「積水ハウスで間取り提案を受けたけど、シミュレーションってどうするのが良いんだろう?」
積水ハウスでの家づくりを考えている人にとって、間取りは最重要な課題のひとつ。
そこで今回の記事では、積水ハウスの間取りシミュレーションについて徹底解説していきます。
積水ハウスの間取りシミュレーションの方法
積水ハウスで注文住宅の間取りを考える場合、シミュレーションする方法を4つご紹介します。
- 積水ハウスの担当から間取り提案を受ける
- 積水ハウスの間取りプラン集/・建築事例・アイディアを見る
- 自分でソフトを使って間取りを作成する
- 他社の間取り提案を受ける
積水ハウスの担当から間取り提案を受ける
積水ハウスの営業担当者にプランを作成してもらうと、実際の建築条件をふまえた間取りを提案してもらえます。
自分でシミュレーションする場合と違い、積水ハウス独自の工法や構造上の制限、建築予定地の法規制や土地の形などを最初から考慮してくれるのです。
そのため、積水ハウスでの建築が決まったあとから間取りの大幅な修正が発生しにくく、効率的に家づくりの打ち合わせを進められます。
積水ハウスに限らず、建築を依頼したいメーカーが決まっている場合は、早い段階で建築会社に相談するのがおすすめです。
積水ハウスの間取りプラン集・建築事例・アイディアを見る
間取りのシミュレーションをするために、メーカーの建築実例を参考にするのもおすすめです。
積水ハウス公式サイトで公開されている建築実例は、家の広さや家族構成、構造などの条件を選ぶと、自分の希望に近い実例を簡単に検索できます。
間取りにおける設計士の提案内容も紹介されており、参考にすることで理想の住まいのイメージを膨らませることが可能です。
さらに、13の建築実例を収録した「DESIGN BOOK」も紙カタログとして請求できます。
実際の間取りやデザインをじっくり比較検討できる点が魅力です。
自分でソフトを使って間取りを作成する
理想のプランを考える際、自分で間取り作成ソフトやアプリを使うと、建物の完成を具体的にイメージできます。
積水ハウス独自の専用ソフトはありませんが、3Dシミュレーションソフトで間取りを作成すると、部屋の配置や動線、家具のレイアウトまで自分の手で確認できます。
スマホでも簡単に使える間取りシミュレーションソフト・アプリは以下のものが人気です。
| ソフト名 | 特徴 |
| Planner 5D | 2Dで間取りを描いた後、3D表示に切り替えられる。スマホ・タブレット・PCと複数デバイスで使える。 |
| 間取りTouch+ | iOS(特にiPhone)向けの無料アプリで、タップ操作で部屋を選んで間取りを作る手軽さが人気。2D(平面)のみ対応。 |
| ルームプランナー(Room Planner) | 2D・3Dの両方に対応し、実際の家具メーカー(例:IKEAやニトリ)の家具を使ってシミュレーションできる。 |
自分で図面を描いてみることで、打ち合わせ時にも具体的な要望を伝えやすくなります。
多くのソフトには無料版と有料版が用意されているため、まずは無料版で操作性や使い勝手を試してから有料版への課金を検討するのがおすすめです。

無料でいろいろできることが多いのは良いな!

他にも無料で使える注文住宅のシミュレーションサイトを知りたい方は、別記事「注文住宅のシミュレーションアプリ・サイト」にまとめてあるので、参考にしてもらえると嬉しいです!
他社の間取り提案を受ける
積水ハウスでの建築を決めていても、複数の建築会社で間取りの提案を受けましょう。
ハウスメーカーごとに設計の考え方や営業担当者の提案力に差があるためです。
複数社から間取りを提案してもらうことで、動線や収納など自分たちのライフスタイルとすり合わせて比較・検討でき、結果的に「いいとこどり」したプランをつくれます。
また、間取りだけでなく相見積もりをとることで、値引き交渉の材料にもなるため、決して1社のみの提案で契約しないようにしましょう。

積水ハウスから間取り提案を受けたらやるべきこと
積水ハウスで間取りを提案してもらったあと、建物完成後に後悔がないように以下5つのことを必ずやっておきましょう。
- 家族全員で生活動線を想定する
- 各部屋のレイアウトを想定する
- 収納計画を想定する
- 30年先まで家族構成の変化を想定する
- 他社から受けた間取り提案と比較する
家族全員で生活動線を想定する
間取り提案を受けたら、家族全員で新しい住まいでの生活動線をイメージしてみましょう。
日々の家のなかでの動き方を具体的に思い描くことで、収納や部屋の便利な配置がイメージできるためです。
たとえば、朝の身支度や帰宅後の着替え、洗濯や料理などの家事動線を家族それぞれの行動パターンに合わせて考えると、収納の位置や通路の幅、部屋のつなげ方が見えてきます。
動線を共有しながら話し合うことで「洗面所は2人同時に使える広さがいい」「玄関近くにコートやランドセルを置ける収納があると便利」など、家族みんなのリアルな要望を間取りに反映できます。
各部屋のレイアウトを想定する
間取りの提案に合わせて、各部屋の室内レイアウトを考えておきましょう。
家具の配置をイメージすることで、部屋の間取りが使いやすいかどうかを確認できるためです。
たとえば、子ども部屋ならベッドや勉強机、収納の位置を想定し、生活動線の邪魔にならず使いやすいかを検討します。
リビングではテレビやソファの配置を思い描くことで、通路の幅や部屋の広さを調整できます。
こうしたシミュレーションを行うことで、完成後に「想像してたより狭い」「使い勝手が悪い」といった後悔を防ぐことが可能です。
収納計画を想定する
収納は家づくりで後悔する人が多いポイントです。
間取りの段階で収納場所や量を明確にしておかないと、後から家具を増やす羽目になり、せっかくの広さや動線が台無しになるおそれがあります。
そのため、家族の持ち物の量や使用頻度、生活動線を踏まえて「玄関に靴やコートをしまうスペース」「リビングに子どものおもちゃを収める棚」など具体的に欲しい収納を想定しておくのがおすすめです。
また、現在の住まいで物が溢れている箇所を洗い出すのも効果的です。
それをもとに必要な収納の大きさや位置を設計担当者に伝えると、より自分たちに合った収納計画をつくってもらえます。
30年先まで家族構成の変化を想定する
家づくりでは、夫婦+子どもの人数といった現在の家族計画で間取りを考えがちですが、30年先の家族構成も見据えましょう。
子どもが独立した後の夫婦2人の生活や、将来的に親世帯との同居が必要になる可能性を想定しておくと、無駄のない部屋の使い方や増改築の検討がしやすくなります。
また、将来の里帰りや孫の宿泊を想定して客間を確保しておくなど、数十年後のライフスタイルも想定してプランニングするのがおすすめです。
他社から受けた間取り提案と比較する
積水ハウスから間取り提案を受けたら、他社の提案と比較するとよいでしょう。
なぜなら、同じ要望を伝えても、設計士や会社ごとに提案内容や得意分野が異なるからです。
比較をすることにより、積水ハウスの提案の強みや改善点も客観的に把握でき、契約前に納得のいく判断がしやすくなります。
結果として、複数社の間取りを見比べることは家づくりの選択肢を広げる有効な手段と言えるでしょう。

積水ハウスの間取りについてよくある疑問と回答
ここでは積水ハウスの間取りに関してよくある質問をご紹介します。
- 平屋で人気orおすすめの間取りは?
- 間取りが決まらなくて悩んでいるときはどうすればいい?
- 間取りの部屋数や坪数はどのように決めるべき?
- 間取り変更はいつまでできるの?
- 間取りのアイディアをたくさん出すにはどうすればいい?
平屋で人気orおすすめの間取りは?
平屋では「回遊動線」と「中庭を中心にした間取り」が特に人気です。
家の中心にLDKを配置し、キッチンから洗面・物干しまでが一直線につながる動線は家事効率が抜群。
さらに、リビングが中庭に面する設計にすることで、平屋の欠点になりやすい採光や風通しを確保できます。
間取りが決まらなくて悩んでいるときはどうすればいい?
間取りが決まらないときは、理想ではなく日々のリアルな生活から考えるのがおすすめです。
たとえば「家族が集まる時間」「朝の支度動線」「洗濯の流れ」など、日常の行動を一度書き出してみましょう。
新しい住まいでの現実的生活をイメージすると、必要な広さや配置が見えてきます。
間取りの部屋数や坪数はどのように決めるべき?
間取りの部屋数や坪数は、家族構成とライフスタイルを軸に考えるのが基本です。
一般的に4人家族で延床30〜35坪が目安ですが、子どもの人数や親との同居の可能性、在宅勤務の有無なども考慮しましょう。
間取り変更はいつまでできるの?
間取り変更は、一般的に契約後の「本打ち合わせ」期間まで可能です。
契約後の最終の仕様決定までは希望を反映できますが、構造材の発注や工事準備が始まると間取りの大きな変更は厳しくなります。
迷っている箇所は早めに相談し、納得してから最終決定することが大切です。
間取りのアイディアをたくさん出すにはどうすればいい?
間取りのアイディアを広げるには、まず多くの実例に触れることが大切です。
積水ハウスや他のメーカーのモデルハウスを見学するほか、InstagramなどのSNSで「#積水ハウス間取り」「#注文住宅間取り」などのハッシュタグで検索してみましょう。
実際に家を建てた方のアイディアを集めて参考にすることで、間取りの後悔を減らせます。
まだ家は建てるな!家づくりの順番を間違えて500万円損するところだった話

家づくりの記事を熱心に読んでくれてる人にだけ教えてあげたいことがあってさ。

なんでしょう?

2年前に注文住宅を買ったウチの姉ちゃんが「家づくりの順番を間違えて500万円損するところだった」って言ってたんだよね(※実話です)。

500万円の損失は痛いですね。
平均的な年収で1年働かないと得られない金額ですからね。

たしかに家づくりってトータルで何千万円の買い物だから、実際に「高級車1台分の失敗もある」って聞くと恐ろしくてさ。

逆に言うと、「家づくりの正しい手順」と「家づくりに役立つ制度」の2つさえ押さえておけば、失敗確率はゼロに近づけられますからね。
熱心にこの記事を読んでくださってる方には、家づくりで失敗してほしくないですね。

ウチの姉ちゃんは、契約直前に失敗に気づいてイチからやり直せたからよかったけどさ、気づかなかったら……

一年分の収入を失ってましたよね。


僕もこれから読みますね。

お前、読んでなかったのかよ!



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