「スウェーデンハウスの平屋は、価格(坪単価)でどれくらいになるんだろう?」
「間取りや実例をもとに平屋の相場を知っておきたい。あと、中古だといくらくらいで売れるんだろう?」
スウェーデンハウスで平屋を建てることを検討している方にとって、最初にリサーチしたいのは価格や相場の実例だと思います。
そこで今回の記事では、スウェーデンハウスの平屋の基礎知識からマニアックなところまで徹底解説していきます。
ぜひ参考になりますと幸いです。
結論:スウェーデンハウスで平屋を建てるなら価格の相場はいくらほど必要?

スウェーデンハウスで平屋を建てる場合、一般的な30坪の広さで考えると、
- 規格住宅:2800万円~3000万円
- 注文住宅:3300万円~3500万円
が価格の相場となります。
スウェーデンハウスで平屋を建てられる商品には、「規格住宅(セミオーダー住宅)」と「注文住宅(フルオーダー住宅)」があり、選べる間取りが限定される規格住宅の方が価格は安くなります。
また、実際にスウェーデンハウスで平屋を建てる場合、建物本体の価格だけでなく土地代や外構工事費用、諸費用が発生することも覚えておきましょう。
スウェーデンハウスの平屋の坪単価は?
スウェーデンハウスの平屋の坪単価は、80~100万円が相場となっています。
ほかのハウスメーカーの平屋の坪単価と比較すると高めの価格設定です。
また、平屋は2階建てと比較すると同じ面積を建てる場合でも、平屋の方が割高になります。
2階分の面積を確保しなければいけないのと、屋根や基礎に使用する建材が多くなる分高くなるためです。
これらを踏まえて、スウェーデンハウスの平屋を検討しましょう。
スウェーデンハウスの平屋で中古だといくらで買える?
スウェーデンハウスに依頼した中古住宅で、下記の金額で販売されていました。
- 建物面積:53坪
- 築年数:約34年
- 土地面積:170坪
- エリア:北海道
- 土地坪単価:1万円/1坪
- 販売価格:約4000万円

坪単価100万円で建築した物件(本体価格で5300万円)だと仮定して、30年経って4000万円で売れるとしたら、どれだけオトクなのかね。

売り出し金額なので実際に売れているわけではないですが、これは参考になる情報ですね。
スウェーデンハウスで平屋の間取りのシミュレーションをする方法
スウェーデンハウスでは、あらかじめ間取りのシミュレーションができる「間取りシミュレーション」を公開しています。
平屋の間取りに限定して絞り込みができるほか、長期優良住宅やアイランドキッチン、パントリー、吹き抜けなどのこだわりたいポイントを入れての間取り検索もできます。

現時点の価格感はわかったんだけどさ、最近の日本だといろんなものが値上がりしてるじゃん。
やっぱり住宅関連の価格も値上がりは止まらないんだよね?

そのような予想をする方が大半ですよね。
家づくりの資材の多くは世界各地からの輸入品に頼っているので、円安が加速すると値上げせざるを得ませんからね。
あと、日本国内は慢性的な大工さん不足の影響で、人件費も高くなってるんですよね。

だよなあ。
前にウチの姉ちゃんに家づくりの相談したら「いずれ家を建てるなら情報収集だけでもとにかく急げ!」って、めちゃくちゃ説教されたんだよな(※実話)。


スウェーデンハウスの平屋が建てられる商品ラインナップ

スウェーデンハウスには、注文住宅、規格住宅ともに平屋を建てられる商品ラインナップがそろっています。
スウェーデンハウスの平屋が建てられる商品の特徴について解説します。
ビヨルク(Björk)
「ビヨルク(Björk)」は、平屋専用の注文住宅商品です。
スウェーデン語で「白樺」という意味を持つ商品名の通り、スウェーデンハウスが直輸入したこだわりの木材を建材として使用しているのが特徴。
木の持つ風合いと温かさに、北欧デザインがマッチした個性的な外観と内装の平屋住宅が実現します。
注文住宅(フルオーダー住宅)のため、自由に間取りの設計ができるのが魅力。
地面に触れる面積が多い平屋住宅は、床下や壁、窓からの外気に影響されやすいデメリットがありますが、スウェーデンハウスの持つ高断熱・高気密の工法や断熱材を随所に採用。
気候や季節に左右されることなく、いつでも快適な室内環境を保てるようになっています。
ヘンマ ベスト(Hemma Bäst!)
「ヘンマ ベスト(Hemma Bäst!)」は、スウェーデンハウスの規格住宅(セミオーダー住宅)です。
限られた間取りの中から好きなものを選んで設計します。
注文住宅よりも間取りの自由度は低くなるものの、価格を抑えて住まいづくりができるのがメリットです。
ヘンマ ベストはスウェーデン語で「我が家が一番!」という意味があり、170個のプランの中から、重視したいポイントや好みに応じた間取りを選んで住まいづくりができます。
家族の靴をまとめて収納できるシューズクローゼットや、空間を有効活用したロフトのある間取りなど、個性的なプランも豊富。
木材を使用した内装も、豊富なカラーバリエーションが用意されています。
スウェーデンハウスの中でも、特に多くの人からの支持を得ている人気の商品です。
レットナード(LATTNAD)
「LÄTTNAD(レットナード)」は、「Luft däck(ルフトデッキ)」と呼ばれる屋根付きのデッキスペースを設けた規格住宅です。
レットナードはスウェーデン語で「快適さ、開放、心地よさ」という意味があり、名前の通りハイパネルを使った2.7mのゆとりある天井高が特徴で、全24プランから好みの間取りを選べます。
スウェーデンハウスの持つ高断熱・高気密仕様となっているため、天井が高い平屋住宅ながら冷暖房効率が良いのも魅力です。
ルフトデッキとは
「Luft däck(ルフトデッキ)」とは、屋根付きのデッキスペースです。
リビングから直結しているため、庭とリビングスペースをつなぐアウトドアリビングとして活用できます。
ルフトデッキは庭先での食事やパーティ、おうちキャンプを楽しんだり、ペットとコミュニケーションをとるスペースにしたりと、リビングから自然に触れられる場所になっています。
ちなみに、ルフトデッキを設けず、代わりに部屋を設けるプランもあります。
ワンランク上の間取りプランとは
レットナードには、ワンランク上の間取りプランである「エクセレントスタイル」も設けています。
エクセレントスタイルでは、「ビルトインガレージプラン」と「プライベートパティオプラン」のふたつのプランが用意されています。
ビルトインガレージプラン
ビルトインガレージプランは、ルフトデッキの隣にビルトインガレージを設けたプランです。
屋根付きのルフトデッキは愛車の整備道具を広げたり、整備後に一息ついたりするスペースとしてもぴったり。
愛車とともに、ワンランク上のひとときを過ごせる平屋づくりが実現します。
プライベートパティオプラン
プライベートパティオプランは、ルフトデッキに隣接するパティオ(中庭)を設けたプランです。
パティオは家庭菜園やガーデニングを楽しんだり、ペットや子どもと遊んだりするスペースとして活用できます。
家の敷地内で自然と触れられるスペースを設けられる平屋を検討している人に、ぴったりのプランです。
ラーゴム キュービスク(Lagom Kubisk)
「Lagom Kubisk(ラーゴム キュービスク)」は、1LDK、1LDK+αの平屋住宅を実現する規格商品です。
商品名にはスウェーデン語で「ちょうどいい+立方体」という意味があり、シングルライフや二人暮らし、ペットとの暮らしなど向けの、ちょうどいいサイズのキュービック型住宅です。
1LDKを中心に設けた生活動線を取りやすい間取りや、1LDK+目的や用途に応じて活用できるスペースを設けた間取りなどが用意されています。
耐震性や耐火性能、断熱性、省エネ性能にもすぐれていて、賃貸住宅や別荘、セカンドハウスとして活用したい住まいを検討しているときにも選択肢となります。
スウェーデンハウスの平屋の特長

スウェーデンハウスの平屋には、ほかのハウスメーカーの平屋にはないさまざまな特長があります。
スウェーデンハウスの平屋ならではのさまざまな特長を解説します。
北欧水準の高気密・高断熱
スウェーデンハウスの平屋には、極寒の地となるスウェーデンの冬を乗り越えるための高水準の高気密性・高断熱性が搭載されています。
地面と接する面積の多い平屋住宅でも、断熱性はU値が0.36W/㎡・K、Q値が1.18W/㎡・K、機密性がC値0.64c㎡/㎡と最新の省エネ基準も上回る断熱性や気密性を標準仕様で発揮。
天井、外壁、床から入り込む外気を遮断するために、設置する場所に合わせた厚みのグラスウールの断熱材を施工。
住まい全体を包み込むことで魔法瓶のような断熱性能を発揮します。
壁面パネルのグラスウールは品質管理のもと工場にて施工されるため、断熱材の偏りやたるみがなく、断熱機能の品質も維持しています。
断熱性能の高い「窓」
窓には3枚のガラスにアルゴンガスを封入、アルミサッシの約1700倍の断熱性能を発揮する木枠を採用した「木製サッシ3層ガラス窓」を設けています。
夏の熱気や冬の冷気が入りやすい窓にも、しっかりとした断熱性能を確保しました。
なお、木製サッシ3層ガラス窓は一般的な窓ガラスよりも厚みがあり、チャイルドロックも搭載されていることから防犯性能も高めです。
すき間への対策
家の中ですき間風を発生させない気密性を発揮するために、壁パネル同士の接合部にグラスウールを充填、継ぎ目の上に防湿気密フィルムで密閉。
壁と床の接合部分にできてしまいやすいすき間には、「気密パッキン」と「ガイドレール」を設けることでしっかりと密着させ、住まいの気密性を高めています。
1年を通じて快適に過ごせる住環境や、冷暖房効率の高い平屋の住まいを実現したい人に、スウェーデンハウスの平屋は向いています。
10年連続で顧客満足度が総合第1位!
スウェーデンハウスは「2024年 オリコン顧客満足度調査 ハウスメーカー 注文住宅」にて10年連続総合1位を獲得した快挙を達成しています。
さらにデザインや住居の性能、設備・内装の質といった住まいそのものの評価だけでなく、営業担当者や設計担当者の対応、説明の分かりやすさ、打ち合わせのしやすさ、ラインナップの充実度といった評価項目全13項目においても、4年連続で1位を獲得しています。
スウェーデンハウスなら高水準の住宅性能を持つ平屋づくりができるのはもちろん、信頼できる営業担当者や設計担当者のもとで、スムーズかつ安心して家づくりが進められます。
注文住宅から規格住宅まであるので金額の調整がしやすい
スウェーデンハウスで平屋の取り扱いがあるのは、注文住宅、規格住宅両方です。
さらに規格住宅の中でもさまざまなプランやコンセプトを選んで平屋づくりができます。
設計や間取りの自由度と予算、重視したいポイントに合わせた商品プランを選べます。
さらに規格住宅の中でも間取りや設備を選ぶことで、金額の調整が可能です。
予算に合わせた平屋づくりを検討したいときにも、スウェーデンハウスなら実現します。
スウェーデンハウスの平屋で後悔しないために知っておきたいこと

スウェーデンハウスで平屋を建てたものの、「こんなはずではなかった」と後悔してしまうことがあります。
家は建てた後に後悔しても、後戻りはできません。
スウェーデンハウスの平屋づくりで失敗しないために、覚えておきたいポイントを解説します。
おしゃれな外観の平屋にするために、何から始めればいい?
スウェーデンハウスは北欧デザインの外観や内装が実現するため、おしゃれな外観の平屋を建てたいという方も多いかもしれません。
おしゃれな外観を実現するためには、実現したい外観のイメージを営業担当者や設計担当者に提示することです。
たとえばインスタグラムなどのSNSには、おしゃれな外観の平屋を建てた人が画像をたくさんアップしています。
イメージと近い平屋の事例の画像を集めておいたり、インターネットで平屋のデザイン例を閲覧したりすることで、実現したい平屋の外観イメージが固まってきます。
具体的なイメージと近い画像が見つかれば、営業担当者や設計担当者と住まいのプランや仕様決めをするときに、提示してみましょう。
平屋のロフトって実用性としてはぶっちゃけどうなの?
平屋にロフトを設けることで、以下のメリットが得られます。
- 縦の空間が生まれる
- デッドスペースを有効活用できる
平屋はワンフロアで生活が完結できるメリットがある一方、生活スペースや収納が足りなくなる可能性があります。
そこでロフトを設けることで平屋にも縦空間が生まれ、趣味を楽しむスペースや収納スペースとして有効活用できます。
デッドスペースになりがちな平屋の屋根裏も、ロフトにすることでスペースとして活用できるようになります。
平屋にロフトを設けることで、以下のデメリットも発生します。
- 階段の上り下りが発生する
- 冷暖房効率が悪くなる
- 掃除がしにくい
ロフトを設けることで、はしごや階段の上り下りが発生します。
もともと上下の移動をなくすために平屋を選んだ場合、ロフトには使いづらさを感じる人も多いでしょう。
天井部分にスペースを設けるため、冷暖房効率が悪くなります。
特に暖かい空気は上に上がる性質があるため、夏場はロフト部分に熱がこもりやすくなります。
スウェーデンハウスは断熱性、気密性ともにすぐれていますが、ロフト部分に扇風機を設けるなどの工夫が必要になるかもしれません。
ロフトは掃除が大変?
最後にロフトにはほこりがたまりやすく、掃除が大変になります。
掃除の手間も考えて、収納として使うか、ほかの用途でロフトを使うかを考えましょう。
平屋にロフトを設けるかどうかは、メリットとデメリットを踏まえたうえで考えることが重要です。
スウェーデンハウス以外の平屋に強いハウスメーカー

スウェーデンハウス以外にも、平屋づくりができるハウスメーカーは多くあります。
いろいろなハウスメーカーを比較して検討したい方のために、スウェーデンハウスの競合となる、平屋に強いハウスメーカーを紹介します。
住友林業
住友林業は、こだわりの木材を調達することで木のトータルコーディネートができる木造住宅をてがけるハウスメーカーです。
平屋商品では、無垢材を使用した「GRAND LIFE」を展開。
縦空間を有効活用できる1.5階のスペース「プラスカイ」を設けることもできます。
一条工務店
一条住宅では、標準仕様で高断熱や太陽光パネル設置、床暖房や24時間全館空調などの高性能な設備を搭載した商品ラインナップがそろっています。
一条住宅では、規格住宅と注文住宅それぞれで平屋に対応しています。
ウッドデッキのある平屋、家事動線の取りやすい間取りの平屋など、さまざまな平屋の事例があります。
三井ホーム
三井ホームは設計力やデザイン性の高さを活かした、さまざまな商品ラインナップを展開するハウスメーカーです。
天井高と屋根の断熱性能の両立を実現した高性能屋根断熱パネル「ダブルシールドパネル」や、住まいの温度を快適に、均一に調整できる全館空調システムなどを搭載した平屋づくりを行っています。
積水ハウス
ハウスメーカーでも大手で知名度の高い積水ハウスは、大屋根のある注文住宅の平屋づくりを得意としています。
ほかにも「風通しを良くしたい」「趣味を満喫したい」など、希望やライフスタイルに合わせた平屋のプランの提案が受けられます。
まだ家は建てるな!家づくりの順番を間違えて500万円損するところだった話

家づくりの記事を熱心に読んでくれてる人にだけ教えてあげたいことがあってさ。

なんでしょう?

2年前に注文住宅を買ったウチの姉ちゃんが「家づくりの順番を間違えて500万円損するところだった」って言ってたんだよね(※実話です)。

500万円の損失は痛いですね。
平均的な年収で1年働かないと得られない金額ですからね。

たしかに家づくりってトータルで何千万円の買い物だから、実際に「高級車1台分の失敗もある」って聞くと恐ろしくてさ。

逆に言うと、「家づくりの正しい手順」と「家づくりに役立つ制度」の2つさえ押さえておけば、失敗確率はゼロに近づけられますからね。
熱心にこの記事を読んでくださってる方には、家づくりで失敗してほしくないですね。

ウチの姉ちゃんは、契約直前に失敗に気づいてイチからやり直せたからよかったけどさ、気づかなかったら……

一年分の収入を失ってましたよね。


僕もこれから読みますね。

お前、読んでなかったのかよ!
コメント