「スーモ(SUUMO)カウンター」とは、呪文系CMでおなじみのスーモ(リクルート)が運営する、注文住宅や新築マンションの個別相談ができる無料サービスです。
家を買おうと考えている人なら、CMでの
「一戸建ての購入を考えているならスーモカウンター」
というフレーズが頭に残っている人も少なくないでしょう。
しかしながら、準備もなくいきなり行ってもよいのか、何かデメリットになることはないのか心配になる人も多いことでしょう。
そこで今回の記事では、スーモカウンターの評判・口コミや噂、疑惑、メリットデメリットの両面を徹底解説します。
スーモカウンターでできること

スーモカウンターでできることは次の通りです。
- 注文住宅の個別相談
- 新築マンションの個別相談
- ハウスメーカーや工務店の紹介
- 予算やローンの個別相談
- 家づくりに関するお役立ち講座の受講
- その他、住宅に関するお悩み全般の相談
家を建てるのが初めての人でも安心して利用できるのは、無料でこれだけ豊富にできることがあるからです。

こんなにたくさんのサービスが無料で利用できるのは嬉しいな。

家を建てるのは人生一度の大勝負ですからね。後悔しないためにもあらゆる知識を吸収したいですよね。
スーモカウンターを利用すると得られる5つのメリットとは

スーモカウンターで得られる主なメリットは次の5つです。
- 住宅の知識がなくても、いつ建てるか決まってなくても大丈夫!
- ネットや書籍には載ってない個別の悩みや迷いごとも相談できる!
- 独学に限界を感じたら、何度でも相談できる!
- 家が建つまでも、建ったあとも安心の保証制度がある!
- プランが合わなければお断り代行も頼める!
それぞれ詳しく解説します。
住宅の知識がなくても、いつ建てるか決まってなくても大丈夫!
「いつかは自分の理想の家を建てたい」と思っても、何から手をつけてよいかわからない人も多いのではないでしょうか。
建てたい理想の家を思い浮かべると、
・広さは4人で広々使いたい ・ダイニングリビング以外に4部屋はほしい ・階数にはこだわりはない ・庭付きでビニールプールを置きたい ・トイレは2個ゼッタイ ・駐車場には屋根もほしい
みたいなアイディアは次々に沸いてきて楽しいのですが、
現実的な話に落とし込んでいくと、
・長く住むとしたらどこがいい? ・土地っていくらかかるんだろう? ・全体でいくらかかるんだろう? ・ハウスメーカーや工務店はどこがいい? ・住宅ローンの金利は?どこからお金を借りるといいの? ・もしものことがあったら家はどうなるの? ・家は古くなったら修繕費にどれくらいかかるの?
とわからないことだらけ。期待と不安が同時に押し寄せてきます。
家を建てたいと思ったタイミングから情報収集が始まりますが、その後の比較、検討、購入までに必要な情報もスーモカウンターですべて教えてくれます。
どんなタイミングでも利用できるので、近所にスーモカウンターがあるなら一度は行ってみることをオススメします。
ネットや書籍には載ってない個別の悩みや迷いごとも相談できる!
家づくりの悩みや迷いは、一人ひとり違うものです。
たとえばいろんなハウスメーカーを比較してもわかるのはおおまかな金額差であって、各社のメリット、デメリットやリスクなど、本当に知りたい情報はわからないケースがほとんどです。
仲良くなったハウスメーカーの担当者さんに
「他社との違いって本当のところはどこなんですか?」
と伝えても、自社に有利なように誘導されているような回答に終始してしまうのは、やむを得ません。
そんなときに必要なのは「中立的な専門家」です。

中立的な専門家なんて、そんな都合のいい人いるの?

ここで頼れるのはスーモカウンターのアドバイザーです。

スーモカウンターの担当者が懇意の建築会社に肩入れしてたりしたらどうすんのさ?

その可能性は低いですね。肩入れしたとしてもスーモカウンターにメリットないですから。

でも建築会社からの広告宣伝費がスーモカウンターの売上なんだから、広告宣伝費の高い会社を優遇するんじゃないの?

もしそうだとしたらホームページでうたっていることと違うので大問題ですね。しかし、あれだけ巨大で知名度の高い会社がわざわざ嘘をつくとは思えません。

なんでそう言えるの?

外にはわからなくても、社内の人にバレるじゃないですか。SNS全盛の時代に、社内で不正してたら近いうちに明るみに出るじゃないですか。そしたら会社の信用が失墜してやばくなりますよ。

だから社内のみんな黙ってるんじゃない?

これは半分僕の願いも込めてますが、スーモの母体であるリクルートはそんな倫理観の低いレベルの企業じゃないですよ。倫理観が高いからこそ、長年成長を続けていて、他の事業も次々に成功させているんだと僕は信じてます。疑うか信じるかは家康くん次第ですが。

わかったわかった。にしてもリクルートに熱いな。

個人的に好きな会社のひとつですからね。
独学に限界を感じたら、何度でも相談できる
「ハウスメーカーや工務店の言いなりにならないために、たくさん勉強しておこう!」
と頑張るものの、独学の限界を感じる瞬間があります。
たとえばハウスメーカーとの商談中に専門的な説明をうけたとき、商談後にいくら検索しても出てこない情報もあるのです。
その際にモヤモヤさせておきたくない私は、スーモカウンターで質問をします。
よほど特殊なケースでなければ回答がもらえるのでオススメです。

俺は勉強するのめんどうくさいから、困ったらスーモカウンターみたいなところに聞きに行きたい。

そういう使い方もありですね。
家が建つまでも、建ったあとも安心の保証制度がある!
スーモカウンターで紹介された建築会社と契約した場合、スーモ独自の保証制度が適応されます。
その保証制度の名称は「スーモカウンターW保証制度」です。
■解説:
スーモカウンターW保証制度とは、建築完了前、万が一建築会社が倒産してしまった場合に備えた「完成あんしん保証」と、建築後、新居での生活で万が一設備が故障してしまった場合に備えた「設備あんしん保証」です。
完成あんしん保証が補てんしてくれる金額の上限は、契約金額の30%、もしくは1000万円(税抜)のいずれか少ない方となります。
設備あんしん保証が補てんしてくれる金額の上限は、最長3年、累計10万円(税込)までとなります。
■引用元:スーモカウンターW保証 | スーモカウンター注文住宅

近頃の日本はいつ、どの会社が倒産しちゃうからわからないからな。
てか、こういう保証がなく、家建ててる最中に依頼してる建築会社が倒産したらどうなるんだろう?

倒産の種類(破産、民事再生など)によって、その後の流れも変わりますし、このテーマだけで記事が書けちゃうので、別の記事で解説しますね。
プランが合わなければお断り代行も頼める!
スーモカウンターで紹介された建築会社からプランの提案を受けてから比較・検討の段階に入ります。
比較した結果、「ここは無いな…」と決まったところがあっても、断りにくいのが心情ってものです。
特に心優しい人は、
「展示会や見積もりとか頑張ってくれてたのに、面と向かって断るのってツライなあ…」
と、強いストレスを感じてしまうことでしょう。
そこでスーモカウンターに相談すると「お断り代行」を引き受けてくれます。

最後は1社を選ばなきゃいけないから、他の会社には申し訳ない気持ちになるよね。

ただでさえ人生最大級の決断をするために精神的な負荷がかかっていますしね。断るのが苦手で悩んでしまいそうな方はらぜひ利用してみてください。
スーモカウンターのデメリットや疑惑
ここまではメリットばかりご紹介してきました。
その一方で、スーモカウンターのデメリットや疑惑についても調査しましたので、解説していきます。
建築会社からスーモカウンターに支払われる紹介料は高い?
スーモカウンターは、相談者からお金をいただいているわけではなく、建築会社からの広告宣伝費を受け取ることで利益をあげています。
そのため一部の方々からは、
「スーモカウンターの紹介料が、建築会社の見積もりに上乗せされているから割高になるよ」
とデメリットを主張する声があります。
また、正式に公表されているわけではありませんが、噂として挙げられているスーモカウンターの紹介料が成約時の売上の5%だと仮定すると、
3000万円の売上×5%の紹介料=150万円
となります。
ここまでの情報を知ると、
「紹介料が150万円って高すぎじゃない?」
「自力で建築会社を調べたら、紹介料の分、値引きしてくれるんじゃない?」
という考えに至る人もいるでしょう。

まあ、たしかに、それが自分たちが払う費用に含まれているとすると高いなって思うよ。でも、高いかどうかは比較しないと判断つかないよね。ちなみに、この業界って競争も激しいから、売上の5%の成果報酬って高いのかな?

はい、私もその点が気になったので調べてみました。
するとハウスメーカーや工務店の売上に対する広告宣伝費率は約3%〜7%でした。

広告宣伝費って、TVCMとか雑誌とかウェブ広告とかダイレクトメールとかそういうものの全般でしょ。
てことは、噂されてる紹介料が売上の5%って、広告宣伝費率と比較すると、そんなに高くも安くもないラインなんだ。

ですね。実際に高すぎるとしたら、わざわざ建築会社がスーモカウンターに広告宣伝を委託するわけありませんからね。
ということで、仮に噂が本当だったとしても、他の集客経路でも同じくらいの広告宣伝費がかかっています。
そのため、スーモカウンターの利用者だけがぼったくられている可能性は非常に低いと考えられます。
スーモカウンターの担当者からの連絡が多すぎる?
これはスーモカウンターの担当者全員に共通しているとは思えませんが、一部の担当者によってはあり得る話です。
担当者からこまめに連絡があるのは、忘れっぽい人にとっては良い面もあれば、悪い面もあります。
無料で利用できるからと言って、無駄に時間を奪われるのは大きなデメリットです。
あまりにも連絡が多く、しつこい場合は、「必要があればこちらから連絡しますので、電話は減らしてもらえますか?」とクギをさしておきましょう。
スーモカウンターの店舗は事前予約なしでも利用できるの?
予約なしでも利用できます。
が、予約した人が優先されるので、混み合ってるときは待ち時間が発生することもあります。
そのため、あらかじめ行くことが決まっている場合は事前予約をオススメします。
スーモカウンターの評判・口コミ(SNSの声)とは

まとめ
今回は有名なスーモカウンターに関する内容をお届けしました。
みなさまの家選びのお役に立てますと幸いです。
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