「スウェーデンハウスの小さい家って可愛くて素敵だけど、狭小住宅って何か注意点とかないのかしら……?」
木のぬくもりのある、北欧テイストの住まいづくりが実現するスウェーデンハウス。
「大きな土地がなければスウェーデンハウスの家は建てられないのでは」というイメージを持つ方もいるかもしれませんが、実は狭小住宅も多くの建築実績があります。
しかしながら、狭小住宅は一般的な家にはない「落とし穴」があります。落とし穴は知っているだけで回避できますから、後悔する確率を減らすには知識を備えるしかありません。
そこで今回の記事では、スウェーデンハウスで小さい家を建てる際に知っておきたいことを徹底解説していきます。
スウェーデンハウスで小さい家を建てる時のコツ

まずはスウェーデンハウスで小さい家を建てたいときのコツを順に解説します。
家事導線の効率性にこだわる
小さい家を建てる場合、必要な部屋数を確保するために「地下室」や「三階」を設けることもあります。
家が上下に長くなるため、家事目的での家中の移動距離が長くなり、「洗濯機から洗濯物干し場までが長い」「キッチンのゴミ捨てが面倒」といった、家事の負担が大きくなってしまうこともあるでしょう。
そのため、間取りは家事動線の効率性にこだわることがポイントです。
効率の良い家事動線の例には、以下のものがあります。
- 洗濯機と干し場の距離を近くする
- キッチンや風呂場、洗濯場など水場を集約させる
- キッチンとダイニングの距離を短くする
- 衣類をまとめて収納できるスペースを作る など
収納にこだわる
小さい家を建てるときに、居住スペースを確保するために収納を減らしてしまうこともあるでしょう。
収納は、子どもの成長やライフスタイルの変化によって足りなくなってしまう可能性があります。
居住スペースだけでなく、必要数かつ使い勝手にこだわって収納を確保するようにしましょう。
たとえば階段下のデッドスペースなどを収納として活用する方法もありますが、収納スペースによっては「物が取り出しにくい」「大き目のものが入らない」などで収納を設けたものの、結局使わなくなることがあります。
実際に何をどのくらい入れるかを踏まえたうえで収納を検討することで、使い勝手の良い必要な収納を確保できるでしょう。
開放的な間取りにこだわる
小さい家にすると、どうしても家全体が窮屈に感じてしまうことがあります。
限られたスペースでも工夫をすることで、開放的な住空間を実現します。
たとえばスウェーデンハウスの狭小住宅の事例でも、玄関ホールをなくしてLDKと直接つなげたことで、LDKスペースの開放的な空間を実現している住まいもあります。
家族間のプライバシーにこだわる
小さい家は、家族同士の距離も近くなるメリットもある一方、お互いのプライバシーが確保できなくなるデメリットもあります。
子どもがひとりになれるスペースや、仕事や趣味に集中できるスペースを設けるなど、家族間のプライバシーにもこだわった間取りを検討しましょう。
たとえば1階にはお風呂や洗面台などの水回りを集約し、家族の集まるLDKは2階、3階に各個室という間取りにすることで、狭小住宅でも家族間のプライバシーを確保しやすい住まいが実現します。
小さい家(狭小住宅)のメリット

小さい家ならではの、以下のようなメリットも多くあります。
- 家事における移動時間を節約できる
- 建築+土地の予算を最小限にできる
- 庭や駐車場を広くできる
- 家族の距離が近く、会話が増える
- 不要&大きな物を買わない思考習慣が身につく
- 空調がききやすい
- メンテナンス費用を抑えられる
- 税金が安くなる
小さい家の主なメリットを解説します。
家事における移動時間を節約できる
小さい家は、家の全体面積そのものが小さいため移動時間が短くなるメリットがあります。
家事の移動距離も短くなるため、家事の時短となる家事動線が取りやすくなるのです。
さらに、大きな家よりも掃除する面積が少ないため、掃除が時短になる、といったメリットもあります。
建築+土地の予算を最小限にできる
小さい家は、大きな家を建てるよりも予算を抑えて住宅を建てることもできます。
基本的に住まいは坪数が大きければ大きいほど価格が高くなるため、小さい土地のスペースを有効活用して家を建てる小さい家は、予算を抑えて住まいを建てたいときにも選択肢となります。
土地は小さくなるものの利便性を考え、郊外ではなく都市部に家を建てたいときなども小さい家が検討されるでしょう。
庭や駐車場を広くできる
ある程度の広さの土地に狭小住宅を建てた場合、庭や駐車場といったスペースとして使用することもできます。
家は小さく建てて、ガーデニングや農作業ができる庭を設けたり、車を2台以上停められる広い駐車場を設けたり、といったことも可能です。
家族の距離が近く、会話が増える
小さい家は家全体のスペースが小さくなることから、家族が共有する空間も多くなります。
自然と家族の距離が近くなるため、コミュニケーションの機会も増えることでしょう。
不要&大きな物を買わない思考習慣が身につく
小さい家は、居住スペースも収納も限られています。
不要なものや大型のものを購入してしまうと、その分居住スペースや収納を圧迫してしまうことになるでしょう。
「欲しいけれども、置く場所がない」「使わないかもしれない」と考え、不要なものや大きなものを安易に購入しなくなります。
そのため、家の中が不要なものであふれてしまう、ということも防げます。
空調がききやすい
家の中の面積が小さければ小さいほど、冷暖房効率がアップします。
小さい家なら限られた数の空調でも効率よく冷暖房がききやすくなるため、毎月の光熱費の節減にもつながるでしょう。
メンテナンス費用を抑えられる
小さな家は、屋根や外壁をはじめとした修繕が必要な部分も小さくなります。
家の機能を保つためのメンテナンス費用を抑えられるのも、狭小住宅ならではのメリットです。
税金が安くなる
家や土地といった不動産を取得すると、固定資産税や都市計画税といった税金がかかります。
狭小住宅の坪数によっては小規模住宅用地となり、一般的な大きさの住まいにあたる一般住宅用地と比較すると、税金が安くなる傾向にあります。
実際の税率は居住地の自治体によって異なるため、詳細は確認してみましょう。
小さい家(狭小住宅)のデメリット

小さい家には、小さい家ならではの以下のデメリットもあります。
- 室内がゴチャゴチャしがち
- 大きな家電や家具の置き場に困る
- ゲストが家に来た時に不便になる
- 家族の距離が近くケンカになりやすい
- 室内での運動や遊びが難しい
- 階数が増えて高齢者や幼児の移動が困難になる
- 隣家との距離が近い
- 防音やニオイ対策が必要
- 採光が風通しが取りにくいことがある
それぞれのデメリットについて解説します。
室内がゴチャゴチャしがち
小さい家は限られたスペースで居住空間や収納を確保するため、どうしても室内が雑多になりやすいデメリットがあります。
使わなくなったものは処分する、見せる収納を検討するなどの工夫で、室内の生活感をなくすことは可能です。
大きな家電や家具の置き場に困る
小さい家は家の面積そのものが小さいことから、大型の家電や家具を設置すると居住スペースを圧迫してしまうことも多いです。
また、リビングなどに大型の家電や背の高い家具を設置すると、圧迫感が出て部屋が狭く感じてしまうこともあるでしょう。
大型の家電や家具は購入時に置く場所を確保したり、設置場所を検討したりといった工夫が必要です。
ゲストが家に来た時に不便になる
小さい家だと、来客があったときに対応できる場所がない、宿泊場所がないといったことも多く発生します。
リビングの一角に来客にも対応できるスペースを作る、宿泊は遠慮してもらうといった工夫が必要になります。
家族の距離が近くケンカになりやすい
小さい家は家族の距離が近くなり、コミュニケーションが取りやすい一方で、家族とのケンカが起きやすいデメリットがあります。
ケンカが起きないように一定のスペースは確保する、家族それぞれでプライバシーが確保できる部屋を作る、といった工夫でケンカを防ぎましょう。
室内での運動や遊びが難しい
小さい家では、室内で運動や遊びのためのスペースを確保しにくいデメリットがあります。
運動不足でかんたんなエクササイズを家でしたいときや、小さな子どもが雨の日に家で遊びたいときなどに、手狭さを感じることもあるでしょう。
階数が増えて高齢者や幼児の移動が困難になる
狭小住宅では、居住スペースを確保するために地下室や3階部分を作ることもあります。
縦の方向にスペースが生まれるメリットがある一方で、階段による移動が増えるのがデメリットです。
高齢者の方や小さな子どもが家族にいる場合、階段による移動が負担になる、急な階段だと転落などの危険があるなどの問題が発生します。
階段に手すりやゲートを付けるなどの安全対策をする、高齢者の家族の部屋は1階にするなど、階段による移動の手間や危険を防ぐための工夫を行いましょう。
隣家との距離が近い
狭小住宅は、都市部などの住宅が密集している地域に建てるケースも多いです。
隣家との距離が近いことから、隣からの目線が入りやすいデメリットがあります。
窓の位置を工夫するなど、お互いのプライバシーを守れる工夫が必要です。
防音やニオイ対策が必要
隣家との距離が近いため、生活音や生活のニオイなどでお互いにトラブルとなってしまうことがあります。
防音対策やニオイがもれない工夫などを行いましょう。
採光や風通しが取りにくいことがある
狭小住宅で周辺に住宅が密集している場合、日当たりや風通しが悪くなるデメリットがあります。
特に1階部分は採光や通風が取りにくくなる傾向にあります。
生活空間になるリビングを2階部分に持って行く、1階部分は収納や納戸を中心にするなど、採光や風通しを考えた間取りを検討しましょう。

小さい家(狭小住宅)がオススメな事例・実例

狭小住宅はデメリットはあるものの、場合によってはメリットを最大限享受できる住宅です。
小さい家がおすすめとなるケースを順に解説します。
都市部で土地の広さに制限があるケース
都市部は土地の価格が高いことに加えて、すでに住宅が密集していることも多く、これから住宅を建てるために取得する土地も小さくなる場合が多いです。
ただし、都市部には郊外にない利便性の高さがあります。
土地の広さよりも駅に近く通勤や通学、普段の生活に便利な都市部の立地に家を建てたいときには、狭小住宅が選択肢となるでしょう。
建物+土地の予算を抑えたいケース
狭小住宅は、建物の面積や土地の坪数も小さくなるため、住まいの総建設費用が安くなるメリットがあります。
家の広さやこだわりよりも、できるだけ予算を抑えてマイホームを建てることを優先したいときも、狭小住宅が向いていると言えるでしょう。
家族の人数が増えないとわかっているケース
将来的に家族の人数が増えないことが確定している場合も、狭小住宅が向いています。
逆に子どもが生まれる、両親と同居するといった予定がある場合、狭小住宅だと家族分の居住スペースが少なく手狭になってしまう可能性が高いです。
子どもがすでに独立した夫婦ふたり暮らし、ペットとひとり暮らしといった、家族の人数が増えないときには、狭小住宅の限られたスペースでも家族分の居住スペースを確保した暮らしが実現できます。
スウェーデンハウスで小さい家を建てるならどの商品がオススメ?

スウェーデンハウスで小さい家を建てるなら、以下の商品がおすすめです。
- Treシリーズ
- ラーゴム キュービスク
それぞれの商品の特徴を解説します。
Treシリーズ
Treシリーズは、スウェーデンハウスの3階建て住宅のラインナップです。
都市部の限られたスペースを有効活用できる、3階建ての住宅が実現できます。
Treシリーズは、屋根の形によって以下の3種類の商品が用意されています。
- GRAN(グラン)…切妻屋根で存在感のある住宅
- Lind(リンド)…寄棟屋根で水平ラインの美しい住宅
- Alm(アルム)…大屋根のダイナミックな住宅
ラーゴム キュービスク
「ラーゴム キュービスク」は、ワンフロアで完結する暮らしが実現する商品。
スウェーデン語で「ラーゴム」はちょうどいい、キュービスクは「立方体」を意味する言葉です。
1LDK、1LDK+αの間取りの住まい、かつ耐震性・省エネにもすぐれた住まいづくりが実現します。


