「スウェーデンハウスの坪単価は高い印象だけど、実際の価格はどうなんだろう?」
「今度、スウェーデンハウスの展示場に行こうと思うけど、予算内に合うか調べておきたい」
スウェーデンハウスでの住まいづくりを検討している方にとって、必要不可欠な情報のひとつが坪単価(価格相場)だと思います。
他のハウスメーカーと比較検討するうえでも、値段は大事な要素ですから、おさえておきたいところでしょう。
そこで今回の記事では、スウェーデンハウスの坪単価(価格)についての基礎からマニアックなところまで徹底解説していきます。
スウェーデンハウスの坪単価は70~120万円が目安

スウェーデンハウスの坪単価は70万円~120万円が目安と言われています。
スウェーデンハウスの商品ラインナップ全体を平均すると坪単価は約90万円で、ハウスメーカーの中では高価格帯です。
価格が高めな理由は、スウェーデンから直輸入したデザイン性の高い北欧風の外観や内装、さらに高気密高断熱をはじめとした高い住宅性能を両立した住まいが実現するからこそ。
個性のある見た目と性能の高い住まいづくりを計画したい方には、ぴったりのハウスメーカーと言えるでしょう。
スウェーデンハウスの主力商品別の坪単価

スウェーデンハウスには「規格住宅(セミ・オーダー)商品」と「注文住宅商品」があります。
いずれも木造住宅のみです。
スウェーデンハウスの主力商品別の坪単価を順に紹介します。
木造の規格住宅(セミ・オーダー)の坪単価
スウェーデンハウスの木造規格住宅(セミ・オーダー)の坪単価一覧を以下にまとめました。
商品名 | 坪単価 |
Hemma Bäst!(ヘンマ ベスト) | 65~80万円 |
mjuk(ミューク) | 80~100万円 |
SAKITATE nästa(サキタテ ネスタ) | 70~90万円 |
SAKITATE nästa makt(サキタテ ネスタ マクト) | 75〜95万円 |
LÄTTNAD(レットナード) | 85~100万円 |
Lagom Kubisk(ラーゴム キュービスク) | 要問合せ |

現時点の価格感はわかったんだけどさ、最近の日本だといろんなものが値上がりしてるじゃん。
やっぱり住宅関連の価格も値上がりは止まらないんだよね?

そのような予想をする方が大半ですよね。
家づくりの資材の多くは世界各地からの輸入品に頼っているので、円安が加速すると値上げせざるを得ませんからね。
あと、日本国内は慢性的な大工さん不足の影響で、人件費も高くなってるんですよね。

だよなあ。
前にウチの姉ちゃんに家づくりの相談したら「いずれ家を建てるなら情報収集だけでもとにかく急げ!」って、めちゃくちゃ説教されたんだよな(※実話)。


Hemma Bäst!(ヘンマ ベスト)
「Hemma Bäst!(ヘンマ ベスト)」はスウェーデン語で、意訳すると「我が家が一番!」という意味です。
スウェーデンハウスの中でも特に人気の高い規格住宅で、スウェーデンハウスの全注文数の約3割以上を占めます。
170の豊富なプランの中から、好みやライフスタイルに合わせた間取りを選びながら住まいづくりを進めるのが特長です。
mjuk(ミューク)
「mjuk(ミューク)」はスウェーデン語で、意訳すると「やわらかい」という意味です。
家族が集まる「ファミリールーム」やお客様をもてなす「リビングルーム」、趣味やお茶を楽しむスペースの「フィーカ」など、スウェーデンの女性が何気ない日常を楽しむ知恵や工夫を要所に取り入れた住まいとなっています。
SAKITATE nästa(サキタテ ネスタ)
「SAKITATE nästa(サキタテ ネスタ)」は、スウェーデンハウスで以前展開していた「SAKITATE(サキタテ)」がバージョンアップした次世代の商品です。
20代の夫婦に喜ばれることを追求したサキタテのテーマはそのままに、日々の暮らしを快適にする設備や間取りと、コストダウンを両立させた住まいとなっています。
間取りは家族構成やライフスタイルの変化に応じたカスタマイズも可能です。
SAKITATE nästa makt(サキタテ ネスタ マクト)
「SAKITATE nästa makt(サキタテ ネスタ マクト)」は、サキタテ ネスタにスウェーデン語で「力」を意味するmaktをプラスした、耐震性能の高い住宅です。
サキタテ ネスタのライフスタイルはそのままに、自然災害への強さをプラスした住まいとなっています。
サキタテ ネスタよりも断熱性能を強化し、耐震性能も向上させたプランを用意。
1年を通じた快適な住環境とともに、災害時も安心して住める住まいづくりを検討したいときに向いている商品です。
LÄTTNAD(レットナード)
「LÄTTNAD(レットナード)」で、意訳すると「快適さ、心地よさ、解放」という意味です。
「Luft däck(ルフトデッキ)」と呼ばれる屋根付きのデッキスペースが付属しているのが特徴。
リビングからつながるアウトドアリビングとして活用できるため、自然を間近に感じながらの開放感のある生活が実現できます。
Lagom Kubisk(ラーゴム キュービスク)
「Lagom Kubisk(ラーゴム キュービスク)」はスウェーデン語で、意訳すると「ちょうどいい四角」という意味です。
耐震性と省エネ性能にすぐれた、キュービック型の平屋商品となっています。
シンプルかつ機能的な平屋暮らしを検討している方に、ぴったりの商品です。
2023年11月に発売された商品につき、坪単価のデータは調査中です。
木造の平屋建て注文住宅商品の坪単価
スウェーデンハウスの平屋の注文住宅商品「Björk (ビヨルク)」の坪単価は以下の通りです。
商品名 | 坪単価 |
Björk (ビヨルク) | 75~90万円 |
Björk (ビヨルク)
ビヨルクはスウェーデン語で、直訳すると「白樺(しらかば)」のことです。
住まいの中で木のぬくもりを感じられる、北欧デザインが特徴的な平屋住宅となっています。
ほかの住宅商品と同じ高気密・高断熱の機能は随所に取り入れられているため、外と接する面積の多い平屋住宅においても、一年中、快適に暮らせる住環境が整っています。
木造の注文住宅商品の坪単価
スウェーデンハウスの木造注文住宅は4商品あります。
商品ごとの坪単価を以下の一覧にまとめました。
商品名 | 坪単価 |
Radiance(レイディアンス) | 85~100万円 |
HUS ECO ZERO(ヒュースエコゼロ) | 80~100万円 |
hus Premie Gården(ヒュースプレミエゴーデン) | 80~100万円 |
Bare Vara(ボーラ ヴォーラ) | 80~100万円 |
Radiance(レイディアンス)
「Radiance(レイディアンス)」はスウェーデン語で、翻訳すると「輝き」という意味です。
スウェーデンハウスの中で特に採光への工夫を取り入れた住まいで、限られたスペースとなる都市部でもプライバシーを確保しつつ、光をたっぷり取り入れた住宅環境を実現します。
外観や内装や都市部にふさわしい、洗練された北欧モダニズムのデザインをふんだんに取り入れています。
HUS ECO ZERO(ヒュースエコゼロ)
「HUS ECO ZERO(ヒュースエコゼロ)」は、標準仕様でZEH住宅の性能を持つ住まいです。
スウェーデンハウスの持つ高い断熱性や気密性を活かしながら、屋根のデザインも損なわないまま太陽光発電パネルの設置が可能に。
美しい外観は保ったまま、長く住める省エネ性能の住宅を実現しています。
hus Premie Gården(ヒュースプレミエゴーデン)
「hus Premie Gården(ヒュースプレミエゴーデン)」は、スウェーデンハウスの商品の中でもトップレベルの住宅性能を持つ商品です。
庭を屋内に取り込んだ「コンバーチブルガーデン」や、北欧のデザインをベースに取り入れたインテリアデザインなど、住宅性能から内部デザインまで高級感のあふれる邸宅に仕上がっています。
Bare Vara(ボーラ ヴォーラ)
「Bare Vara(ボーラ ヴォーラ)」とはスウェーデン語で「何もしない」という意味があり、「時間を忘れて好きなことに没頭する」ことをテーマにした商品です。
自然素材にこだわった自由な発想での住まいづくりが実現します。
たとえばバイクが趣味ならツーリングロッジ、絵や陶芸、手芸などを楽しむならアトリエといった、趣味を満喫するためのスペースや設備を設けられるのが特徴です。
スウェーデンハウスの坪単価/平均の推移(2020年~2022年)

スウェーデンハウスの坪単価の推移は下記の通りです。
年 | 2020年 | 2021年 | 2022年 |
坪単価 | 67~110万円 | 68~112万円 | 70~115万円 |
2023年度の坪単価は未確定ですが、歴史的な円安や世界的な物価高により、さらに坪単価は高くなっていくことでしょう。
スウェーデンハウスの坪単価は、実際にどこまでを含むの?

スウェーデンハウスの坪単価は、実は住まい作りに発生する総額が含まれているわけではありません。
坪単価に含まれるもの、含まれないものを把握しておくことで、予算オーバーを防いで資金計画を立てながらの住まいづくりが実現します。
スウェーデンハウスの坪単価に含まれるもの、含まれないものを順に解説します。
坪単価に含まれるもの
坪単価とは、1坪(約3.3平方メートル)あたりの建物本体価格を算出したものです。
つまり、坪単価には建物本体価格が含まれています。
具体的には基礎や構造、屋根や外壁、設備といった住宅建物そのものを建てるための工事費用が、坪単価に該当します。
建物本体価格は、住まいづくりでかかる総額のおよそ7割を占めます。
つまり、坪単価以外にも別で3割程の費用が発生することを、目安として覚えておきましょう。
坪単価に含まれないもの
坪単価に含まれないものは、建物本体価格以外で発生する費用です。
具体的には、以下の費用が該当します。
- 付帯工事費用(構工事、地盤工事、杭工事、屋外給排水工事、ガス工事など)
- 照明器具やカーテンなどの費用
- オプションを付けた場合の費用
- 住宅ローンの手数料
- 不動産登記の印紙代
- 引っ越し料金 など
住まいづくりにかかる総額の内、本体工事以外の付帯工事費用は約2割、手数料や印紙代などの諸経費は約1割を占めます。
坪単価以外の費用についても把握しておきましょう。
スウェーデンハウスの特徴

スウェーデンハウスは坪単価の高いハイレベル層のハウスメーカーですが、その分住宅性能も高い住まいづくりが実現します。
スウェーデンハウスの住まいが持つ特徴を具体的に解説します。
【断熱性・気密性】四季の差が激しい日本でも大丈夫?
スウェーデンハウスの断熱性はU値が0.36W/㎡・K、Q値が1.18W/㎡・K、機密性がC値0.64c㎡/㎡と高水準の断熱/・気密性能を誇ります。
なお、断熱性はオプションで強化断熱仕様を選ぶと、U値0.28W/㎡・Kまで高めることも可能です。
極寒の地となるスウェーデンでも、冬の間も快適に暖かく住める技術を取り入れることで、最新の省エネ基準も大きく上回る断熱性・気密性を標準仕様で採用しています。
住まいの至るところに分厚い断熱材を施工し、まるで魔法瓶のように家全体を包み込んで熱を逃がさない、高い断熱構造を採用。
天井の断熱
天井には300mmの厚さの綿状のグラスウールをブローイング工法で、外壁パネルには密度24㎏/m3、120mmの厚さのグラスウールを現地工場で充填。
工場の徹底した品質管理のもとで充填作業を行うことで、断熱材のたるみやすき間の発生を防ぎ、高い断熱性能を維持しています。
床の断熱
床には密度16㎏/m3、厚さ200mm(北海道エリアは220mm)のグラスウールを二重にして、すき間なく敷き詰めています。
窓の断熱
外からの外気の影響を受けやすい窓には、「木製サッシ3層ガラス窓」を採用。
3枚のガラスの間にある中空層には、熱伝達性の低いアルゴンガスが封入されています。
サッシにはアルミサッシと比較すると約1700倍の断熱性能を持つ、木枠を採用。
ガラスと窓枠両方の面から、高い断熱性能を発揮しています。
壁や床の気密性・防水防湿
すき間が発生しやすい壁や床の継ぎ目にも、しっかりと気密施工を行うことで機密性能を高めています。
壁パネル同士の接合部には、「継目断熱材(グラスウール)」を充填。
さらに継ぎ目の上に防湿気密フィルムで覆うことで、住まいですき間が発生することを防ぎます。
壁と床には、機密性能はもちろん防水や防湿性能も高める、「気密パッキン」と「ガイドレール」を設置。
壁と床の設置面で発生してしまう凹凸部をかみ合わせることで、すき間を排除し機密性能を高めました。
【耐震性】大地震の多い日本でも大丈夫?
スウェーデンハウスの住まいには、大地震にも耐える高い耐震性能も搭載されています。
住まいの構造には、「モノボックス構造」を採用。
強度の高い「木質壁パネル」を接合金物によってしっかり接合し、一体化することで地震の力を面で受け止め、分散させます。
木造住宅で採用されている従来工法の「軸組構造」で発生する、接合部分への地震のダメージ集中による脆弱性をカバーしています。
接合部分には、地震の上下の揺れから建物の浮き上がりを防ぐ「帯金物帯金物」や「ホールダウン金物」。土台からの建物のずれを防ぐ「アンカーボルト」。
外壁パネルと床を一体化することで地震の大きなダメージを面で受け止める「帯金物(S65)」。内部耐力壁の端部に床を接合し、開口脇の地震による浮き上がりを防ぐ「フレームコーナー」が採用されています。
実大建物の振動実験
スウェーデンハウスが実施した実大建物による大規模な振動実験があります。
スウェーデンハウスの住宅は阪神・淡路大震災の2倍にあたる1,636ガルの振動、気象庁の地盤測定データを元に算出した想定東海地震の揺れといった震度6以上の振動合計19回にも耐えた実績があります。
【防犯性】不法侵入者への対策は?
スウェーデンハウスの住まいの窓に採用されている「木製サッシ3層ガラス窓」は、高い防犯性能も発揮します。
一般住宅の窓ガラスの厚さ2mmに対して、木製サッシ3そうガラス窓の厚さは4mm×3層。
窓を破っての侵入に時間がかかるため、窓ガラス破壊による外部からの侵入を防げます。
窓の開閉をするハンドル周辺の窓が万が一破られてしまっても、ハンドルはチャイルドロック機構となっているため、一定の角度までしか開けられません。
人が入るほどのすき間を開けることはできないため、同じく外部からの侵入を防げます。
【耐久性】メンテナンス・アフターフォローは?
スウェーデンハウスは、100年、150年と住宅性能を保てるスウェーデンの住まいに取り入れられた、高い耐久性を持つ住まいづくりを行っています。
標準仕様で、長期優良住宅の条件をクリアしています。
通気工法による劣化の抑制
住まいの構造躯体には、「通気工法」を採用。
壁パネルと外壁材の間や小屋裏が常に通気する環境を保つことで、構造躯体内に湿気が滞留することを防ぎます。
床下の地面には防湿フィルムを敷き詰め、基礎パッキンで換気を保つことで、床下もつねに乾燥した状態を維持。
構造躯体や床下を乾燥させることで、湿気による構造躯体の劣化や腐食を防いでいます。
木材は乾燥しすぎると、強度が落ちてしまいます。
木材の含水率
また木材の含水率が20%以上になると、木材を腐敗させてしまう菌やシロアリが発生しやすくなります。
スウェーデンハウスの構造材は、JASの含水率基準である19%を下回る、「15%の含水率」を維持。
構造躯体の劣化とシロアリから食害リスク対策の両方を実現しています。
防腐・防蟻処理
家を劣化やシロアリから守る、防腐・防蟻処理は人体への配慮と有効な処理を両立。
構造材や合板部分へ人体や環境にやさしく安全、効果が半永久的に持続するホウ酸を漬け込んでいます。
ホウ酸は材腐朽菌とシロアリから木材を守ってくれるだけでなく、金属も錆びさせないため構造躯体への影響もありません。
ほかにも土台や床根太、胴縁への加圧注入材の添加、食害に強い断熱材のグラスウール、工事現場実施する床下の土壌への防蟻薬剤による防蟻処理といった、徹底した防腐・防塵処理を行っています。
50年間無料定期検診システム
住宅性能を長期間発揮するために、50年間無料定期検診システム「ヒュースドクトル50」を提供。
50年間の無料点検は住宅業界初です。
定期的な点検と検診、必要なメンテナンスを行うことで、長い間安心して住み続けられる住まいを提供しています。
スウェーデンハウスの強み(メリット)

スウェーデンハウスには、ほかのハウスメーカーにはないさまざまな強みがあります。
スウェーデンハウスの持つメリットについて解説します。
オリコンランキングで総合1位を獲得している
スウェーデンハウスは「2024年 オリコン顧客満足度調査 ハウスメーカー 注文住宅」にて総合1位を獲得しています。
さらに総合1位は連続10年間受賞、評価項目全13項目においても、4年連続で1位を獲得しています。
実際にスウェーデンハウスでの住まいづくりを行った人から、住宅性能や外観、住まいづくり計画での対応といった、総合的な面から高い評価を受けているハウスメーカーです。
輸入住宅で大人気の北欧スタイル
スウェーデンハウスは、スウェーデンの住まいづくりに関する考え方や工夫が多く取り入れられている、輸入住宅です。
孫の代まで住める住まいという長い間住宅性能を保てる住まいづくりはもちろん、北欧スタイルのおしゃれな間取りやインテリア、デザインなども取り入れられています。
日本のハウスメーカーにはない、外観から内装までワンランク上の北欧スタイルでの暮らしが実現できます。
断熱性・気密性に優れている
スウェーデンハウスの住まいは、前述通り標準仕様で高水準の断熱性と気密性を持っています。
極寒のスウェーデンでも快適に暮らせる高い技術が取り入れられた住まいづくりが行われています。
北海道エリアでは充填する断熱材を厚くしたり、オプションで強化断熱仕様を選べたりといった、住む環境に応じて断熱性能を高めることも可能です。
スウェーデンハウスの弱み(デメリット)

スウェーデンハウスには多くの強みやメリットがある一方で、弱みもあります。
スウェーデンハウスでの住まいづくりの際に覚えておきたい、デメリットについて解説します。
価格が高い
スウェーデンハウスの坪単価は高く、ハウスメーカーの中でも高価格層となっています。
規格住宅は注文住宅よりも価格は下がりますが、それでも一般的なハウスメーカーの商品と比べると高額です。
予算を重視して住まいづくりを検討したい人にとっては、ハードルが高いかもしれません。
海外から輸入している資材の高騰
近年、コロナ禍やウクライナショック、円安傾向の影響を受けて海外から輸入している資材が高騰しています。
木材やプラスチック、鉄鋼などあらゆる住宅資材も値上がりが続いているため、値上げを継続しているハウスメーカーも多いです。
スウェーデンハウスは元々の坪単価が高いことに加えて、輸入資材の高騰による影響でさらに坪単価は値上がり傾向が続いています。
今後資材の値上がりはいつ終わるかが予測できないため、スウェーデンハウスでの住まいづくりを価格面からいつのタイミングで始めるべきか迷っている人も多いかもしれません。
設計の自由度は低い
スウェーデンハウスは、創業から基本構造を変えていません。
そのため間取りの制約が多いデメリットがあります。
また、工法に採用している木質パネルの性質から調整できる幅もほかのハウスメーカーよりも狭くなっています。
価格が高い分、間取りにこだわった住まいづくりを検討している人には、設計面で不満が出てしまう可能性があります。
メンテナンスのコストが高い
スウェーデンハウスは50年の無料点検や診断のサービスを提供していますが、メンテナンス費用は当然ですが別途発生します。
ウッドデッキやこだわりの木材を使用した建材など、個性的な設備や資材を採用している分、メンテナンスコストは高くなる傾向にあります。
住宅性能は高く長く安心して住める家である一方、住み続けるために発生するメンテナンスコストについても計画を建てておく必要があります。
スウェーデンハウスが選ばれる理由

スウェーデンハウスは多くの人に選ばれている実績があります。
価格が高いなどのデメリットがあるものの、スウェーデンハウスが選ばれる理由を順に解説します。
独自性の高い商品だから
スウェーデンハウスは、北欧デザインやスウェーデンでの暮らしの考え方を取り入れた、個性的な住まいが実現できるハウスメーカーです。
ひとつの家に長く住む、趣味やお茶を楽しめるスペースを設けられる、といった従来の日本の住まいにはない考え方を前提とした住まいづくりが行われています。
日本のハウスメーカーにはない、外観上でも内装面でも個性的な住まいを実現したい人には、ぴったりのハウスメーカーと言えるでしょう。
北欧デザインが魅力的だから
スウェーデンハウスの住まいには、内外の随所に北欧デザインが盛り込まれています。
日本で暮らしながらも、まるでヨーロッパの森の中やリゾート地にいるような雰囲気での暮らしが実現します。
余裕のある暮らしをしたいときや、日常生活の中に安らぎのある暮らしを実現したいときなどにも、スウェーデンハウスの住まいは選択肢となります。
顧客満足度が高いから
スウェーデンハウスは、前述通りオリコン顧客満足度調査で10年連続総合1位を受賞している実績を持つハウスメーカーです。
住まいの性能から営業担当者の対応まで、あらゆる面で満足できる住まいづくりを実現したスウェーデンハウスオーナーが多くいることが分かります。
はじめての家づくりだからこそ、安心かつ信頼できるハウスメーカーに依頼したいという人からも、スウェーデンハウスは多くの支持を得ていると言えるでしょう。
スウェーデンハウスの競合ハウスメーカーの坪単価目安

スウェーデンハウスには多くの競合メーカーがあります。
いろいろなハウスメーカーを比較して検討したい方のために、スウェーデンハウスの競合ハウスメーカーの特徴と坪単価の目安を紹介します。
住友林業
住友林業は、木材の調達力を活かし木のぬくもりのある住まいを実現するハウスメーカーです。
木造住宅ながら耐震性能が高く、都市部の狭小住宅などにも対応しています。
住友林業の坪単価の目安は、65万円~110万円です。
積水ハウス
積水ハウスはオリジナルの外壁を採用するなどして、耐久性、耐震性と住まいの快適性能を両立させた住まいづくりを行うハウスメーカーです。
全館空調や床暖房などの設備もそろえています。
積水ハウスの坪単価の目安は、60万円~150万円です。
一条工務店
一条工務店は、価格を抑えながらも標準仕様で高い断熱性能や機密性能を発揮できる住まいを実現するハウスメーカーです。
商品も規格住宅、注文住宅がそろっています。
一条工務店の坪単価の目安は、60万円~90万円です。
三井ホーム
三井ホームは、商品ラインナップが豊富にありライフスタイルに合わせた提案が受けられるハウスメーカーです。
木造住宅が主力商品で、いずれもデザイン性が高いラインナップとなっています。
三井ホームの坪単価の目安は、80万円~130万円です。
ミサワホーム
ミサワホームは「蔵のある家」やスキップフロアのある家など、設計力を活かした住まいづくりを行うハウスメーカーです。
グッドデザイン賞を受賞した実績もあり、デザインや設計面でこだわりの住まいづくりを実現したい人に向いています。
ミサワホームの坪単価の目安は60万円~90万円です。
まだ家は建てるな!家づくりの順番を間違えて500万円損するところだった話

家づくりの記事を熱心に読んでくれてる人にだけ教えてあげたいことがあってさ。

なんでしょう?

2年前に注文住宅を買ったウチの姉ちゃんが「家づくりの順番を間違えて500万円損するところだった」って言ってたんだよね(※実話です)。

500万円の損失は痛いですね。
平均的な年収で1年働かないと得られない金額ですからね。

たしかに家づくりってトータルで何千万円の買い物だから、実際に「高級車1台分の失敗もある」って聞くと恐ろしくてさ。

逆に言うと、「家づくりの正しい手順」と「家づくりに役立つ制度」の2つさえ押さえておけば、失敗確率はゼロに近づけられますからね。
熱心にこの記事を読んでくださってる方には、家づくりで失敗してほしくないですね。

ウチの姉ちゃんは、契約直前に失敗に気づいてイチからやり直せたからよかったけどさ、気づかなかったら……

一年分の収入を失ってましたよね。


僕もこれから読みますね。

お前、読んでなかったのかよ!
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