「トヨタホームで調べたら『やばい』って表示されたんだけど、大丈夫なのかな?」
トヨタホームで家づくりを検討している方におかれましては、たくさんの情報を集めていると、ネガティブな情報にも触れることになるでしょう。
しかしながら、匿名の方々の声やウワサレベルの話もたくさんあるため、何を信じればいいか迷っている方が多くいると思います。
そこで今回の記事では、トヨタホームがやばいと言われる理由について、中立的な立場で忖度なしに解説していきます。
トヨタホームはやばいって本当?どんな会社?
トヨタホームの口コミの中には「やばい会社」という書き込みもありますが、ほとんどはポジティブな意味での「やばい」です。
トヨタホームの何が「やばい」のかを確認し、家づくりの参考にしてください。
世界のトヨタグループが家を作っているからやばい
トヨタホームは、自動車で世界的に有名なトヨタグループの住宅事業を行う関連会社です。
「よい品よい考」のスローガンのもと、自動車製造で培われた技術とノウハウを活かし、長く安心して住める「災害に強い家」を提供しています。
トヨタホームは鉄骨住宅を得意としていますが、鉄の劣化は錆(サビ)から始まるため、防錆対策が重要です。
自動車製造で培ってきた防錆技術「カチオン電着塗装」で、鉄骨ごと塗料の入った電着槽に浸すことで細部までむらなくサビ止めを行います。
この独自の技術により、60年間を想定した実験でもサビが発生せず、高耐久性を維持します。
さらにほかのハウスメーカーでは見られない車と家の連携も実現しており、車好きの方やトヨタ車オーナーに人気です。
「エネトリオ」と呼ばれる自宅と車の電気を相互移動できるシステムが充実しており、「V2Hスタンド」「クルマde給電」「かんたん充電」の3つから成り立っています。
鉄骨住宅の耐震性がやばい
トヨタホームの鉄骨住宅は災害に強い特徴があり、標準仕様で耐震等級3をクリアしています。
耐震等級3は消防署と同じレベルの耐震性で、数百年に一度レベルの大震災の揺れでも倒壊しません。
さらに自動車に採用されているショックアブソーバーから発想を得た、独自の耐震装置「T4システム」を搭載。
強靭な構造をもつ「パワースケルトン」と組み合わせることで、地震による建物の変形を軽減します。
トヨタホームの家で耐震実験を行い、震度7クラスの地震とその余震を想定した計90回の揺れを再現しましたが、構造体には損傷がありませんでした。
ユニット工法がやばい
ユニット工法とは、住宅の部屋単位(ユニット)を工場で事前に製造し、現場に運んでから組み立てる方法です。
トヨタホームのユニット工法は自動車製造で培った高精度な機械技術を応用し、住宅の約85%を工場で製造し、できる限り現場での人為的なミスを減らすよう設計されています。
ユニット工法を用いることで、一般的なハウスメーカーでは基礎工事から引き渡しまでの期間が約120日なのに対して、トヨタホームでは約45日と工期の短縮が可能です。
トヨタホームでは耐震性の高い「鉄骨ユニットラーメン構造」を採用しており、耐震性を実現しつつ、開放的な大空間や大開口な間取りを採用できます。
自動車のディーラー制度のやり方を転用していてやばい
自動車のディーラー制度は、自動車メーカーが効率的な販売網を構築するために採用している制度です。
メーカーが直接顧客に販売をせずに、全国各地のディーラーに車両販売やアフターサービスを委託しています。
トヨタホームではディーラー制度のやり方を転用し、住宅の建築・開発は本社が行い、顧客への提案や販売は各地域のフランチャイズ(FC)店が行っています。
FC店によるディーラー制をとることで、地域密着型の営業ができ、エリアに根ざしたサービスを提供可能です。
しかし、FC店ごとにサービスや営業担当者の質に差があるので、身近なトヨタホームオーナーから信頼できる店舗や営業担当者を紹介してもらうと安心です。
東海エリアの認知度が高くてやばい
トヨタホームは特に東海エリアでの認知度が高く、トヨタグループのお膝元の愛知県ではトップシェアを獲得しています。
東海エリアでの「トヨタブランド」への信頼性は他のエリアに比べ非常に高く、地元住民にとっても親しみのある企業の1つです。
東海エリアにはトヨタの社員が多く、トヨタホームを選ぶ傾向が高いため、トヨタホームも営業に力を入れています。
地元との強い結びつきが、トヨタホームの東海エリアでの認知度を高めています。
後悔したくないならハウスメーカーは1社だけに惚れ込まない!必ず比較しよう
ここで家づくりでの後悔を減らすための大事なポイントをご紹介します。
大事なポイントとは、いくら素敵なハウスメーカを見つけたとしても、最初から1社だけに決め込んで契約してしまうのはNGだということです。
なぜなら私たちは、各ハウスメーカーを比較するからこそ、自分が本当に家づくりに求めていることやこだわりが見えてくるからです。
人はいちど何か惚れ込むと他が見えなくなりがちですから、あえて冷静な視点を取り戻すためにも、あえて興味がなくとも他のメーカーに相談することをオススメします。
正しい比較……ですか?
そう。
家づくりで後悔しないためには、正しい比較をするための手順が大事なんだってさ。
ほうほう、その話は面白そうですね。
うん。これから家づくりを検討している人にはめっちゃ役に立つから、別記事「家づくりの順番を間違えて500万円損するところだった」は読んでほしいな。
個人的には「家づくりで実際に500万円損した人の話」が読みたいですね。
悪趣味だな……。
トヨタホームの営業がやばい?
トヨタホームの口コミを検索すると「営業がやばい」という書き込みがあり、不安になる人もいるかもしれません。
トヨタホームに限らず、どのハウスメーカーでもやばい営業担当者に当たってしまう可能性はあります。
トヨタホームの営業担当がやばいというのは一部
実際のところ、トヨタホームの営業担当者でやばいのは一部であり、営業担当者の対応に感謝しているポジティブな口コミもあります。
営業担当者も一人の人間であり、人間どうしなのでどうしても相性が合わないケースも。
相性の合わない営業担当者と家づくりを進めてしまうと、コミュニケーションが上手くとれず、家づくりの細かな希望が伝わりにくいです。
営業担当者との付き合い方のポイントについて確認しましょう。
しつこい営業の悪い点と良い点
営業担当者とのやり取りで、しつこい営業をされると嫌な気分になる人が多いのではないでしょうか。
実は、しつこい営業にも悪い点と良い点があります。
悪い点は強引な営業による不快感、自分のノルマ達成のための不要なオプションの提案などです。
しつこい営業には意外にも良い点もあり、熱心な営業担当者の頻繁なアプローチにより、家づくりの決断の後押しをしてくれる場合も。
キャンペーンなどのお得な情報を教えてくれる、手厚いサポートや迅速な対応で営業担当者の人柄を知るきっかけになるなど、前向きに作用するケースもあります。
理想的な営業担当ってどんな人?
理想的な営業担当はどんな人かを理解しておくと、自分に付いた営業担当者を見極める基準になります。
理想の営業担当者の特徴は主に以下です。
- レスポンスが早い
- こちらの希望を傾聴したうえで最適な提案をしてくれる
- 自社製品の特徴をしっかり理解しており、質問に回答できる
これらの特徴と反対で、レスポンスが遅く一方的な提案を強引にしてきて、質問しても答えられない営業担当者は、ハズレと言えるでしょう。
やばい営業が自分の担当になってしまったときの対処法
ハズレのやばい営業担当者に当たってしまった場合にはどうすればよいでしょうか。
家づくりの失敗に繋がりかねない事態なので、対処法を確認しましょう。
担当変更を依頼する
明らかに能力に問題がある担当者であればもちろんですが、どうしても相性が合わない場合にも、担当変更を支店長や本社に依頼してみましょう。
相性が合わないくらいは我慢すればよいと思う人もいるかもしれませんが、コミュニケーションが取りづらく細かい希望を伝えられないのは、家づくりにとって致命的です。
理想の家を実現するには、営業担当者との信頼関係は基本ですので、慎重に対応しましょう。
すべてのやり取りを記録を残す
すぐに担当変更にならない場合もあるので、トラブルを防ぐためにもハウスメーカーとのやり取りはすべて記録を残しましょう。
原則としてハウスメーカー側で書類にやり取りは残しますが、自衛のためにも録音データなどで記録を残すと安心です。
証拠があれば言った、言わないのトラブルも防げますし、ハウスメーカーと交渉する際にも有利になります。
他社のハウスメーカーにも相談する
ハウスメーカーを検討する際に、複数社を比較検討するのは、提案内容や見積もり費用の妥当性を見極めるうえでも重要です。
その際に他社のハウスメーカーの営業担当者に相談することで、客観的に現状を理解し、対応について検討できます。
相談した他社ハウスメーカーの営業担当者との相性が良く、ハウスメーカーを変更したオーナーもいるので、やばい担当に当たってしまった時はまず周りに相談してみましょう。
やばい営業ではなく優秀な営業と出会うための方法
やばい営業担当者ではなく、初めから優秀な営業担当者と出会うにはどうしたらよいでしょうか。
原則としてこちらから営業担当者を指名はできず、住宅展示場などでたまたま説明に付いた担当者がそのまま担当になる場合がほとんどです。
この時点で優秀な営業担当者に出てきてもらえるよう、あらかじめトヨタホームで家を建てる意思を問い合わせなどで伝えてから、住宅展示場に行ってみましょう。
契約の可能性が高ければ、優秀な営業担当者が出てくる可能性が高まります。
トヨタホームで家を建てたオーナーから紹介してもらう
知人にトヨタホームオーナーがいないか探して、優秀な営業担当者を紹介してもらう方法もあります。
オーナー紹介制度を利用すると、豪華特典や建物本体価格からの割引なども受けられお得です。
知り合いのトヨタホームオーナーから、営業担当者の人柄についても聞くことができて安心なので、ぜひ積極的に周りにトヨタホームオーナーがいないか探してみてください。
家を建てる時にしてしまったらやばいこと
家を建てる時に、知らずに建て始めてしまい後から後悔することのないように、事前の下調べはしっかりとおこないましょう。
これから解説する3つのポイントは、最低限抑えたうえで家づくりを始めることをおすすめします。
地盤が悪い、災害に弱い土地を選ぶとやばい
どんなに耐震性の高い家でも、家を建てる土地の地盤が弱かったり、災害に弱い土地だったりでは何の意味もありません。
家を建てる前には必ず地盤調査を行い、地盤が弱い場合には地盤改良工事が必要です。
災害についてはハザードマップを確認し、洪水や土砂災害、地震のリスクについて確認します。
役所や不動産会社に問い合わせて、過去の災害履歴の確認をすることも有効な手段です。
どんなに素晴らしい家でも、地盤や土地に問題があれば、最悪の場合住み続けることができなくなってしまいます。
理想の家づくりの前に、地盤調査や災害リスクについては必ず確認しましょう。
価格の安さだけでハウスメーカーを選ぶとやばい
予算がないからといって、価格の安さだけでハウスメーカーを選んではいけません。
大手ハウスメーカーであれば倒産の心配はありませんが、安さだけを売りにしている中小規模のハウスメーカーは経営難に陥り倒産するリスクも。
家づくりの途中でハウスメーカーが倒産してしまえば、建築途中で家づくりが止まってしまい、保証もしてもらえずにお金と時間が無駄になってしまいます。
無事に家が完成したとしても、安かろう悪かろうで耐震性や安全性に不安のある家になってしまう可能性もあります。
また初期費用の安さだけを重視したあまり、光熱費やメンテナンス費、修繕費が高くなり、トータルコストで見ると、大手ハウスメーカーで建てるよりも高くなることも。
予算と相談することは大事ですが、価格の安さだけに目を向けず、安心して長く住み続ける家を建てることのできるハウスメーカーをしっかりと調べて選びましょう。
知名度だけでハウスメーカーを選ぶとやばい
有名なハウスメーカーならどこでも安心だろうと安易に選ぶと後悔しがちです。
知名度の高いハウスメーカーの家が、あなたの理想の家と同じわけではないからです。
ハウスメーカーにはそれぞれ得意分野があるので、自身の家づくりに合うハウスメーカーを選ばないと、希望通りの家づくりができません。
耐震性などの家の性能や、こだわりの間取りを実現するデザイン性など、ハウスメーカーによって実現可能かどうかが異なります。
自分の家づくりに合うのはどのハウスメーカーなのか、知名度だけにとらわれずに、予算と間取りを複数のハウスメーカーで比較検討して決めましょう。
まだ家は建てるな!家づくりの順番を間違えて500万円損するところだった話
家づくりの記事を熱心に読んでくれてる人にだけ教えてあげたいことがあってさ。
なんでしょう?
2年前に注文住宅を買ったウチの姉ちゃんが「家づくりの順番を間違えて500万円損するところだった」って言ってたんだよね(※実話です)。
500万円の損失は痛いですね。
平均的な年収で1年働かないと得られない金額ですからね。
たしかに家づくりってトータルで何千万円の買い物だから、実際に「高級車1台分の失敗もある」って聞くと恐ろしくてさ。
逆に言うと、「家づくりの正しい手順」と「家づくりに役立つ制度」の2つさえ押さえておけば、失敗確率はゼロに近づけられますからね。
熱心にこの記事を読んでくださってる方には、家づくりで失敗してほしくないですね。
ウチの姉ちゃんは、契約直前に失敗に気づいてイチからやり直せたからよかったけどさ、気づかなかったら……
一年分の収入を失ってましたよね。
僕もこれから読みますね。
お前、読んでなかったのかよ!
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