「一条工務店の外観を調べてみたいけど、おしゃれとダサいの差って何が違うんだろう?」
一条工務店での家づくりを検討している方にとって、家の顔とも言える外観は悩みの種のひとつでしょう。
そこで今回の記事では、一条工務店の外観実例をまとめるとともに、おしゃれとダサいの違いについて徹底解説していきます。
一条工務店の外観デザインの特徴
| 商品名 | 外観スタイル | 外壁の主な材料 | 外壁の特徴 |
| グラン・スマート | プレミアムモダン | ハイドロテクトタイル | 大判タイルが生み出す重厚感と高級感。汚れに強く、美しさを長期間維持できる |
| グラン・セゾン | 南欧プレミアム | 高級タイル+曲線意匠 | 柔らかな曲線とタイルの質感が調和した、南欧風の上品な外観 |
| アイ・スマート | シンプルモダン | タイル外壁 | 機能美を重視した直線的デザイン。狭小地にも映えるスタイリッシュな印象 |
| 百年 | 伝統和風 | 塗り壁(モルタル) | 継ぎ目のない塗り壁が生む重厚感。伝統美と最新性能を融合した外観 |
| アイ・キューブ | キューブ型モダン | タイル外壁 | 白を基調としたキューブフォルム。北欧的な柔らかさと都会的な印象を両立 |
| セゾン | 南欧ベーシック | レンガタイル+瓦(1階1面標準) | 出窓やレンガ調タイルが映える。温かみのある南欧風の定番デザイン |
| ブリアール | 和モダン | 吹付け仕上げ+瓦 | テラコッタ瓦と自然色の外壁が調和。南欧風にも和風にもなじむ柔らかな印象 |
一条工務店の住宅は、重厚感のあるプレミアムスタイルから、洗練されたシンプルモダンまで幅広く展開しています。
立地やライフスタイルに合わせて、最適なデザインを選べる柔軟性が魅力です。
ここでは、代表的な外観スタイルと、それぞれの特徴をわかりやすく紹介します。
プレミアムスタイル|重厚感と高級感を両立
「グラン・スマート」と「グラン・セゾン」は、一条工務店のハイクラスのラインナップです。
太陽光で汚れを分解し雨水で洗い流す「ハイドロテクトタイル」を標準採用し、長期間美しさを維持できます。
とくにグラン・スマートは大判タイルの「グレイスタイル」を選択でき、ダイナミックで風格ある外観を実現します。
モダンスタイル|都市に映える洗練デザイン
「アイ・スマート」と「アイ・キューブ」は、直線的でシャープな印象を持つシンプルモダンデザインを追求したシリーズです。
たとえば、アイ・スマートは、機能美を重視したスマートデザイン住宅として、狭小地でも映えるスタイリッシュな外観が魅力。
一方のアイ・キューブは、白を基調としたキューブ型のフォルムで、北欧住宅のような柔らかな印象を与えます。
どちらも流行に左右されにくい、普遍的で長く愛されるデザインを採用した住まいです。
ヨーロピアン・南欧スタイル|華やかで温かみのある外観
「セゾン」は、レンガタイルや出窓が印象的なヨーロピアンスタイルを採用したシリーズです。
無垢材を多く用いた内装との調和により、重厚で上品な佇まいを演出。
クラシカルでありながら落ち着いたデザインが魅力です。
一方、「ブリアール」はイタリアやプロバンスを思わせる南欧風デザインが特徴。
オールドテラコッタの瓦屋根と、白・黄色・ベージュ・オレンジといった温かみのある外壁カラーを組み合わせ、明るくやわらかな雰囲気を生み出します。
妻飾りやフラワーボックス、霧除けなどの装飾も細部まで丁寧に設計されており、南欧住宅らしい温もりを感じさせる仕上がりです。
和モダンスタイル|伝統と現代美の融合
「百年」は、日本独自の美的センスを活かした和風住宅シリーズです。
継ぎ目のない塗り壁(モルタル)が重厚感を際立たせ、時を経ても美しさと風格を保ちます。
伝統的な意匠と最新テクノロジーを融合させた、落ち着きと品格のある外観が特徴です。
一条工務店の外観にも一条ルールがある?

一条工務店では、「一条ルール」と呼ばれる独自の設計ルールが存在します。
これは住宅性能の均一化と高精度な施工を実現するための仕組みで、外観デザインにも一定の制約が設けられています。
たとえば、外壁のカラーは最大2色まで、建具(サッシや玄関ドアなど)はすべて同色で統一するのが基本です。
屋根勾配も1.5寸または3.5寸に限定され、外壁タイルの貼り方にも細かな基準があります。
また、間取りは0.5マス(約45cm)単位で設計されるため、完全自由設計とはいえ構造上の制約が生じやすい点も特徴です。
こうしたルールによって住宅性能を安定させ、断熱・気密性能を最大限に発揮できるよう管理されています。
一方で、これらの制約はデザインの幅を狭める要因にもなり得ます。
設計段階では「どこまで変更可能か」を営業担当に確認し、性能重視の仕組みであることを理解したうえで、外観デザインを検討することが大切です。

家づくりって、ひとつひとつの情報を調べていくだけでも奥深いよなあ……。
色んなハウスメーカーの仕様や有料のオプションを調べてるとさ、「A社はココがいい」「B社のコレは捨てがたい」……って悩みまくりなんだけど、永遠に決断できる気がしないのよ。

それは家づくりを進めるうえで必ず通る道なので、むしろ良い傾向ですよ。

え、そうなの?

前に、家康くんはお姉さんに別記事「家づくりの順番を間違えて500万円損するところだった」で説教されてたじゃないですか?
しっかりと各社の情報収集をして比較してるから悩むわけで、悩みなくテキトーにハウスメーカーを選んで後悔するよりも百倍マシですよ。


ここからさらにマニアックな解説になるので、ぜひ勉強していってくださいね。

う……頭がパンクしそう……(プスプス)
一条工務店の外観実例|デザインガイド
ここでは、主要商品の外観実例とデザインの特徴を価格順に整理し、予算や好みに合わせて住まいの選び方を解説します。
グラン・スマートの外観実例

グラン・スマートは、一条工務店の技術力を象徴する上位モデルです。
標準仕様のハイドロテクトタイルは、光触媒によって汚れを分解し、雨水で洗い流すセルフクリーニング機能を備えています。
外観だけでなくメンテナンス性・耐久性の高さが大きな魅力で、長期間にわたり美観を保ちやすい設計。
デザインルーバーや木目調軒天を取り入れることで、外構との一体感も演出できます。
グラン・セゾンの外観実例

グラン・セゾンは上質さとやわらかさを兼ね備えたプレミアムモデルです。
高級タイル外壁を標準採用し、耐候性に優れた構造でメンテナンスコストを抑えています。
また、パラペットルーフやデザインルーバーが標準装備されており、重厚さと曲線美を両立。
設備・性能・意匠、すべてを高水準でまとめたい方におすすめです。
セゾンの外観実例

セゾンはクラシカルな南欧テイストを基調としたベーシックモデルです。
無垢材を多用した内装との相性がよく、素材の質感を活かした上品な仕上がりが特徴。
標準仕様でも完成度が高く、こだわりたい部分だけをカスタマイズすれば、コストを抑えながら自分らしい外観を実現できます。
アイ・スマートの外観実例

アイ・スマートは、一条工務店の中で人気の高いシリーズのひとつ。
高断熱構造とタイル外壁を標準採用し、性能・デザイン・メンテナンス性のバランスに優れた住宅商品です。
2025年仕様では、ハイドロテクトタイルのカラーバリエーションが7色に拡大。
好みに合わせて自由に組み合わせられるため、機能性を維持しながら個性を出しやすくなっています。
アイ・キューブの外観実例

アイ・キューブはコンパクトながら洗練された印象を持つキューブ型の住まいです。
都市部や狭小地でも、デザイン性と開放感を両立できる構造が魅力といえます。
白を基調としたシンプルな外観は、周囲の街並みに自然に溶け込みつつ、窓配置や外構デザインを工夫することで個性を表現。
若年層を中心に人気が高く、限られた敷地でもスタイリッシュな住まいを実現します。
ブリアールの外観実例

ブリアールは南欧のプロバンス風デザインを取り入れたシリーズです。
外壁に高耐久の吹付け塗装「シナジオ・i」を採用し、色あせや汚れに強く、美しい外観を長期間維持します。
また、外構や屋根瓦との色合わせで多彩な雰囲気を作れるのも魅力です。
ナチュラルテイストの住まいを好む方に人気があります。
百年の外観実例

百年は、日本の伝統美を現代的に表現した和風住宅シリーズです。
瓦屋根と塗り壁による重厚で落ち着いた佇まいが特徴。
和の風格を大切にしつつ、最新性能を取り入れたい方におすすめします。
一条工務店の外観|配色別おしゃれ実例
外壁の配色は、住宅の印象を左右するデザイン要素のひとつです。
同じ形の建物でも、色の組み合わせ次第で高級感や温かみなどの印象が大きく変わります。
以下、一条工務店の公式実例から人気の高い配色パターンを取り上げ、それぞれの特徴をご紹介します。
黒系統の外観実例

出典:一条工務店「生活感のない、洗練されたホテルライクな暮らし。」
黒を基調とした外観は、重厚感と高級感を兼ね備えた人気の配色です。
グラン・セゾンの実例では、木目調の外壁とダークトーンを組み合わせ、洗練された佇まいを実現しています。
建具や外構まで色調を統一することで、生活感を抑えつつ全体に統一感を演出。
光の当たり方によって陰影が際立ち、シンプルな構成でも存在感のある仕上がりです。
白系統の外観実例

出典:一条工務店「リビングを家の中心に。家族とのつながりを考えたお家。」
白を基調とした外観は、明るさと清潔感を演出できる定番のスタイルです。
ブリアールの実例では、外観から外構まで統一感をもたせ、南欧風のやわらかな雰囲気を演出しています。
同時にレンガや瓦、フラワーボックスを効果的に配置することで、かわいらしさと上品さを両立。
素材の質感と陰影を生かした配色が建物全体に奥行きをもたらしています。
ピンク系統の外観実例

出典:一条工務店「子どもの将来まで見据えた、こだわりの設計。」
淡いピンクを基調としたアイ・スマートの外観は、やわらかく上品な印象を与えます。
光の当たり方によって表情が変わり、周囲の景観にも自然になじむデザインです。
ナチュラルな雰囲気のなかに、現代的なスマートさが感じられます。
グレー系統の外観実例

出典:一条工務店「子どもも大人も毎日が快適。家事動線にこだわった住まい。」
グレーを基調としたグラン・セゾンの外観は、落ち着きと洗練を兼ね備えた印象です。
外壁にはマットな質感を採用し、金属系のサッシやフラットな屋根ラインと調和。
無機質になりすぎないよう、窓配置や植栽でやわらかさを加えています。
おしゃれな一条工務店の外観とダサい外観の違いとは
外観の印象は建物単体のデザインだけでなく、周囲環境や外構との調和で決まります。
ここでは、外観をおしゃれに見せるための5つのポイントと、ありがちな失敗例を具体的に解説します。
前提として周囲の景観を含めたシミュレーションが大事
外観デザインを考えるときは、住まいと「街並みとの調和」を意識してみましょう。
同じ外観でも、立地や周囲の建物とのバランスによって印象は大きく変わります。
そこで重宝するのが、「外観パース:3Dの完成予想図」です。
一条工務店では、色味や屋根形状、外構デザインを組み合わせたパースを比較でき、全体のバランスを事前に確認できます。
また、時間帯による光の当たり方や陰影も再現されるため、完成後のイメージをより具体的につかみやすくなります。
建物の外観だけでなく、外構デザインも大事
外構計画は、建物の設計と並行して進めることが大切です。
門柱やフェンス、植栽などを建物と調和させることで、外観全体に統一感が生まれ、より完成度の高い印象になります。
また、外構工事は建物の着工後に検討を始めるケースが多いため、早めに業者を選定しておくと安心です。
設計段階から計画しておきましょう。
■【一条工務店の外構】費用は200万?おしゃれ、マージン、提携など徹底解説【安く工事】
一条工務店の外観は「ダサい」のか?個性を出す工夫
ネット上では「一条工務店の外観はダサい」「どの家も同じに見える」と言われることがあります。
しかし、これは設計の自由度を制限しているわけではなく、高い断熱性能や施工精度を安定して保つための仕組みです。
実際には、窓の配置や玄関ドアのデザイン、外構や植栽の組み合わせを工夫することで、十分に個性を表現できます。
とくに外壁の色味よりも、門柱・アプローチ・照明といった外構デザインにこだわるのがポイントです。
こうすることで、街並みに溶け込みながらも“ダサく見えない外観”を実現できます。
一条工務店の外観実例を探すならインスタも活用しよう
外観のイメージを広げたいときは、Instagram検索を活用してみましょう。
「#一条工務店外観」「#一条工務店アイスマート」などのハッシュタグで検索すると、実際のオーナー宅の外観を確認できます。
SNSは、カタログには載っていないリアルな事例を見られるのが魅力。
気に入った配色や外構デザインがあったら、スクリーンショットを保存して打ち合わせ時の参考資料にするといいでしょう。
一条工務店の外観|よくある質問
最後に、一条工務店の外観に関してよく寄せられる質問をまとめました。
担当者との打ち合わせ前に確認しておきましょう。
一条工務店の外観の打ち合わせで失敗しないコツは?
3Dシミュレーションと建築実例の両方を確認しましょう。
画面上と実物では色の見え方が異なるため、展示場でタイルサンプルを太陽光の下でチェックするのがおすすめです。
一条工務店の外観でもっとも人気の配色は何ですか?
白やグレーをベースにした配色が人気です。
清潔感があり、汚れも目立ちにくいため、迷ったときの基準として選びやすいでしょう。
外観をおしゃれにするために最低限必要なオプションは?
外観照明と玄関まわりの植栽スペースの2点です。
この2つを加えるだけで夜間の印象が大きく変わります。
外観デザインで後悔しないためのポイントは?
周辺環境との調和を最優先に考えることです。
デザイン性を優先しすぎて周囲から浮いてしまうと、完成後に違和感を抱く原因になります。違和感を抱く原因になります。
まだ家は建てるな!家づくりの順番を間違えて500万円損するところだった話

家づくりの記事を熱心に読んでくれてる人にだけ教えてあげたいことがあってさ。

なんでしょう?

2年前に注文住宅を買ったウチの姉ちゃんが「家づくりの順番を間違えて500万円損するところだった」って言ってたんだよね(※実話です)。

500万円の損失は痛いですね。
平均的な年収で1年働かないと得られない金額ですからね。

たしかに家づくりってトータルで何千万円の買い物だから、実際に「高級車1台分の失敗もある」って聞くと恐ろしくてさ。

逆に言うと、「家づくりの正しい手順」と「家づくりに役立つ制度」の2つさえ押さえておけば、失敗確率はゼロに近づけられますからね。
熱心にこの記事を読んでくださってる方には、家づくりで失敗してほしくないですね。

ウチの姉ちゃんは、契約直前に失敗に気づいてイチからやり直せたからよかったけどさ、気づかなかったら……

一年分の収入を失ってましたよね。


僕もこれから読みますね。

お前、読んでなかったのかよ!



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