「一条工務店で家を建てるためにアレコレ計画してるんだけど、地鎮祭をどうするかって聞かれて悩んでる……みんなどうしてるんだろう?」
家づくりには多くの儀式がありますが、初めてのことだらけで頭がハテナだらけになっている方も多いことでしょう。
今回の記事では、一条工務店での地鎮祭についての基礎知識からマニアックな知識まで徹底解説していきます。
一条工務店で地鎮祭しないのはアリ?ナシ?
一条工務店で家を建てるときに地鎮祭をするかどうか、迷う方が多いです。
地鎮祭をしない人も増えていると聞き、どうするべきか判断に悩む方もいるでしょう。
結論:地鎮祭しないもアリ

結論から言えば、地鎮祭をしなくても問題ありません。
やらなかったからといって、工事がストップしたり、家の品質に悪影響が出たりはしません。
実際に、一条工務店で家を建てた施主の中にも、地鎮祭を行わなかった方は多数います。
ただし地鎮祭には長い歴史があり、「土地の神様に家を建てることを報告し許しを得る」という文化的な意味合いを持っています。
まとめると、「形式的な儀式は必要ない」と割り切れるならば「しない」と決めても問題はありません。
一方で、
- 「念のためにやっておきたい」気持ちが家族にある
- 「両親が地鎮祭を希望している」などの事情がある
ならば、地鎮祭を開いて関係者の納得感を得るのをおすすめします。
地鎮祭をしないことによるメリット
地鎮祭をしないと、以下のようなメリットがあります。
- 費用と時間を削減できる
- 関係者が参加する時間も節約できる
費用と時間を削減できる
地鎮祭を行わない大きなメリットは、費用と時間を節約できる点です。
一条工務店では、施主が地鎮祭の開催を希望すれば対応してくれます。
しかし、必要となる費用は自己負担です。
例えば、神主さんへの謝礼(初穂料)は、地域によって差がありますが、2〜5万円程度が一般的な相場です。
お車代や御神酒、お供え物、祭壇の準備費用などを含めると、総額で10万円程度かかるケースもあります。
また当日は、地鎮祭自体で30分〜1時間ほどの時間がかかります。
前後の準備や片づけを含めれば、さらに長い時間が必要です。
これらの費用と時間を省けると考えれば、経済的にも時間的にも、かなりの負担を軽減できます。
関係者の参加時間も節約できる
地鎮祭を開かなければ、関係者が参加する時間も省けます。
地鎮祭には、施主本人だけでなく、営業担当や現場監督などのスタッフも立ち会う場合があります。
しかし、全員の予定を合わせるのは大変です。
家族構成や仕事の都合などで、家族全員が地鎮祭に立ち会うのが難しい方もいます。
日程調整に手間どると、工事のスケジュールが後ろ倒しになってしまうおそれがあります。
地鎮祭の開催にこだわらなければ、無理に予定を調整せず、自分たちのペースで家づくりを進めることが可能です。

家づくりって、ひとつひとつの専門用語を調べていくだけでも奥深いよなあ……。
色んなハウスメーカーの仕様や有料のオプションを調べてるとさ、「A社はココがいい」「B社のコレは捨てがたい」……って悩みまくりなんだけど、永遠に決断できる気がしないのよ。

それは家づくりを進めるうえで必ず通る道なので、むしろ良い傾向ですよ。

え、そうなの?

前に、家康くんはお姉さんに別記事「家づくりの順番を間違えて500万円損するところだった」で説教されてたじゃないですか?
しっかりと各社の情報収集をして比較してるから悩むわけで、悩みなくテキトーにハウスメーカーを選んで後悔するよりも百倍マシですよ。


ここからさらにマニアックな解説になるので、ぜひ勉強していってくださいね。

う……頭がパンクしそう……(プスプス)
地鎮祭をしないことによるデメリット
地鎮祭をしないと、以下のようなデメリットもあると考えられます。
- 万が一のときに不安や後悔が大きくなる
- 近隣住民からの印象が変わってしまう
万が一のときに不安や後悔が増幅する
地鎮祭をしなかった場合、あのとき地鎮祭をやっておけば良かった、と後悔してしまうかもしれません。
家づくりでトラブルが生じると、「地鎮祭をしなかったからバチが当たった」と不安になる人も多いです。
もちろん、地鎮祭をやらなかったから家に問題が起こる、というわけではありません。
それでも、家づくりは一生に一度の大きなイベントです。
後から「やっておけば良かった」と後悔するくらいなら、簡素な形式でも地鎮祭をやっておいた方が安心感につながります。
近隣住人からの印象が変わってしまう
もうひとつのデメリットは、近隣の住人からの印象を悪くしてしまうおそれがある点です。
地域によっては、地鎮祭をせずに工事が始まると、「あの家は非常識だ」と思われるリスクもあります。
新しい土地で良好な人間関係を築いていきたい場合は、その地域での慣習にも配慮するのが無難です。

一条工務店で地鎮祭をする際に押さえておきたいポイント
一条工務店で家を建てる際に地鎮祭をするなら、以下のポイントを押さえておきましょう。
- お礼やお車代などの費用はいくらかかる?
- 粗品は何が良い?
- 草刈りはどうするか?
- 神主の手配は誰がする?
- 参加者として誰を呼ぶ?
- どんな服装で行けば良い?
- 近所へのあいさつ回りはどうやる?
費用はいくら(お礼・お車代)
一条工務店で地鎮祭を行う場合、総額の目安は4〜8万円程度が一般的です。
この金額には、以下の項目が含まれています。
| 項目 | 内容・費用の目安 | 備考 |
| 初穂料(神主さんへのお礼) | 2〜5万円 | のし袋に包んで施主から神主さんへ渡す。相場は一条工務店の担当者に尋ねるのがオススメ。 |
| お車代 | 5,000〜1万円程度 | 神主さんの交通費として、初穂料とともに施主から渡す。 |
| 設営費(祭壇・竹・しめ縄等) | 1万円程度 | 一条工務店の対応を希望する場合は事前に相談 |
| お供え物 | 数千円程度 | 一条工務店の対応を希望する場合は事前に相談 |
初穂料とお車代は、施主が直接神主さんに渡します。
いくら包めばいいか迷った場合は、担当者に尋ねてみましょう。
粗品は何が良いの?
地鎮祭を開く際には、近所の方へお渡しする粗品を準備しておきましょう。
粗品としては、以下にあげるような、気をつかわせない消え物がおすすめです。
- 個包装された焼き菓子の詰め合わせ
- ハンドタオルなどの消耗品
- ウエットティッシュやキッチンクリーナーなどの消耗品
粗品を準備してもらいたい場合は、あらかじめ一条工務店に相談してください。
草刈りはどうするの?
地鎮祭を行う前には、土地の草刈りを済ませておく必要があります。
草が伸び放題だと、祭壇を設置したり敷地に立ち入ったりできず、地鎮祭そのものが成り立たないためです。
一条工務店では、地鎮祭を行う前の草刈りを施主側が行うのが基本となっています。
ただし、希望すれば一条工務店側で業者を手配してくれる場合もあります。
他に準備することは?
地鎮祭をスムーズに進めるため、事前に準備しておきたいポイントを下にまとめました。
- 当日のスケジュール確認
- 写真撮影が必要であればその準備
- 駐車スペースの確保
- のし袋の準備
気になる点があれば、担当者にすぐ相談しましょう。
同じ地域で地鎮祭を何度も行っており、的確なアドバイスをくれるはずです。
神主の手配は誰がするの?
一条工務店では施主からの依頼に応じて、神主の手配を代行してくれます。
どこの神社に依頼すればいいか分からない、宗教的な知識がなくて不安、と感じる方でも安心して任せることが可能です。
ただし、次のような場合は、自分たちで神主を手配するケースもあります。
- 実家や親族に付き合いのある神社がある
- 宗教的な理由で、神社を自分で選びたい
こうした希望があれば、担当者に「神主はこちらで手配します」とあらかじめ伝えておきましょう。
参加者は誰を呼べばいいの?
地鎮祭の参加者について明確なルールはありませんが、近年では家族と営業担当者でとり行う場合が多いです。
家族については、一緒に住む家族だけで参加する場合もあれば、両親・親族を含めて出席するケースもあります。
家づくりを援助してくれている方がいたら、参加をお願いすると喜ばれるでしょう。
ただし、無理に多くの人を呼ぶ必要はありません。
地鎮祭はあくまで、工事の安全を願うための儀式です。
服装は?
一条工務店での地鎮祭には、清潔感のある服装で参加するのがおすすめです。
スーツなどのフォーマルな服装でなくても問題ありません。
例えば、以下にあげる服装が良いでしょう。
- 男性なら、襟付きのシャツにチノパンやスラックス
- 女性なら、ワンピースやブラウスにパンツスタイル
- 子どもが参加するなら、シンプルで動きやすい格好
地鎮祭は屋外で行われるため、天候や足元の状態にも注意が必要です。
- 雨が予想される日は、レインコートや長靴を準備する
- ぬかるんだ地面でも歩けるように、ハイヒールやサンダルは避ける
近所へのあいさつ回りはどうすればいい?
地鎮祭を行うかどうかにかかわらず、工事前に近隣住民へのあいさつ回りを済ませておきましょう。
工事によって、騒音や振動、車両の出入りなどで迷惑をかけるおそれがあるためです。
一条工務店では、担当者が同行してくれるケースもあります。
あいさつには、地鎮祭当日から着工の数日前までに伺います。
訪問すべき範囲は、両隣および、向かいと裏手の各3軒にある一戸建て住宅が目安です。
どうしても自分たちであいさつ回りができない場合は、担当者に相談し、代理でのあいさつを依頼することも可能です。
訪問時に不在だった家には、後日改めて伺うか、あいさつの手紙を届けておきましょう。
まだ家は建てるな!家づくりの順番を間違えて500万円損するところだった話

家づくりの記事を熱心に読んでくれてる人にだけ教えてあげたいことがあってさ。

なんでしょう?

2年前に注文住宅を買ったウチの姉ちゃんが「家づくりの順番を間違えて500万円損するところだった」って言ってたんだよね(※実話です)。

500万円の損失は痛いですね。
平均的な年収で1年働かないと得られない金額ですからね。

たしかに家づくりってトータルで何千万円の買い物だから、実際に「高級車1台分の失敗もある」って聞くと恐ろしくてさ。

逆に言うと、「家づくりの正しい手順」と「家づくりに役立つ制度」の2つさえ押さえておけば、失敗確率はゼロに近づけられますからね。
熱心にこの記事を読んでくださってる方には、家づくりで失敗してほしくないですね。

ウチの姉ちゃんは、契約直前に失敗に気づいてイチからやり直せたからよかったけどさ、気づかなかったら……

一年分の収入を失ってましたよね。


僕もこれから読みますね。

お前、読んでなかったのかよ!



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