家を建てた後の保証やアフターサービスは、ハウスメーカー選びにおいて大事な要素のひとつです。
そのため、これからタマホームで家を建てようかと検討している人にとっては、
「タマホームの保証やアフターサービスって他の会社と比べると、どうなんだろう?」
「タマホームの建築後の評判や口コミにネガティブな声はないのかな?」
と気になることがたくさんあることでしょう。
そこで今回の記事では、タマホームの保証やアフターサービスについて忖度なしで解説していきます。
タマホームの公式サイトには載っていないリアルな評判や口コミ、後悔しないためのポイントもお伝えします。
ちゃんとした家を建てるのは契約として当然のことだけど、人がやることだから、何かあったときの保証やアフターサービスが大事だよな。
そうですね。アフターサービスの内容で企業姿勢、大切にしているところが見えるものですから、ハウスメーカー選びでは必ず確認しておきたいポイントですね。
たしかに俺の姉ちゃんも、「家づくりの順番を間違えて500万円損するところだった」の話の中で、メーカーを選ぶためのポイントを間違えるなって言ってたな。
タマホームの保証・アフターサービス
まずはタマホームの保証やアフターサービスの概要について、基本的な情報を表にまとめました。
保証内容 | ・地盤保証制度(10年) ・住宅瑕疵担保責任保険(10年) ・シロアリ補償(10年) |
保証期間 | ・基本の保証期間は10年 ※保証延長の期間は最大で30~60年 |
アフターサポート | ・ハッピーライフクラブ (住宅トラブルのサポート) |
連絡先(総合窓口の電話番号) | 0120-923-000 |
利用者の評価(口コミ・評判) | ・無事に扉などの修理は完了。家の性能的には問題ない ・タマホームの時は1年間ずっと定期的にみにきてくれた ・いとこがタマホームで新築建てて、隙間があるとか傾きがあるとか揃ってないとか言ってて恐怖してる |
それぞれもう少し詳しく解説します。
地盤保証制度
家を建てる際、契約後、最初に実施するのが地盤調査です。
地盤調査とは、建築予定の土地の強度を調べること。なぜ調べるのかというと、土地の強さに合わせて必要な基礎工事の内容が異なるからです。
たとえば土地が強ければ必要最小限の基礎工事で済むものの、土地が弱いとそのままでは家を建てた後に不具合が出る危険性が高いため、基礎を補強しなければなりません。
長く住む家ですし、最悪のケースでは家に住めなくなることもありますので、地盤調査は必ず実施されています。
住宅瑕疵担保責任保険
やや難しい名称ですが、内容はシンプルです。
住宅瑕疵担保責任保険とは、簡単に言うと、雨漏りや構造躯体の欠陥への保証です。
引き渡しから10年以内に欠陥が見つかれば修繕は必須で、場合によっては金銭による賠償請求も可能となります。
この住宅瑕疵担保責任は、すべての新築住宅が対象となり、タマホーム以外のハウスメーカーや工務店でも同様の保証をしています。
シロアリ10年補償
シロアリは木造住宅の大敵。シロアリによって木造の躯体が侵食された結果、最悪なケースでは大地震などで倒壊してしまった家もあると言われています。
タマホームでは、建築後10年以内にシロアリ被害に遭った場合に、保証約款に基づいて補償される制度があります。
タマホームはシロアリ対策として
・基礎パッキン工法による床下の換気
・土台にはシロアリを寄せにくいヒノキ材を採用
していることで、木造住宅の価値を高めているのです。
最大保証期間
タマホームでは引渡し後10年の瑕疵担保期間を過ぎると、その後は有料での保証延長になります。
また、保証延長は、定期点検と有償メンテナンスを実施していることが前提で10年ずつの延長が可能に。
保証延長の最大期間は、長期優良住宅の場合は最大60年、長期優良住宅認定外の場合は最大30年です。
ハッピーライフクラブ
タマホームでは、住宅トラブルに24時間365日対応してくれる「ホームアシスタントサービス」があります。
たとえば、「トイレが詰まってしまった!」「なぜか部屋の電気がつかない」といったトラブルがあっても、専門スタッフが駆け付けて、一次対応してくれます。
また、換気フィルターの交換、電球や蛍光灯の交換、火災報知機の交換など、交換が難しい作業でも対応してくれます。
他にも、各種修理や有償対応が値引き価格になるといった特典があります。
タマホームの10年保証の点検スケジュール
タマホームでは引渡から10年の保証期間において、下記のスケジュールで点検をしています。点検時に確認することを表にしました。
3ヶ月目 | 住み始めで気になること |
6ヶ月目 | 季節の変化で気になること |
1年目 | 年間を通じて気になること |
2年目 | 2年目で気になること |
5年目 | 建物の管理状態を確認する |
10年目 | 保証延長の有無を確認する |
タマホームと同価格帯のローコスト住宅メーカーの保証比較
ここまではタマホームの保証・アフターサービスの解説でしたが、最も気になるのは、他のローコスト住宅メーカーとの比較です。
基本保証の比較表を作成しましたので、以下に掲載します。
アイフルホーム | ・構造保証20年、シロアリ補償10年、雨水10年 |
アイダ設計 | ・構造保証10年、シロアリ補償10年、雨水10年 |
アエラホーム | ・構造保証10年、シロアリ補償10年、雨水10年 |
レオハウス | ・構造保証20年、シロアリ補償10年、雨水10年 |
ユニバーサルホーム | ・構造保証10年、シロアリ補償5年、雨水10年 |
どこも似たり寄ったりだね。
アフターサポートのコスト構造はどのメーカーも同じようなものですからね。
ただし、メーカーによっては倍近い差になっているところもあるので、注意が必要ですよ。
タマホームの保証やアフターサービスの口コミや評判
続いてはタマホームの保証やアフターサービスに関する口コミについて、Twitterから目立ったものをピックアップしました。
タマホームの時はサポートが手厚かったってことか。
他のメーカーで対応が悪いのかしら。
アフターサポートの手厚さがリアルでの口コミにつながる好例ですね。
これは恐怖すぎる。傾きって地盤の問題じゃないよな?
完全完璧な家はないので、どの家も一部修理が発生するのはやむをえませんね。
タマホームの延長保証のメンテナンス費用
タマホームの延長保証のためのメンテナンス費用は、家の大きさなどによって変わりますが、費用の目安は100~200万円前後とのことです。
「1年あたり12万円の積み立て」
というように説明されるケースもあり、おおよそ150万円は見込んでおいたほうがよいでしょう。
タマホームの保証対象外の修理依頼
家の不具合において保証対象外の場合は、都度見積もりとなります。
見積もりが高額だと思われる場合や、10年の瑕疵担保に関係のない場合は、他の業者から相見積もりをとることもオススメします。
【悲報】注文住宅の価格が値上がり続ける不都合な真実
そういえば最近の物価高の影響で、タマホームも値上げしてるらしいな。
住宅業界の一部でも話題になってましたね。
この前、俺の姉ちゃんが「どうせいつか注文住宅を買うなら、前倒しで行動しておけ(※)」って言ってたんだよね。
それが現実になっていて怖いんだよな。
※別記事「家づくりの順番を間違えて500万円損するところだった」を参照
物価高だけじゃなくて、金利も減税も厳しくなりつつあるので、買うタイミングを間違えると大損しますからね。
「今が買い時!」って確信したらすぐに決断できるためにも、家を建てるための情報収集はしておいたほうがいいですね。
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