です。

LONG LIFE ZEHの平均坪単価は80～95万円です。

坪単価×坪数で予算目安を算出しました。

my DESSIN（マイデッサン）の予算目安

my DESSIN（マイデッサン）は注文住宅ではなく、あらかじめ決められた間取りをセレクトして家づくりを行うセミオーダー住宅（規格住宅）です。

規格住宅のため、平均坪単価は70～80万円と注文住宅商品よりも低めとなっています。

坪単価×坪数で予算目安を算出しました。

ヘーベルハウスで家を建てたい人は年収いくら必要？

ヘーベルハウスで家を建てる人は、注文住宅を建てた人全体の平均よりも年収が高いことは先ほどご紹介しました。

具体的な住宅ローンの借入額の目安や、住まいを建てたいエリア別の土地がない場合の年収目安、土地がある場合の年収目安を紹介します。

借入額は年収のいくらが目安？

住宅ローンの借入額の目安は、1年あたりの返済額が手取り年収の25％以内にすることで、無理のない返済が可能です。

土地がない場合の年収目安

土地がない場合にヘーベルハウスで家を建てたいときの年収目安は、840万円～1,200万円（手取り680万円～849万円）です。

ただし、家を建てたいエリアによって土地の値段や家の総額は異なります。

家を建てたいエリア別の、土地がない場合の年収目安を順に解説します。

首都圏エリアに家を建てたい人

国道交通省が発表している「令和4年度 住宅市場動向調査報告書（※）」によると、首都圏全体での土地購入資金の平均は2,620万円でした。

※出典：令和4年度 住宅市場動向調査報告書
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001610299.pdf

へーベルハウスの注文住宅の本体価格を3,500万円と仮定し、土地購入資金を2,620万円とすると、6,120万円です。

35年の住宅ローン（金利：0.65％）として換算すると、月の返済金額は16.3万円です。

地方に家を建てたい人

国道交通省が発表している「令和4年度 住宅市場動向調査報告書（※）」によると、全国での土地購入資金の平均は1,819万円でした。

※出典：令和4年度 住宅市場動向調査報告書
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001610299.pdf

へーベルハウスの注文住宅の本体価格を3,500万円と仮定し、土地購入資金を1,819万円とすると、5,319万円です。

35年の住宅ローン（金利：0.65％）として換算すると、月の返済金額は14.2万円です。

土地がある場合の年収目安

へーベルハウスの注文住宅の本体価格を3,500万円と仮定し、35年の住宅ローンとして換算すると、月の返済額は9.3万円です。

土地がある場合の世帯年収は600万円（手取り463万円）が必要になってくるでしょう。

お金持ちが選ぶハウスメーカーの例

ヘーベルハウス以外にも、坪単価が高く高所得層をターゲットとしたハウスメーカーはたくさんあります。

ヘーベルハウス以外でお金持ちが家を建てるときに選択肢となるハウスメーカーを順に解説します。

積水ハウス

積水ハウスは、日本を代表する大手のハウスメーカーです。

耐震性が高く、大屋根を持つ高級感のある住まいづくりを重視しています。

積水ハウスの住まいの坪単価の目安は、55～120万円です。

大和ハウス

大和ハウスは、大和工業の持つ高い技術力を住まいづくりに取り入れているハウスメーカーです。

土地開発の専門チームがあるため、住宅を建てる土地探しのサポートにも強みを持っています。

大和ハウスの住まいの坪単価の目安は、90～120万円です。

スウェーデンハウス

スウェーデンハウスは、北欧ならではのデザインに長く住み継ぐことができる住まいづくりを行っているハウスメーカーです。

北欧の極寒にも耐えられる、高い気密性と断熱性を持つ住宅性能も魅力。

スウェーデンハウスの住まいの坪単価の目安は、70～120万円です。

パナソニックホームズ

パナソニックホームズは、家電メーカーであるパナソニックグループのハウスメーカーです。

太陽光発電やHEMSといった、家電メーカーならではのテクノロジーを活かし、環境にやさしい家づくりを手掛けています。

パナソニックホームズの住まいの坪単価は、60～120万円です。

まだ家は建てるな！家づくりの順番を間違えて500万円損するところだった話

家康くん

家づくりの記事を熱心に読んでくれてる人にだけ教えてあげたいことがあってさ。

建太郎

なんでしょう？

家康くん

2年前に注文住宅を買ったウチの姉ちゃんが「家づくりの順番を間違えて500万円損するところだった」って言ってたんだよね（※実話です）。

建太郎

500万円の損失は痛いですね。

　

平均的な年収で1年働かないと得られない金額ですからね。

家康くん

たしかに家づくりってトータルで何千万円の買い物だから、実際に「高級車1台分の失敗もある」って聞くと恐ろしくてさ。

建太郎

逆に言うと、「家づくりの正しい手順」と「家づくりに役立つ制度」の2つさえ押さえておけば、失敗確率はゼロに近づけられますからね。

　

熱心にこの記事を読んでくださってる方には、家づくりで失敗してほしくないですね。

家康くん

ウチの姉ちゃんは、契約直前に失敗に気づいてイチからやり直せたからよかったけどさ、気づかなかったら……

建太郎

一年分の収入を失ってましたよね。

家康くん

ほんと恐ろしいよな……。

　

まあともかく、俺が本当に伝えたいのは、別記事「家づくりの順番を間違えて500万円損するところだった」だけはマジで読んでおいてほしいってことだから。

建太郎

僕もこれから読みますね。

家康くん

お前、読んでなかったのかよ！