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【一条工務店の建売】値段で選ぶと後悔する?【愛知、埼玉、神奈川で人気】

ハウスメーカー

「一条工務店の建売が気になってるけど、値段で選ぶと後悔するかな?」
「建売と注文住宅や規格住宅のメリット・デメリットを比較検討したい」

一条工務店の建売住宅(分譲住宅)を検討している方におかれましては、値段(価格)をはじめ気になることがたくさんあることでしょう。

そこで今回の記事では、一条工務店の建売について基礎知識からマニアレベルの知識まで幅広く解説していきます。

一条工務店の建売の値段は?

一条工務店の建売住宅の値段は、建売住宅が販売されている地域・エリアによって異なります。

以下に地域・エリアごとの一条工務店の建売住宅の価格の目安を一覧でまとめました。

地域・エリア建売住宅の価格の目安
東京都3,000万円~5,000万円
※東京23区外または中古物件は3,000万円台あり
神奈川県3,000万円~4,000万円
※横浜市は高めの傾向
千葉県2,000万円~3,000万円
※中古物件は2,000万円台あり
埼玉県3,000万円~4,000万円
愛知県名古屋市3,000万円台
関西圏(大阪、京都など)3,000万円~4,000万円
九州3,000万円~4,000万円

建売住宅と注文住宅の値段の違いは?

新築か中古か、住まいのあるエリアによっても異なりますが、建売住宅と注文住宅を比較すると、注文住宅の価格は商品によっては建売住宅と同程度~高めの値段となっています。

一条工務店の注文住宅の坪単価は50万~120万円と幅広く、平均坪単価は約90万円です。

建築費用で換算すると、2,000万〜5,000万円となります。

注文住宅の商品モデルやオプションの有無により費用が変動するため、坪単価の開きは大きいです。

たとえば一条工務店の上位モデル商品である「グラン・スマート」の坪単価は75万~90万円、シンプルな外観に省エネ性能を重視したモデル商品である「アイ・キューブ」の坪単価は50万〜65万円となっています。

建売住宅と規格住宅の値段の違いは?

一条工務店では、あらかじめ決められた間取りプランから選択して住まいを作る規格住宅商品も手掛けています。

建売住宅と規格住宅の値段を比較すると、住まいのあるエリアや家の広さ、土地の有無によっては、規格住宅の方が安い~同程度となることもあります。

たとえば一条工務店の規格住宅商品である「ハグミー」の坪単価は約50万円、本体価格のみだと1,490万円(税込1,639万円)から取り扱いがあります。

建売住宅のメリット

建売住宅には以下のメリットがあります。

  • 注文住宅より低コスト
  • あらかじめ家の内部を確認できる
  • 支払いがスムーズ
  • 入居までの時間が短い

それぞれのメリットを解説します。

注文住宅より低コスト

建売住宅は注文住宅と比較すると、販売価格が安い場合が多いです。

建売住宅はハウスメーカーの持つ分譲地に建てられる「分譲住宅」も多く、分譲住宅は同じ規格となっています。

複数の住宅を同じ規格で施工することで、同じ素材・サイズの建材を使用できるため、ハウスメーカー側は分譲住宅で使用する建材をまとめて発注または生産することが可能です。

さらに建物の規格が決まっていることから間取り設計に発生する費用も抑えられます。

一方で注文住宅は間取りや設備など施主の希望をヒアリングした上で設計計画を立てて家づくりをします。

基本的にオーダーメイドでの住まいづくりとなるため、建材の調達や設計にかかる費用は高くなるのが特徴です。

できるだけ費用を抑えてマイホームを取得したいと考えている人は、建売住宅も選択肢となるでしょう。

あらかじめ家の内部を確認できる

建売住宅は、完成済みの住宅をそのまま販売している、またはモデルルームを設けていることがほとんどで、購入前に内覧ができます。

あらかじめ住まいの間取りや設備といった内装から外装まで実際に目で見て確認したうえで、購入を決められるのがメリットです。

内覧時、疑問点や不安なところがあればスタッフに質問することもできます。

実際に家に住むときのイメージなどを持ちながら内部を確認すれば、購入後に「間取りが使いにくい」「住みにくい」といった失敗も防げるでしょう。

注文住宅は契約を行ってから建築工事がはじまります。

そのため、あらかじめ建物の外装や内部を確認することはできません。

間取りや設計図などで、ある程度、内部は確認できるものの、実際に住んでみると「こんなはずではなかった」と後悔してしまうこともあるかもしれません。

支払いがスムーズ

建売住宅は、住宅と土地をセットで購入します。

支払い金額は土地代と建物代を合わせたものとなっているため、売買契約時に支払った手付金の残りは、土地代と建物代を住宅ローンで一括で支払い可能です。

購入手続きはもちろん、住宅ローンでの支払いを一本化できるためスムーズに返済でき、資金計画も立てやすくなります。

注文住宅を土地なしで建てる場合、土地と住宅を別途購入しなければいけません。

売買契約や建築の契約についても、別々に実行されます。

住宅ローンの支払いも別々となると返済のシミュレーションがしにくく、返済計画が立てにくくなるデメリットがあります。

入居までの時間が短い

建売住宅はすでに建物が完成しているため、契約から入居までの期間が短いメリットがあります。

基本的に売買契約を結んでから約1~2ヶ月、早い場合は即日入居できる建売住宅もあります。

気に入った住宅があればすぐに住めるのはもちろん、出産や子どもの入学、転勤といったライフスタイルの変化によるタイミングに合わせてマイホームを取得したいときなど、できるだけ早くマイホームが欲しいときに建売住宅は選択肢となるでしょう。

注文住宅は売買契約を結んでから間取り設計や建築に入ります。

実際に建物ができるまでに何度も打ち合わせを行います。

売買契約を結ぶ前にも、土地やハウスメーカー探しや展示場巡りといった事前準備が必要です。

トータルで住まいを計画し始めてから実際に入居するまで半年~1年ほどかかってしまうことが多くなっています。

建売住宅のデメリット

建売住宅には以下のデメリットがあります。

  • 間取りや設備の自由度が下がる
  • 作りやデザインに個性がない
  • 土地の状態が確認できない
  • 多くの人が出入りしている可能性がある

それぞれのデメリットを解説します。

間取りや設備の自由度が下がる

完成した状態で販売している建売住宅は、すでに間取りや設備は決まっている状態です。

注文住宅のように、間取りや設備を自由に決めて住まいづくりを進めることはできません。

未完成状態で販売している建売の場合は間取りのカスタムや設備の取り換えができる場合もありますが、注文住宅よりは間取りや設備の自由度は下がってしまいます。

間取りや設備にこだわりたい、自分の好きな設備を選びたい、という方には建売住宅は向いていないと言えます。

作りやデザインに個性がない

建売住宅は間取りや設備と同じく、規格や外観のデザインもすでに決められたものが採用されています。

できるだけ幅広い人に受け入れられる作りやデザインが取り入れられている場合が多く、個性のない家であることも多いでしょう。

特に分譲住宅の場合、同じエリアに似たような家が多く建っていることも珍しくありません。

作りやデザインに個性を出したいときや、オリジナリティのある外観を選びたいときには、建売住宅ではなく注文住宅が選択肢となるでしょう。

建てる前の土地の状態が確認できない

建売住宅は、すでに土地に建物が建っている状態で販売されています。

注文住宅のように、地盤の状態を確認することは難しいです。

地盤が弱いと住宅の耐久性や耐震性も左右されるため、土地の状態についても、購入前にしっかり説明を受けられる建売住宅を選ぶ必要があります。

多くの人が出入りしている可能性がある

建売住宅は、購入前に内覧できるメリットがあることを前述しました。

つまり、多くの人が家に出入りしている可能性があります。

知らない人に壁や設備を触られたり、間取りを知られていたりする可能性もあるため、防犯面やプライバシーの面で不安を覚える方も多いかもしれません。

一条工務店の建売はどこから探せばいいの?

一条工務店の建売住宅に興味がある場合、取り扱っている地域や価格が気になる方も多いでしょう。

一条工務店の建売住宅の探し方を解説します。

公式サイト(土地/建売・分譲住宅を探す)から探す

一条工務店の公式サイト「土地探しからの家づくり 一条の土地/建売・分譲住宅」のページから全国の建売住宅の検索ができます。

市町村名や物件名を入力しての検索はもちろん、地域・エリア別での検索も可能です。

不動産物件サイトから探す

新築・中古一戸建ての物件情報を取り扱っている不動産物件サイトでは、一条工務店の建売住宅の検索も可能です。

新築だけでなく、中古の建売住宅探しもできます。

一条工務店の建売が人気のエリア

一条工務店の建売住宅は、沖縄と一部都道府県を除く日本全国で取り扱いがあります。

その中でも人気のエリアは以下の通りです。

  • 埼玉エリア
  • 愛知エリア
  • 神奈川エリア
  • 福岡エリア
  • 東京エリア

それぞれのエリアの2024年7月現在での建売住宅について紹介します。

埼玉エリア

埼玉エリアでは、県庁所在地であるさいたま市をはじめ所沢市や飯能市、入間市、戸田市といった都内へのアクセスもしやすいエリアで建売住宅の取り扱いがあります。

愛知エリア

愛知エリアでは建売住宅の取り扱いがあります。

名古屋市や豊田市、豊川市、岡崎市などの大都市にある建売住宅も多く、ショッピングモールが近い、駅やインターが近いといった住環境が整っているものもたくさんあります。

神奈川エリア

神奈川エリアでは、県庁所在地である横浜市の住宅街エリアでの建売住宅を取り扱っています。

スーパーや病院が近い、一条工務店オリジナルの太陽光パネル付きなどの建売住宅があります。

福岡エリア

福岡エリアでは、福岡第二の都市北九州市や、自然豊かなエリアでの建売住宅を取り扱っています。

東京エリア

東京エリアでは、23区外の郊外エリアでの建売住宅を多く取り扱っています。

都心へのアクセスもしやすく、ほどよく自然もあるエリアに住みたいときに向いています。

建売住宅を購入して後悔しないためのポイント

建売住宅にはメリットが多くあるものの、実際に購入後に後悔してしまうこともあるかもしれません。

建売住宅の購入に失敗しないために覚えておきたいポイントを解説します。

総合的に人気な物件から売れていく?

建売住宅は、必ずしも人気の物件から売れていくわけではありません。

売れ残ってしまう建売住宅には、以下のようなパターンがあります。

  • 間取りがほかと違う
  • 立地条件と設備が合わない
  • 特徴がない

たとえば1階リビングの住宅の中で2階リビングの住宅が1棟だけあると、2階リビングの住宅が売れ残ることがあります。

ほかにも、日当たりの良いところに窓の設置が少ないなど立地条件面でミスマッチが合ったり、逆に何の特徴もない家が売れ残ったりしたります。

必ずしも売れ残っているので悪い家、ということではないため、しっかり間取りや立地を確認したうえで建売住宅を検討することをおすすめします。

建売で大幅値引きはラッキー?それとも売れ残りだからダメ?

大幅値引きされると、必ずしも売れ残りというわけではありません。

建売住宅で大幅値引きが受けられる場合は、完成してからの時間を見て判断するのがおすすめです。

たとえば完成からわずか1~2ヶ月しか経過していないのに大幅値引きが受けられた場合、ノルマや決済などの問題で利益が低くても早く売ってしまいたい場合もあります。

逆に完成から半年以上たっているのに、なかなか値引きをしない建売住宅もあります。

完成してからの時間に加えて、立地条件や採光、間取りの使いやすさなど総合的に判断して購入を決めましょう。

土地選びを間違えると大惨事に

建売住宅は土地とセットで販売されるため、建物そのものだけでなく土地選びも重要なポイントとなります。

たとえば建物の外観や間取りにのみ注視してしまい土地を確認しなかったことで「日当たりが悪く全体的に寒い」「地盤が弱く、耐震性が低い」といった失敗をしてしまうことがあります。

土地の立地条件や地盤の状態についても、しっかり確認しておきましょう。

建売は契約から入居までどれくらいの期間がかかるの?

建売住宅は、契約から入居まで約1~2カ月で入居できる場合が多いです。

ただし、住宅ローンの選定や契約に時間がかかってしまうと、思ったよりも入居が長引いてしまうかもしれません。

希望の時期に引き渡しを受けらえるように、余裕をもって見学や相談の予定を立てておきましょう。

欠陥があるかないかはどうやって見抜けばいい?

残念ながら一部の建売住宅には手抜き施工による欠陥が発生していることがあります。

欠陥の有無を見抜くために、以下のポイントを建物の見学時にチェックしておきましょう。

  • 設計書や地盤調査資料で地盤の状態は問題ないか
  • 現場管理体制や検査体制は問題ないか
  • クロスや外壁の継ぎ目、部屋の隅に隙間やひびがないか
  • 床下に水たまりが発生していないか
  • 天井裏の断熱材が剥がれ落ちていないか
  • 部屋の湿度や温度、ニオイなどに違和感がないか
  • 外塀にひび割れ、がたつきはないか
  • 建物内部に釘の飛び出し、がたつき、きしみは発生していないか

万が一、購入前に欠陥を発見したら、購入はやめておきましょう。

購入後に欠陥が発覚した場合は、ハウスメーカーの保証制度を使ったり、売主に「契約不適合責任」を追究したりといった対応が必要です。

まだ家は建てるな!家づくりの順番を間違えて500万円損するところだった話

家康くん
家康くん

家づくりの記事を熱心に読んでくれてる人にだけ教えてあげたいことがあってさ。

建太郎
建太郎

なんでしょう?

家康くん
家康くん

2年前に注文住宅を買ったウチの姉ちゃんが家づくりの順番を間違えて500万円損するところだった」って言ってたんだよね(※実話です)。

建太郎
建太郎

500万円の損失は痛いですね。

 

平均的な年収で1年働かないと得られない金額ですからね。

家康くん
家康くん

たしかに家づくりってトータルで何千万円の買い物だから、実際に「高級車1台分の失敗もある」って聞くと恐ろしくてさ。

建太郎
建太郎

逆に言うと、「家づくりの正しい手順」「家づくりに役立つ制度」の2つさえ押さえておけば、失敗確率はゼロに近づけられますからね。

 

熱心にこの記事を読んでくださってる方には、家づくりで失敗してほしくないですね。

家康くん
家康くん

ウチの姉ちゃんは、契約直前に失敗に気づいてイチからやり直せたからよかったけどさ、気づかなかったら……

建太郎
建太郎

一年分の収入を失ってましたよね。

家康くん
家康くん

ほんと恐ろしいよな……

 

まあともかく、俺が本当に伝えたいのは、別記事「家づくりの順番を間違えて500万円損するところだった」だけはマジで読んでおいてほしいってことだから。

建太郎
建太郎

僕もこれから読みますね

家康くん
家康くん

お前、読んでなかったのかよ!

コメント

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