本記事では、スウェーデンハウスが最悪という評判・口コミが流れている理由について徹底解説します。
スウェーデンハウスでの家づくりを検討しているものの、「最悪」というウワサがあふれているため、どうしようか迷っている方も多いのではないでしょうか。
本当に最悪なのか、それとも一部の声が大きくなっているだけなのか、気になるところです。
スウェーデンハウスに関する悪評の背景にある事実関係を考察し、問題点とその対策についても解説するので、ぜひ参考にしてください。
スウェーデンハウスが最悪なのはデマ?どんな会社?

ネットでは「スウェーデンハウスは最悪」と書かれた記事や口コミを目にします。
しかし実際のところ、スウェーデンハウスは決して最悪な会社ではありません。
むしろハウスメーカーの中では超優良企業で、北欧スタイルにこだわった高品質な住宅を提供しているとの評判が多いです。
スウェーデンハウスは、1984年に設立された比較的若いハウスメーカーです。
北欧の伝統的な建築技術と日本の気候にあった設計とをかけあわせ、世代を超えて住み継げる家づくりを目指しています。
スウェーデンハウスはオリコンランキングでの満足度が高い
スウェーデンハウスは最悪と主張する記事や口コミがある一方で、オリコンランキングでは高い顧客満足度を獲得しています。
オリコン顧客満足度ランキングは、ハウスメーカー55社を対象に、実際にサービスを利用した17,196人からのアンケートの回答をもとに作られています。
2024年のオリコン顧客満足度ランキング「ハウスメーカー(注文住宅)」部門において、スウェーデンハウスは総合1位(※)を獲得。
※出典:【2024年】ハウスメーカー 注文住宅 満足度ランキング|オリコン顧客満足度
https://life.oricon.co.jp/rank-house-maker
2015年から10年連続での1位獲得です。
それぞれの評価項目でも、すべての項目で1位となっています。
特に、住宅の性能やデザインといった項目で高い評価を集めました。
オリコンランキングの結果を踏まえれば、スウェーデンハウスが人気を集める理由は下の3つにまとめられます。
- 寒冷地でも快適に過ごせる高い断熱性と気密性
- 阪神大震災クラスの地震にも負けないすぐれた耐震性
- 北欧を連想させる美しいデザイン
なぜ最悪という声があるのか?
これだけ顧客満足度が高いにもかかわらず、「スウェーデンハウスは最悪」といった声が目立つように見えます。
ひとつの理由としては、ネットの世界では、否定的・批判的な声が、肯定的な意見よりも目立ちやすいからだと考えられます。
顧客満足度の高いスウェーデンハウスですから、不満を持つ人よりも、満足している人たちの方が多いでしょう。
しかし、一部の不満を持った人は、自分の特別な経験を発信する動機が強い傾向にあります。
すると、不満を持った人たちが発信した内容が目立つようになり、「最悪」との声が上がるのです。
かたよりなく情報を集めるためには、否定的な口コミだけでなく、肯定的または中立的な意見も意識して集めることが重要です。
スウェーデンハウスが最悪という評判・口コミの理由と考察

スウェーデンハウスが「最悪」という評判はどのように生まれるのでしょうか。
ひどい評判が立ってしまう、3つのケースを紹介します。
- 営業が最悪
- 施工現場が最悪
- 希望通りの家が建たず最悪
営業が最悪なケース
スウェーデンハウスの営業担当者に対する不満の声が、「最悪」という評判につながる場合があります。
たとえばゴリ押しが激しい担当者にあたってしまうと、施主の要望や予算を無視して、高額なオプションや仕様を勧められるかもしれません。
施主からすれば、スウェーデンハウスはとんでもないメーカーだと印象に残ってしまいます。
しかし「最悪」な営業がいるのは、スウェーデンハウス全体の問題とは考えづらいです。
むしろ一部の担当者の対応が原因となっている可能性が高いでしょう。
実際、営業担当者が親身に対応してくれたという感謝の口コミも、何個も見つけることができます。
施工現場が最悪なケース
施工現場において問題が生じ、「最悪」の評判につながるケースもあります。
スウェーデンハウスは高品質と評判が高く、その分、価格帯もやや高めです。
顧客が住まいに抱く期待は大きく、現場でのトラブルは悪評に直結します。
たとえば、スウェーデンハウスで新築住宅を購入したにもかかわらず、内装のできが期待外れであったと口コミがありました。
ほかにも
- スケジュールが大幅に遅れる
- 設計図と異なる工事・内装を勝手に進められる
など、施工現場ではさまざまなトラブルが生じます。
現場が最悪の状況となってしまう原因として、工事を引き受けている施工業者の質が低いことが理由として考えられます。
スウェーデンハウスは全国に展開しており、それぞれの地域の施工業者と協力しながら住宅建築を進めています。
家を建てる予定の地域において、施工業者は腕が立つかどうかが、マイホームのできばえに直結するのです。
スウェーデンハウスで家を建てるなら、その地域の施工会社について、口コミや評判を集めておきましょう。
ブログ記事やSNS、Googleマップにあがっている口コミなどを見てみるのがおすすめです。
希望通りの家が建たずに最悪なケース
顧客が期待していたマイホームと比べて、実際にできた住宅が希望通りでなかった場合もあります。
この場合もスウェーデンハウスへの期待が大きい分だけ、「最悪」という口コミにつながりかねません。
スウェーデンハウスで建てた家に住んでみると、設計時の予想とは異なるつくりで落ち込んだ人の口コミが見つかります。
もちろん、希望通りの家ができたと喜ぶ人たちは、「最悪」な思いをした人よりもたくさんいるでしょう。
先ほども紹介したとおり、スウェーデンハウスは高い住宅性能と北欧デザインが特徴です。
この2点を気に入って快適に過ごせている家庭も多いのです。
希望通りの家が建つには、優秀な営業担当がつくのはもちろん、施主も綿密に打ち合わせを進める必要があります。
打ち合わせや準備を通じて、スウェーデンハウスの住宅性能やデザインなどをきちんと理解するのが重要です。
そして家のためにいくらまでなら支出できるか、金額の上限をしっかり調べておくことが、希望通りの家を建てる第一歩です。
後悔したくないならハウスメーカーは1社だけに惚れ込まない!必ず比較しよう
ここで家づくりでの後悔を減らすための大事なポイントをご紹介します。
大事なポイントとは、いくら素敵なハウスメーカを見つけたとしても、最初から1社だけに決め込んで契約してしまうのはNGだということです。
なぜなら私たちは、各ハウスメーカーを比較するからこそ、自分が本当に家づくりに求めていることやこだわりが見えてくるからです。
人はいちど何か惚れ込むと他が見えなくなりがちですから、あえて冷静な視点を取り戻すためにも、あえて興味がなくとも他のメーカーに相談することをオススメします。


正しい比較……ですか?

そう。
家づくりで後悔しないためには、正しい比較をするための手順が大事なんだってさ。

ほうほう、その話は面白そうですね。

うん。これから家づくりを検討している人にはめっちゃ役に立つから、別記事「家づくりの順番を間違えて500万円損するところだった」は読んでほしいな。

個人的には「家づくりで実際に500万円損した人の話」が読みたいですね。

悪趣味だな……。
最悪なケースを回避するための対策

「スウェーデンハウスは最悪」という思いをしないために、具体的な2つの対策を詳しく説明します。
- 支店・営業所の評判や口コミを調べる
- 最悪な営業担当への対処を知る
こうした準備をきちんとしておけば、ひどい経験を避けられるでしょう。
自分が建てるエリアの支店・営業所の評判や口コミを調べる
支店や営業所の評判や口コミはできるだけ調べておきましょう。
スウェーデンハウスは全国に支店や営業所を展開しており、対応や評判が地域ごとに異なるかもしれません。
担当になる支店や営業所の様子は、前もって知りたい貴重な情報です。
こうした情報を集めるには、次のようなやり方を試してみましょう。
- SNSや住宅関連の掲示板、Googleマップなどの口コミを見る
- 地元の不動産屋を訪ねて支店の評判を聞く
- 実際に住宅展示場に行って相談してみる
スウェーデンハウスのオーナーのリアルな声を聞きに行く
スウェーデンハウスで家を建てたオーナーから、実際の声を聞くのもおすすめできる方法です。
オーナーの体験を聞けば、カタログやWebサイトだけでは分からない、気づきや評価を得られます。
どれだけ念入りに準備を重ねても、実際に住んでみると改善したい点が見つかるものです。
家を建てる上で失敗しやすい点を教えてもらえるのは貴重な機会です。
自分の身内や知り合いでオーナーがいれば、ぜひ話を聞いてみましょう。
もし親族や知り合いにオーナーがいない場合は、⼊居者宅内覧会へ参加してみるのもよいでしょう。
内覧会では実際の家を見られるだけでなく、オーナーに話を聞くこともできます。
最悪な営業担当に当たってしまったときの対処法
口コミや評判に気をつけていても、「最悪」と感じる営業担当者にあたってしまうかもしれません。
そのような状況になってしまったら、次の3つの対処法を試してみましょう。
- 担当者を変えるよう依頼する
- 商談などのやり取りを記録に残す
- 他のハウスメーカーにも相談する
担当変更を依頼する
営業担当とのやり取りに違和感や不信感を覚えたら、担当を変えてもらうようお願いしてみましょう。
担当者が変わることは、しばしばあります。
依頼するのを恥じたり、気にやんだりする必要はありません。
担当変更をお願いする際は次の点に気をつけると、依頼に応じてくれやすくなります。
- 感情的にならず、冷静に話をする
- 問題点をできるだけ具体的に話す
- スウェーデンハウスの家を建てたい熱意も伝える
担当者が変わったら、新しい担当と良好な関係を作るよう努めましょう。
過去の経験を引きずらず、新たな気持ちで家づくりを進めることが大切です。
商談などのやり取りの記録を残す
営業担当者とのやり取りに問題があるなら、記録を残すことが重要です。
たとえば、話すたびに発言内容が変わってしまう担当者は困りものです。
本当に自分たちの要望どおりに家が建てられるのか、不安になってしまいます。
こうした担当者に当たってしまったら、商談のやり取りを録音することが望ましいです。
顧客と担当者の間で言い分が食い違っても、会話の音声データがあれば過去のやり取りをチェックできます。
営業担当から録音を断られるようなら、
- 商談の内容をメモに残す
- やり取りをメールでも送っておく
など、やりとりした内容を必ず文字に残しておきましょう。
他のハウスメーカーにも相談する
営業担当に不信感を覚えたら、他のハウスメーカーに相談してみるのもよい方法です。
他のハウスメーカーの展示場も訪ねて、商品や担当者の対応を比べてみましょう。
他社と比べることで、スウェーデンハウスが持つ特徴や強みをよりはっきりと理解できます。
また、自分たちがどのようなマイホームに住みたいかも改めて考える機会となります。
他のハウスメーカーで相談してきたと担当者に報告してもよいでしょう。
担当者が「お客様に逃げられてしまう」と不安になったら、プランや対応がよりよくなる可能性があります。
優秀な営業担当と出会うための方法

スウェーデンハウスで理想の家を建てるには、優秀な営業担当者と出会うことが重要です。
担当者の良し悪しは、マイホームの出来ばえを決めるほどの影響があるからです。
しかし、住宅展示場を見ても、誰が優秀な担当者かを見分けるのは骨が折れます。
スウェーデンハウスで家を建てたオーナーから紹介してもらう
優秀な営業担当者と出会う効果的な方法は、すでにスウェーデンハウスで家を建てたオーナーに紹介してもらうことです。
スウェーデンハウスでは紹介者制度を採用しており、紹介される営業担当者は、少なくとも、オーナーが満足できる家を建てた実績は持っているのです。
紹介してもらった担当者は、顧客の満足を実現できる力を持っていることになります。
さらに、紹介された案件を成功させれば、さらなる紹介を通じてその営業担当の業績を伸ばすことができます。
家を建てる際には紹介者制度を活用して、優秀でやる気もある営業担当に出会える可能性を高めましょう。
まだ家は建てるな!家づくりの順番を間違えて500万円損するところだった話

家づくりの記事を熱心に読んでくれてる人にだけ教えてあげたいことがあってさ。

なんでしょう?

2年前に注文住宅を買ったウチの姉ちゃんが「家づくりの順番を間違えて500万円損するところだった」って言ってたんだよね(※実話です)。

500万円の損失は痛いですね。
平均的な年収で1年働かないと得られない金額ですからね。

たしかに家づくりってトータルで何千万円の買い物だから、実際に「高級車1台分の失敗もある」って聞くと恐ろしくてさ。

逆に言うと、「家づくりの正しい手順」と「家づくりに役立つ制度」の2つさえ押さえておけば、失敗確率はゼロに近づけられますからね。
熱心にこの記事を読んでくださってる方には、家づくりで失敗してほしくないですね。

ウチの姉ちゃんは、契約直前に失敗に気づいてイチからやり直せたからよかったけどさ、気づかなかったら……

一年分の収入を失ってましたよね。


僕もこれから読みますね。

お前、読んでなかったのかよ!
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