「Z空調を導入して後悔した人の声が知りたい……」
Z空調は国内でもトップシェアを誇る製品だからこそ、喜びの声だけではなく、後悔の声もきっとあるはず――。
そんな風に考えて熱心に調査している人は多いのではないでしょうか。
そこで今回の記事では、Z空調に関するあらゆる後悔の声をまとめながら、対策や落とし穴の回避方法を徹底解説していきます。
【後悔した】Z空調に寄せられた7つの不安と注意点

Z空調の導入後に後悔する理由として、
- 初期費用やランニングコストの高さ
- 想定したほどの快適性が得られない
- メンテナンスの手間
- 健康面への影響
などが挙げられます。
こうした課題を事前に把握し、自分や家族のライフスタイルに合うかどうかを検討することが大切です。
ここでは、実際にZ空調を導入した人から寄せられた声・意見をご紹介します。
1.壁掛けエアコンよりもコストが高い
Z空調をオプションで導入する場合、費用は建物の規模や間取りによって変動しますが、壁掛けエアコンを複数台設置するより高額になる傾向があります。
当然、初期費用だけでなく、導入後のランニングコストも考慮しなければなりません。
家族の在宅時間が異なると、使っていない部屋まで空調が作動し、結果的に無駄な電力消費が発生します。
結果、不必要に、月々の電気代が割高になる可能性があります。
2.家族の快適な温度が違う問題
Z空調は住宅全体を均一な温度に保つ仕組みであり、部屋ごと(フロア単位は可)に温度設定をすることはできません。
そのため、暑がりや寒がりの家族がいる場合、全員が快適に感じる温度を見つけるのは難しくなります。
たとえば、暑がりの子どもと寒がりの親が同じフロアで過ごす場合、どちらかが我慢を強いられる状況になりがちです。
こうした問題は、外気との温度差が大きい夏・冬に、顕著に感じられるでしょう。
3.結露が発生しやすい
ダクト内で発生した結露水は排水されますが、配管の断熱が不十分だったり施工に問題があったりすると、天井裏などで結露が発生します。
結露は湿度の高い季節に発生しやすく、とりわけダクト内部や配管周辺で起こることが多い現象です。
4.カビによる健康被害が心配
ダクト内部や空調機器にカビが発生すると、家全体にカビの胞子が拡散されます。
小さな子どもや高齢者、アレルギー体質の家族がいる場合、深刻な健康リスクにつながるでしょう。
カビの発生を防ぐためには、定期的なフィルター交換やプロによるメンテナンスが欠かせません。
放置すると建材の劣化やカビの発生を招き、室内環境の悪化や健康被害につながるため注意しましょう。
5.ダクト内の掃除の問題
メーカーは基本的にダクト内の清掃は不要としていますが、気になる場合は専門業者による清掃も可能です。
その場合、別途メンテナンス費用が発生します。
清掃作業には数万円程度の費用がかかるケースが多く、長期的なメンテナンスコストとしてあらかじめ考慮しておく必要があります。
6.故障・トラブル発生時の影響が大きい
Z空調は通常2台のエアコンで家全体を管理しており、1台が故障した場合でも、残りの1台でバックアップ運転が可能です。
ただし、空調能力は低下するため、真夏や真冬に故障した際は、早めの修理が求められます。
7.部屋がとても乾燥する
Z空調の運転中は室内が著しく乾燥しやすく、喉の痛みや肌荒れ、ドライアイなどの身体的不調を招く可能性があります。
特に冬場の暖房時は湿度が30%を下回ることもあり、健康を守るためには十分な加湿が欠かせません。
しかし、一般的な小型加湿器では家全体の乾燥に対応しきれず、効果的な対策が難しい点が悩ましいところです。
【後悔なし】Z空調に満足したオーナーのリアルな体験談

Z空調に満足している住宅オーナーの多くは、適切な対策や運用方法を取り入れることで、気になる不安要素をうまく解消しています。
では、具体的にどのような声があるのでしょうか。
インターネット上に寄せられたリアルな体験談をまとめました。
高断熱・高気密仕様の家なら快適
高断熱・高気密にこだわった甲斐がありました。冬でも22度設定で家中が暖かく、電気代も月12,000円程度で済んでいます。以前のアパートでは各部屋のエアコンで月15,000円かかっていたので、むしろ安くなりました(35歳・男性・会社員)
Z空調は、住宅性能とセットで考えることで、その真価を発揮しやすくなります。
なぜなら、高断熱・高気密仕様の家は外気の影響をほとんど受けないため、少ないエネルギーで家全体を一定の温度に保てるためです。
特にUA値0.6以下、C値1.0以下といった高性能住宅では、冷暖房効率が大幅に向上することが確認されています。
結果として、年間の冷暖房費の削減が期待でき、長期的には高額な初期投資を回収しやすくなるのです。
暑がりな人の部屋には個別に壁掛けエアコンを入れたら解決
息子が暑がりで困っていましたが、子ども部屋だけ個別エアコンを追加したら解決しました。Z空調は26度、子ども部屋のエアコンは23度に設定して快適に過ごしています。電気代の増加も月2,000円程度で許容範囲内です(42歳・女性・主婦)
Z空調で家全体の基本的な温度を維持しつつ、暑がりな家族が使用する部屋では個別エアコンを併用することで、部屋ごとに快適な温度を確保することができます。
乾燥には加湿器を導入して解決
最初は乾燥で喉が痛くて大変でしたが、加湿器を導入してから快適になりました。冬でも湿度45%を保てるようになり、肌の調子もいいです。追加費用はかかりましたが、健康面を考えると必要な投資でした(38歳・女性・公務員)
Z空調による乾燥問題は、適切な加湿器を導入することで効果的に解決できます。
たとえば、「桧家住宅」では、Z空調と空気循環システムが連動する専用の高性能加湿器「極楽加湿」を用意し、効率的な加湿を実現しています。
一般的な加湿器を使用する場合は、住宅の広さや性能に合ったスペックの機種を選びましょう。
たとえば、35坪程度の住宅では、LDKや寝室など、過ごす時間が長い部屋にそれぞれ加湿器を設置したり、パワフルな大型タイプを1台置いたりしてカバーします。
加湿器メーカーのサイトなどで、部屋の広さに応じた推奨能力を確認するのがおすすめです。
また、適切な加湿器を導入した住宅では、冬場でも湿度40〜50%を維持できるため、朝起きたときの喉の痛みや肌の乾燥、不快感が大幅に改善されます。
健康面や快適性を考えると、加湿器は最優先で導入したい機器といえます。
Z空調の導入で後悔しないためにやっておきたいアクション

実際に住んでから「こんなはずではなかった」という事態を避けるため、以下のアクションを検討してみてください。
マトリックス診断でZ空調が合うか見極める
Z空調で後悔しないため、第一に自分の家庭が空調システムに適しているかを客観的に判断しましょう。
特筆すべきは、住宅の断熱性能(UA値)と家族の温度の好みの違いです。
次のマトリクス図をご覧ください。

たとえば、UA値0.6以下の高断熱高気密住宅で暮らしていて、家族全員が同じ温度を「快適」と感じる場合は、Z空調が最適です。
一方で、国の定める省エネ基準(UA値0.87以下 ※地域により異なる)を満たしていない住宅や、家族間で快適と感じる温度に大きな差がある場合は、各部屋で個別に温度設定ができる壁掛けエアコンの方が適切かもしれません。
どちらがいいか迷ったら、Z空調を導入しつつ、必要に応じてサーキュレーターや個別の暖房器具で調整する方法も考えられます。
※(住宅)省エネ基準・誘導基準・トップランナー基準の水準|国土交通省
近所でZ空調を導入している施主さんの話を聞く
Z空調の快適性やランニングコストは、住宅の仕様や立地、さらには住まい手のライフスタイルによって大きく変わります。
そのため、近隣で、ご自身と似た規模や家族構成の住宅に住む施主さんを探し、実際の電気代や使い勝手について話を聞いてみるのも有効です。
質問する際は、以下のポイントを確認してみましょう。
- 月ごとの電気代の実例
- 故障やメンテナンスの経験
- 夏・冬の快適性の印象
- 後悔した点・満足している点
こうした具体的な情報を得ることで、パンフレットや営業トークではわからないリアルな使用感を把握できるでしょう。
Z空調が導入されている家で体感してみる(夏と冬)
モデルハウスや完成見学会でZ空調の快適性を確かめるには、夏や冬の暑さ・寒さが厳しい時期に訪れるのが理想的です。
できれば少し長めに滞在し、玄関から各部屋へ移動した際の温度差や、風量による体感の違い、室内の湿度や乾燥具合などをじっくり体感することをおすすめします。
たとえば、夏場に見学する際は、外気温が30度を超える日に最低30分以上滞在し、以下のポイントをチェックしましょう。
- 玄関から各部屋へ移動したときの温度変化
- 風量や風向きによる体感の違い
- 室内の湿度感や蒸し暑さの有無
冬場も同様に、外気温が5度以下の日に見学し、脱衣所やトイレなど冷えやすい場所の暖かさや、室内の乾燥具合を実際に体感してみましょう。
短時間の見学では気づけない細かな違いを体験することで、Z空調の快適性がよくわかります。
契約前に確認すべき重要ポイント
Z空調を契約する前には、保証内容やメンテナンスの詳細、さらに故障時の対応についてしっかり確認しておくことが大切です。
たとえば、室内機や室外機、ダクトなどどの部分が保証対象になるのか、保証期間がどの程度なのか、そして修理や交換の際に自己負担が発生する範囲について、事前に把握しておきましょう。
同様に、メンテナンスについても理解が必要です。
フィルター交換の頻度やその費用、業者による定期点検の内容や料金、さらにダクト清掃がどのくらいの頻度で必要になるのか、費用はどの程度かかるのかを確認しておきます。
こうしたポイントをあらかじめ理解しておけば、導入後に予想以上の維持費がかかったり、故障時の対応で困ったりするリスクを大幅に減らせるでしょう。
Z空調の費用を徹底解説

Z空調の導入を検討する際は、初期費用だけでなく、長期的な視点でトータルコストを把握することが大切です。
ここでは、Z空調の導入にかかる各種費用と、一般的なエアコンと比較した際のランニングコストの違いを解説します。
初期費用と月々のランニングコスト
Z空調の導入には、システム本体と設置工事を含む初期費用として100万円以上が必要とされています。
実際の金額は、住宅の規模や間取り、選択機器のグレードによって変動するため、個別の見積もりが不可欠です。
また、桧家住宅の公式データでは、Z空調のみの年間電力消費量は平均2,430kWhとしています。
これを近年の電力料金単価(例:31円/kWh)で計算すると年間約75,330円となり、月額平均では約6,300円程度となります。
ただし、電気代は季節によって変動します。
桧家住宅のFCに加盟している「株式会社ウッズカンパニー」が公表しているデータ(※)によると、夏場の電気代は平均3,348円/月、冬場は暖房で負荷がかかるため平均9,319円/月となっています。
年間を通して見れば安定したコスト感ですが、季節によるピークは考慮しておく必要があります。
※出典:地震に強い頑強構造 – 岡山の新築住宅メーカー「桧家住宅」FCウッズカンパニー
壁掛けエアコンとの総コスト比較
| 項目 | Z空調 | 壁掛けエアコン(6台) |
| 初期費用 | 約150万円 | 約90万円 |
| 年間電気代 | 約7.5万円 | 約10万円 |
| メンテナンス費用(10年) | 約5万円 | 約15万円 |
| 10年間総コスト | 約230万円 | 約205万円 |
Z空調と個別エアコンのコストパフォーマンスについては、初期費用だけでなく、電気代やメンテナンス費用まで含めた「10年間の総コスト」で比較しましょう。
先述の通り、Z空調の年間電気代は約7.5万円となっており、従来のイメージよりもランニングコストは抑えられる結果が出ています。
一方、同規模の住宅で壁掛けエアコン6台を運用する場合、年間電気代は使用状況によって変動はあるものの、ここでは10万円で試算します。
この比較から、10年間の総コストでは、Z空調と壁掛けエアコンだと壁掛けエアコンのほうがコストが若干安くなる可能性は高いでしょう。
ただし、Z空調には10年間の充実した保証が付いているため、万が一の故障やトラブルがあっても安心です。
空調システムが一括管理されているので、複数台の壁掛けエアコンをそれぞれメンテナンスするよりも、長期的には維持・管理コストを抑えられる可能性があります。
Z空調に関するよくある質問

ここでは、Z空調についてのよくある質問&回答集をご紹介します。
Q1. Z空調の電気代は月額いくらぐらいになりますか?
桧家住宅によると、夏場の平均的な電気代は月々3,000円台としています。
冬場は暖房負荷により高くなる傾向にありますが、電気代は延床面積、住宅の断熱性能、地域、ライフスタイルによって大きく変動します。
Q2. 故障した場合の修理費用と保証内容を教えてください
Z空調には10年保証がついており、主要機器の故障は新品交換費用まで無償で対応されます。
なお、保証期間が終了したあとの本体交換費用は、30万円程度が目安です。
Q3. 乾燥対策にはどのような方法が効果的ですか?
家全体をカバーできる高性能加湿器の設置が有効です。
リビングには大型加湿器を1台、寝室には小型加湿器を併用することで、適正湿度40〜60%を維持できるでしょう。
Q4. 家族で快適温度が違う場合の解決策はありますか?
各部屋のルーバー調整で風量を変えたり、特定の部屋だけ補助的にエアコンを設置したりして対応しましょう。
Q5. メンテナンスはどの程度の頻度で必要ですか?
吸気口の簡易清掃は月1回程度、フィルター清掃は2週間に1回が目安です。


