「タマホームでは良質な平屋を総額1500万円以下の価格で建てられる実例がある」
という広告を見たことはありますか?
タマホームの平屋の広告を見たとき、
「家の段差を気にしなくていい新築の平屋(2LDK)が1500万円以下で買えるっていいな」
「2、3人で広々と住める3LDKや4LDKの間取りの平屋だと、いくらで建つんだろう?」
と老後の快適な暮らしについて思いを巡らせました。
しかしながら、タマホームといえば価格の安いローコスト住宅メーカーのため、
「価格が安いのは魅力だけど、ちゃんとした家が建つのかな?」
「気温差によるヒートショックが怖いから、断熱性能はどうなのかな?」
と家の性能が気になる人も多いはずです。
そこで今回の記事では、タマホームの平屋について、価格や坪単価だけでなく、後悔しないための性能やアフターサポートに関する評判や口コミも詳しく解説していきます。

ローコスト住宅メーカーとして有名なタマホームで平屋を建てたい人は多いかもな。

平屋はいつの時代も人気ですが、日本では特にシニア層は退職金や年金を使って、老後の新築の建て替えに平屋を選ぶ人も多いですからね。
タマホーム平屋の商品ラインナップと坪単価・総額

まずはタマホームの主力商品ラインナップ別に、平屋の坪単価、間取りと総額、断熱性能、耐震等級を表にまとめました。
大安心の家(平屋)
坪単価 | 35万円~65万円 |
間取り3LDK/45.2坪の総額(実例1) | 1,500~2,000万円 |
間取り3LDK/29.1坪の総額(実例2) | 1,500~2,000万円 |
断熱性能 | 等級5 |
耐震等級 | 耐震等級3(最高ランク) |
木麗な家(平屋)
坪単価 | 35万円~65万円 |
間取り2LDK/28.9坪の総額(実例) | 1,500~2,000万円 |
断熱性能 | 等級4 |
耐震性 | 耐震等級3(最高ランク) |
ガレリアート(平屋)
坪単価 | 35万円~65万円 |
間取り3LDK/30.2坪の総額(実例) | 1,500~2,000万円 |
断熱性能 | 等級5 |
耐震性 | 耐震等級3(最高ランク) |
シフクノいえ(平屋)
坪単価 | 35万円~60万円 |
間取り3LDK/28.5坪の総額(実例) | 1,200~1,800万円 |
断熱性能 | 非公開 |
耐震性 | 耐震等級3(最高ランク) |
タマホーム平屋の間取り別の価格(実例)
続いては、間取り別の価格について、実例をもとに表にしました。
間取り | 坪数 | 坪単価 | 総額 |
2LDK | 28.9坪 | 52~60万円 | 1500~1700万円 |
3LDK | 28.5坪 | 42~60万円 | 1200~1600万円 |
3LDK | 45.2坪 | 35~45万円 | 1500~2000万円 |
4LDK | 38坪 | 47~52万円 | 1800~2000万円 |

坪単価はざっくりとわかったけど、結局はオプションやらで金額は変わるもんなんでしょ?
みんな、どうして他人の家の坪単価や総額が知りたいんだろう?

坪単価や総額を調べている方は大きくわけると2つのパターンがあって
・予算内に収まるハウスメーカーを調べている方
・商談中に提示された見積もりが適正なのかを調べている方
ですね。

なるほどね。
しかし、各メーカーの坪単価を一個一個調べるのって時間かかりそうだな……。

そうですね。正直に言って、ひとつひとつを調べていくのは時間の無駄ですよ。
似たような価格帯のハウスメーカーの公式情報が知りたければ、「LIFULL HOME’S(ライフルホームズ)」を使うと、めちゃくちゃ時短で解決できます。


ふーん、「LIFULL HOME’S」ってアパートとかマンションの賃貸物件の情報サイトがあるのは知ってたけど、注文住宅の情報サイトもあるのね。

色んなハウスメーカーの坪単価や参考本体価格を見ながら、気になる会社の公式カタログが取り寄せられるので、家づくりを検討してる人は利用して損はないと思います。
しかも、公式の特設ページからカタログを取り寄せると、「ためになる家づくりノート」が無料でゲットできるのでガチでオススメです。

へー、そんなオマケがあるのは嬉しいな。

ところで、商談中に提示された見積もりが適正なのかを調べている方におすすめのサービスって知ってます?

うーん、、、どのサービスだろう?

前に家康くんとお姉さんで会話されていた「家づくりの順番を間違えて500万円損するところだった話」の中にヒントがありますよ。

あー!あれか!
たしかに値引き交渉の材料集めしてたら、適正価格を見極められるな!

タマホーム平屋のメリットとデメリット
タマホームで平屋を建てることのメリットとデメリットの両面について、他ハウスメーカーとの比較の上で、下記にまとめました。
メリット | ・建築実績が多いから近場で事例が見つけやすい ・標準仕様で長期優良住宅に対応している商品が多数 |
デメリット | ・間取りにこだわりたい人には不向き ・標準仕様から外れすぎるとコストがかさむ |
それぞれのポイントを詳しく解説します。
メリット:建築実績が多いから近場で事例が見つけやすい
人気の大手ハウスメーカーの最大のメリットは、近所で事例が見つけやすい点です。
なぜなら、
「本当にタマホームなら安心?それともやめたほうがいい?」
の判断材料として最も確かな情報を得ることができるからです。
記事を書いている筆者が言うのはおかしな話かもしれませんが、正直に言います。
書物やネットの情報は、実物の情報には勝てないのです。
実際に家の中を見せてもらったり、建築前後のリアルな話を聞くことでしかわからないこともあるからです。
だからタマホームで建築実績の多いタマホームなら、近所にも平屋を建てた人がいるはずなので、絶対に話を聞きに行ったほうがいいです。
タダで話を聞くことに抵抗があるなら、手土産を持ってお願いしにいきましょう。
どんな手土産がよいかわからなければ、住宅展示場に行けばもらえるギフトカードを持参してもいいです。
ぜひこのメリットは、確実に有効活用してください。

たしかに論より証拠で、実例には勝てんわな。
メリット:標準仕様で長期優良住宅に対応している商品が多数
タマホームの住宅商品の大半が、標準仕様で長期優良住宅の申請ができるグレードのものとなっています。
家は長く住むからこそ、安かろう悪かろうな性能の家ではなく、断熱性や耐震性に優れた性能の家を選ぶことを強く推奨しています。
タマホームだと標準仕様で非常に低コストでパフォーマンスの高い家になるので、予算を抑えつつも快適な家にしたい人にオススメです。
デメリット:間取り提案にこだわる人には不向き
たとえば、次のような人には、あまりこのデメリットは感じないかもしれません。
「間取りはたしかに大事だけど、セオリー通りの提案ならOK」
「間取りはこっちから希望をガシガシ伝えるから、それを可能な範囲で実現してくれればOK」
しかしながら、
「プロならではの、自分じゃ思いつかないような間取り提案を受けたい!」
と、間取り提案にこだわる人は、タマホームと合わない可能性があります。
なぜならタマホームでは営業担当が間取り提案をするからです。
他のハウスメーカーや工務店の場合は、打合せ段階から設計士が同席し、間取り提案をするケースもあるので、設計士がいるところと比較すると不満を持ってしまうこともあります。
また、間取り提案は「提案経験の量に基づくセンス」と「建てた後の住み心地のイメージ」による差が大きく、担当につく営業担当の力量によって間取り提案の充実度が左右されます。
そのため営業担当によって当たり外れの差が大きいのがタマホームだと言われています。
デメリット:標準仕様から外れすぎるとコストがかさむ
タマホームが「良質低価格」を実現できている秘訣は「規格品の大量仕入×大量販売」にあります。
もし、この「規格品の大量仕入」がすべて「特注品の大量仕入」になってしまったら、多くのコストがかかってしまい、低価格は不可能になることは誰しもがすぐに理解できることでしょう。
すなわちタマホームでは、標準仕様の「規格品」を選んだ場合の価格は安くなりますが、標準仕様から外れた「特注品」を選ぶと、他メーカーと同じくらいの価格になってしまいます。
それではタマホームの強みを打ち消してしまうことになりかねないので、
「いかに標準仕様で納得できるか」
を確認しておくことが必要です。
タマホーム平屋が選ばれる理由
母と住む家の建て替えで平屋を選びました。
それまでは2階建ての家に住んでいたのですが、母が65歳を超えて、そろそろ段差が厳しくなっていて。
前に家を買ったのが30年前で、当時中古物件を買ったこともあり、かなり老朽化していました。
マンションやアパートに住むことも検討しましたが、すでに土地を持っていることや、同じ家賃で古びた共同住宅に住むことを考えると、新築が良いなあと母が言っていました。
家について調べていくと、タマホームで平屋を安く建てられることを知り、そこから検討が始まりました。
他のハウスメーカーや工務店も回りましたが、予算と性能と知名度で見てもタマホームがいちばんでした。
また、決め手は知り合いがタマホームで家を建てていて、
「特に不満はなかったよ」
と言っていたので信頼しました。
結果的に家が建つまでのあいだ、いくつか不具合はありましたが、すぐに対応してくれたので、満足のいく平屋が立ちました。
母も私も気に入っていて、「あのときマンションやアパートに行かなくてよかったね」と口を揃えて満足しています。
(40代、女性)
タマホーム平屋の口コミと評判

最後にタマホームの平屋の口コミや評判について、Twitterから気になったものをピックアップしました。

好意的なツイートばっかりだけど、ネガティブなツイートはなかったの?

このブログの筆者は忖度なしでツイートを掲載しますが、今回は見当たらなかったようですね。
まだ家は建てるな!家づくりの順番を間違えて500万円損するところだった話

家づくりの記事を熱心に読んでくれてる人にだけ教えてあげたいことがあってさ。

なんでしょう?

2年前に注文住宅を買ったウチの姉ちゃんが「家づくりの順番を間違えて500万円損するところだった」って言ってたんだよね(※実話です)。

500万円の損失は痛いですね。
平均的な年収で1年働かないと得られない金額ですからね。

たしかに家づくりってトータルで何千万円の買い物だから、実際に「高級車1台分の失敗もある」って聞くと恐ろしくてさ。

逆に言うと、「家づくりの正しい手順」と「家づくりに役立つ制度」の2つさえ押さえておけば、失敗確率はゼロに近づけられますからね。
熱心にこの記事を読んでくださってる方には、家づくりで失敗してほしくないですね。

ウチの姉ちゃんは、契約直前に失敗に気づいてイチからやり直せたからよかったけどさ、気づかなかったら……

一年分の収入を失ってましたよね。


僕もこれから読みますね。

お前、読んでなかったのかよ!
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