「すぐに家を買うわけじゃないけど、冷やかしで住宅展示場に行ってもいいの?」
ふと住宅展示場に行きたい気分になったものの、冷やかし客だと自覚していると不安感にさいなまれることもあるでしょう。
そこで今回の記事では、住宅展示場に冷やかしで行くのはアリかナシかを回答するとともに、どのような考え方や立ち振る舞いをするとスマートかについて徹底解説していきます。
結論:住宅展示場に冷やかしで行くのはアリ

論から言うと、住宅展示場は家の購入意思がなくても行くことは可能です。
が、「そうは言っても、嫌な目に遭ったりしないの?」と不安になる方もいることでしょうから、リアルな話もしていきましょう。
冷やかし=家を建てる予定がないのに行くこと
ご存じの通り、住宅の購入意思がないのに住宅展示場に行く行為は「冷やかし」と言われます。
冷やかしだとバレると、営業マンが露骨に嫌な顔をされたり、心ない対応をされたりすることがあるのも事実。
しかしながら、多くの営業マンにとっては『よくあること』なので、必要以上に冷やかしで行くことに気を遣う必要もありません。
冷やかしでも住宅展示場のイベント目当てで行くのは問題なし
イベント目当てで住宅展示場に行くのは問題ありません。
住宅展示場は、家の購入を検討している人を集める目的が第一ですが、一方で集客目標を達成したいという狙いもあります。
ですから、イベントを開催しているハウスメーカーの目標達成に貢献するためにも、むしろ堂々と行ってあげましょう。
住宅展示場のイベントにはどんなものがあるの?
住宅展示場で開催されている主なイベントは、以下の通りです。
- 完成見学会、モデルハウスの自由見学会など
- セミナー、構造見学会など
- キャラクターショー、抽選会など
無料で行けるイベント以外にも、事前に予約した人でないと参加できないイベントもあります。
どのようなイベントがあるかは、事前にインターネットなどで調べておきましょう。
お得なプレゼントがもらえるイベントが開催されていることもあるので、行く前になったら必ずチェックすることをおすすめします。
プレゼントに釣られて展示場に行くのはNG?!家づくりの順番を間違えて500万円損するところだった話


いえ、読んでないです。

一緒にこのブログで解説者の仲なんだから読めよ!

僕は自分が出演してる記事以外は読まないので。

なんか冷めてるな!
まあいいけど…姉ちゃんが「何も準備せずに展示場に行くのは間違いだ!」って言ってたんだよね。

どういうことですか?

姉ちゃんは家を建てるとき、とにかく知ってるハウスメーカーのとこだけ回ってたらしいんだけど、、、
それは間違った家づくりの順番なんだって。

たしかにそうですね。

姉ちゃんは、いくつかのハウスメーカーと商談して、仮契約の一歩手前で踏みとどまったからよかったものの、、、
あやうく500万円も損するところだったらしいのよ。

500万の損失は大きいですね!
しかし、経験者が語ると説得力ありますね。

そうなのよ。だから、この記事を読んでる方にも姉ちゃんの話を知ってもらったら役に立つと思うのよ。

そこまで言うなら読みますよ。
なんてタイトルの記事でしたっけ?

これ実話をもとにしてるから恥ずかしいけど、「家づくりの順番を間違えて500万円損するところだった話」ね。

わかりました。読みますよ。
たぶん。きっと。おそらく。

絶対に読まねーだろ!
住宅展示場の見学の流れ

住宅展示場に行く際、どのような流れで見学が進むか心配に感じる人もいるでしょう。
まずは、大まかな流れを押さえておくことが大切です。
住宅展示場の見学は、以下の流れで進みます。
- 受付用紙の記入モデルハウスの見学
- 見学後アンケート用紙に記入
それぞれの流れについて、詳しく解説します。
受付用紙の記入
住宅展示場を見学する際、まずは受付を済ませる必要があります。
モデルハウスごとに受付の係がいるため、基本的には係員から受付を済ませるよう指示されます。
冷やかしでも受付が必要な場合もあるので、係員の指示に従いましょう。
モデルハウスの見学
受付後、モデルハウスの見学に進みます。見学の所要時間は、およそ30分~60分です。
冷やかしだと思われないようにするには、見学の際にいくつか質問を準備しておくことが大切です。
見学後のアンケート
見学終了後、アンケートの記入を求められます。
アンケートは、住所や氏名、連絡先を記入する項目があるため、冷やかしで行く人は慎重に記入するか考えてください。
というのも、住宅展示場に来店された人は、ハウスメーカーや工務店の見込み客となります。
そのため、営業担当者から積極的に営業をかけられる可能性があります。
あまり営業をかけられたくない人は、アンケートの個人情報に関する部分に記入するか、慎重に考えてください。
住宅展示場に冷やかしで行くとき、アンケート回答は正直にしないほうがいい?

住宅展示場に冷やかしで来場した場合、心配なのがアンケートへの回答です。
アンケートは、原則として記入するかは見学者の自由です。
そのため、どうしても営業をかけられたくない人は、アンケートの記入を断ってください。
とはいえ、冷やかしで来場していることをばれたくない人や、営業をかけられないか心配に思う人もいるでしょう。
では、アンケートについてどのように回答すれば良いか解説します。
アンケートは正直に回答するほうがいい
アンケートの記入が必要な場合は、正直に回答しましょう。
というのも、営業マンはアンケートの用紙を見て購入意思の高い人なのか、見込み客を見つける判断材料としています。
もし、冷やかしで来たことをバレたくないと思って購入時期が固まってしまっていると、かえってスタッフから営業をかけられるリスクが高まります。
しつこく営業されないためにも、できるだけ正直に回答してください。
家を買う意思がないことを告げないと、しつこく営業される可能性があるから
住宅展示場に来場後、スタッフから営業をかけられないようにするには、見学時に購入意思がないことをはっきり伝えておきましょう。
少しでも購入意思があれば、営業マンによっては積極的に営業をかけてきます。
冷やかしで来ている場合は、家の購入意思がないことをきちんと伝えておきましょう。
冷やかしだとしても住宅展示場で学べること
冷やかしで住宅展示場に来場しても、得られるメリットはさまざまです。
主な来場・見学のメリットは以下の3点です。
- 住宅業界やハウスメーカーのトレンドが把握できる
- 地域特有の住宅事情が把握できる
- 分からないことを営業担当者に確認できる
見学した場合に得られる学びについて、詳しく確認しましょう。
住宅業界やハウスメーカーのトレンドが把握できる
1点目のメリットは、住宅業界やハウスメーカーのトレンドが把握できる点です。
住宅展示場は、ハウスメーカーや工務店の主力商品となるモデルハウスや設備を準備しています。
そのため、各ハウスメーカーや工務店がどのような特徴があるかについて、情報を収集できる点がメリットです。
もし、少しでも興味のあるハウスメーカーや工務店があれば、購入意思がなくても住宅展示場に行くと良いでしょう。
地域特有の住宅事情が把握できる
2点目のメリットは、地域特有の住宅事情が把握できる点です。
特に学べる情報は、以下の4つです。
- 必要な基本性能
- 人気の居住エリア
- 災害に強いor弱いエリア
- 各社の価格感
地域の特性に応じた住宅はどのように作るべきか、情報を仕入れやすい点がメリットです。
分からないことを営業担当者に確認できる
3点目のメリットは、営業マンに気軽に質問できる点です。
住宅の購入意思がなくても、家の構造や特徴について質問したいことや不明点を気軽に聞ける点は魅力と言えるでしょう。
専門的な用語についても、その場で確認できるので、疑問点をすぐに解消できるメリットがあります。
ただし、冷やかしと判断されるときちんとした回答が返ってこないこともあるので、注意してください。
冷やかしでも住宅展示場を見学するなら確認すべきポイント

冷やかしで住宅展示場に行く場合でも、確認しておいた方が良い主なポイントは、以下の2つです。
- 質問したいことをリストにまとめておく
- モデルハウスの見学マナーを把握しておく
1点目、質問したいことを想定しておきましょう。
家の購入意思がなくても、簡単な質問はできるようにしておくと冷やかしだと思われにくいです。
購入意思のある人は、見学の際に質問したいことを必ず用意しています。
冷やかしだと思われたくない人は、少なくとも2、3個は質問を用意しておいてください。
2点目、モデルハウスの見学マナーを理解しておきましょう。
冷やかしでも、モデルハウスを見学する場合のマナーを守る必要があります。
案内してくれる担当者には礼節のある対応を心がけ、モデルハウス内では子どもが走ったり遊んだりしないように注意してください。
もしマナーを欠く対応をとってしまうと、今後モデルハウスの見学や住宅展示場に行けなくなる可能性があります。
今は冷やかしのつもりでも、今後もし購入意思が高まれば相談できるように、マナーを守ってください。
まだ家は建てるな!家づくりの順番を間違えて500万円損するところだった話

家づくりの記事を熱心に読んでくれてる人にだけ教えてあげたいことがあってさ。

なんでしょう?

2年前に注文住宅を買ったウチの姉ちゃんが「家づくりの順番を間違えて500万円損するところだった」って言ってたんだよね(※実話です)。

500万円の損失は痛いですね。
平均的な年収で1年働かないと得られない金額ですからね。

たしかに家づくりってトータルで何千万円の買い物だから、実際に「高級車1台分の失敗もある」って聞くと恐ろしくてさ。

逆に言うと、「家づくりの正しい手順」と「家づくりに役立つ制度」の2つさえ押さえておけば、失敗確率はゼロに近づけられますからね。
熱心にこの記事を読んでくださってる方には、家づくりで失敗してほしくないですね。

ウチの姉ちゃんは、契約直前に失敗に気づいてイチからやり直せたからよかったけどさ、気づかなかったら……

一年分の収入を失ってましたよね。


僕もこれから読みますね。

お前、読んでなかったのかよ!
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