「桧家住宅で調査してると『やばい』って表示されたんだけど、心配したほうがいいのかな?」
桧家住宅での住まいづくりを考えている方におかれましては、数多くの情報を集めていると、ネガティブなキーワードやニュースにも触れることになるでしょう。
しかしながら、匿名の方々の声やウワサレベルの話もたくさんあるため、何を信じればいいか迷っている方が多くいると思います。
そこで今回の記事では、桧家住宅がやばいと言われる理由について、中立的な立場で忖度なしに解説していきます。
桧家住宅はやばいって本当?どんな会社?

俳優の山本耕史と斎藤工を起用したCM(Z空調)で有名な桧家住宅の家には、どんな特徴があるのでしょうか。
口コミを検索すると「桧家住宅、やばい」のワードも見られ、心配になる人もいるかもしれません。
桧家住宅の口コミの「やばい」は中には悪い口コミもありますが、ほとんどの場合が良い意味で使われています。
基本性能が高くてやばい
桧家住宅の坪単価は40万円から90万円で中堅クラスに該当しますが、基本性能が高くコスパの良いハウスメーカーです。
長期優良住宅認定にもとづき、長く安心して住める家づくりを目指しています。
桧家住宅の商品ラインナップは大きく分けて「スマート・ワン(企画型住宅)」と「スマート・ワンカスタム(セミオーダー住宅)」の2つです。
「スマート・ワン(企画型住宅)」は、数百件のプランの中から選んでいくセレクト方式で、桧家住宅の人気商品です。
「スマート・ワンカスタム(セミオーダー住宅)」は建物の大きさで価格が決まるシステムで、大きさを決めてしまえばどのような間取りにしてもそれ以上価格が上がりません。
「スマート・ワン」と「スマート・ワンカスタム」のどちらも、内装はプロのコーディネーターによって選ばれた11種類のスタイルから選ぶ「セレクテリア」方式。
プロのコーディネーターによってデザインされた空間は、1つ1つインテリアを選ぶ手間を省き、統一感のあるデザインで人気です。
デザイン面でも人気な桧家住宅ですが、基本性能も優れており、耐震性能は最高レベルの「耐震性能3」を取得。
桧家住宅では「ハイブリッド工法」や「剛床工法」など、耐震性能を高めるための設備や技術を積極的に導入しています。
「ハイブリッド工法」は、木造軸組工法とパネル工法のそれぞれの長所を組み合わせた工法で、耐震性や耐久性を向上させつつ、デザイン性や間取りの自由度も高めます。
「剛床工法」は、床を頑丈な一枚板のように作る工法で、地震の揺れを分散することで建物全体の安定性を向上。
さらに劣化対策等級3、維持管理対策等級3を全棟で取得しており、安心して長く住み続けることのできる家をコスパ良く提供しています。
直接施工&ローコストがやばい
大手ハウスメーカーでは、下請け会社に建材の製造や現場の施工をさせる会社も多く、中間マージンが発生する分、コストも高くなっています。
桧家住宅では自社工場を所有しており、下請け会社を介さず直接施工を行っているので、中間マージンを削減し、コストの減少が可能。
工場でコンピューター制御で建材をカットし機械加工することで、手作業よりも高い精度の加工を実現しています。
工場で建材を加工してから現場に運ぶので、現場での作業の負担を減らすことができ、工期の短縮と施工精度の均一化が可能です。
ヒノキへのこだわりがやばい
桧家住宅では、その名の通りヒノキにもこだわりをもっています。
ヒノキは生木として強度が高く、建築材として多く使われており、国産針葉樹の中でも柱の素材としては最高峰です。
桧家住宅では柱に「無背割ヒノキ」を選択できます。
「無背割ヒノキ」とは、桧家住宅の指定工場で最先端の乾燥技術で水分量を調節した木材です。
通常、無垢の柱には「背割れ」と呼ばれる割れ目を一面に入れて、木材の膨張や収縮から起きる割れやねじれを防ぎますが、「無背割ヒノキ」にはこの割れ目がありません。
さらに桧家住宅では、断熱に優れ強度のばらつきの少ない「構造用集成材」を採用しています。
「構造用集成材」は耐火性・耐久性・断熱性に優れ、高強度であることが特徴です。
湿度の高い時期にも水分を吸収する、日本の気候に適した木材を使って、桧家住宅の家は建てられています。
全館空調がやばい
桧家住宅といえば全館空調の「Z空調」が代名詞と言えるほど、桧家住宅で家を建てる決め手にする人も多いようです。
全館空調とは、玄関から寝室まで家中どこでも同じ温度に保たれており、24時間365日温度差なく快適に過ごせる仕組みです。
Z空調はダイキン工業と協立エアテックが共同開発した全館空調システムで、高断熱・高気密の桧家住宅に適しています。
Z空調は他社の全館空調とは異なり、1階と2階のフロアごとに温度調節ができることが特徴です。
さらに、24時間換気システム「ココチE」が空気清浄機の役割を果たし、快適な温度と湿度に調節した空気を家全体に送ります。
「ココチE」は24時間給排気を行う「第1種換気」と、熱交換ユニットを通じて空気を建物内に取り込む「全熱交換式」システムを搭載しています。
全館空調は乾燥しやすいという特徴がありますが、2021年に発売されたオプションの、24時間オート加湿システム「極楽加湿」により、加湿された空気が家全体に送り届けられるので安心です。
桧家住宅で家を建てる人の8割が「Z空調」を採用するほどの人気なので、ぜひ検討してみましょう。
Wバリア工法がやばい
桧家住宅の家は、標準仕様で「発泡断熱材とアルミで家を包み込むWバリア工法」が採用されている高断熱・高気密な家です。
発泡断熱材の「アクアフォーム」は、泡状のため複雑な形状の場所でも隙間なく充填ができ、従来の繊維系断熱材に比べて、断熱材同士の接合部位や壁と柱の隙間を最小限にできます。
さらにアルミ製の遮熱性の通気スペーサー「アクエアーシルバー」と、透湿/防水/遮熱シート「アクアシルバーウォールライト」によって、赤外線を遮断し高い冷暖房効率を実現。
桧家住宅の標準仕様の家の断熱性等級は5、UA値は一般地域仕様で0.53W/㎡・K、寒冷地で0.55W/㎡・Kです。
後悔したくないならハウスメーカーは1社だけに惚れ込まない!必ず比較しよう
ここで家づくりでの後悔を減らすための大事なポイントをご紹介します。
大事なポイントとは、いくら素敵なハウスメーカを見つけたとしても、最初から1社だけに決め込んで契約してしまうのはNGだということです。
なぜなら私たちは、各ハウスメーカーを比較するからこそ、自分が本当に家づくりに求めていることやこだわりが見えてくるからです。
人はいちど何か惚れ込むと他が見えなくなりがちですから、あえて冷静な視点を取り戻すためにも、あえて興味がなくとも他のメーカーに相談することをオススメします。


正しい比較……ですか?

そう。
家づくりで後悔しないためには、正しい比較をするための手順が大事なんだってさ。

ほうほう、その話は面白そうですね。

うん。これから家づくりを検討している人にはめっちゃ役に立つから、別記事「家づくりの順番を間違えて500万円損するところだった」は読んでほしいな。

個人的には「家づくりで実際に500万円損した人の話」が読みたいですね。

悪趣味だな……。
桧家住宅の営業がやばい?

桧家住宅の口コミを見ると、営業担当者がやばかったという書き込みもあり、不安に思う方もいるかもしれません。
口コミをよく見てみると、営業担当者が親身になってくれて良い家づくりができたという、良い意味でのやばいもあります。
反対に、悪い意味でやばい営業担当者に当たってしまい苦労したエピソードも。
桧家住宅の営業担当者は実際のところどうなのかを見ていきましょう。
桧家住宅の「営業が最悪」という声がある理由
口コミの中には「営業担当者が最悪だった」との声もありますが、これは桧家住宅に限らずどのハウスメーカーでも起こり得ることです。
営業担当者のレベルが低い場合以外にも、人と人なのでどうしても相性が合わないこともあります。
例えば桧家住宅の口コミの中には「打ち合わせが多く負担に感じた」という意見がある一方で「もっと打ち合わせに時間をかけてほしかった」という声も。
効率良く家づくりを進めたいと思っている人に、打ち合わせに時間をかける熱心な営業担当者が付いてしまった場合は、その営業担当者が優秀でも不満に感じるかもしれません。
営業担当者との相性は、ストレスなくスムーズな家づくりを進めるために欠かせないポイントです。
しつこい営業の悪い点と良い点
相性によって、ある人にとってはしつこい営業に感じるが、別の人にとっては熱心な営業に感じることもあります。
一般的には、しつこい営業をされるのは苦手な人が多いと思いますが、実はしつこい営業にも悪い点と良い点が存在します。
悪い意味でのしつこい営業担当者とは、自分のノルマ達成や評価のために、自分のことしか考えずに強引な提案をしてくる人です。
良い意味でのしつこいとは、熱心にキャンペーン情報やお得情報を提供することで、家づくりに関する決断の後押しをしてくれるケースです。
手厚いサポートや迅速な対応をしてくれるなど営業担当者の人柄を知るきっかけになり、その後の家づくりにも良い影響を与えます。
理想の営業担当ってどんな人?
理想の営業担当者がどんな人かを知っておくと、実際に営業担当者が付いたときに相手を見極める基準になります。
レスポンスが早く、家づくりの希望をしっかりと聞いたうえで最適な提案をしてくれる営業担当者は、レベルが高い人です。
自社製品の特徴をしっかり理解していないと、希望を考慮したうえで最適な提案はできないからです。
反対に、対応が遅く提案も一方的な営業担当者には要注意。
契約するまでは調子が良いことを言っていたのに、契約後に態度が変わる営業担当者もいるので、しっかりと相手を見極めるようにしましょう。
桧家住宅では実現できないことやデメリットなど、マイナス面の情報もしっかりと伝えてくれる人であれば、信用できる可能性が高いです。
やばい営業が担当になってしまったときの対処法
では実際に自分がやばい営業担当者に当たってしまった時にはどうしたらよいでしょうか。
対処法について知っておけば、いざという時にも慌てずに対応できます。
担当変更をお願いする
質問や依頼したことへの返事がないなど、明らかに能力に問題がある営業担当者である場合はもちろんですが、どうしても相性が合わない場合にも担当変更をお願いしてみましょう。
営業担当者と相性が合わないとスムーズにコミュニケーションが取れず、家づくりの細かい希望がうまく伝わらない原因になります。
人生の中で大きな買い物の家づくりで、相性が合わないからと我慢をしてストレスを溜めてしまうのはもったいないです。
担当交代を依頼する場合は、営業支店の支店長や本社に依頼をします。
理想の家づくりのためにも、やばい営業担当者に当たってしまった場合には、勇気を出して担当交代を依頼しましょう。
会話を記録に残す
担当交代を依頼する際の証拠にもなるので、家づくりに関するやり取りについてはすべて記録に残すことがおすすめです。
原則としてハウスメーカー側で書類を作成し記録を残しますが、自衛のためにも会話の記録をデータや資料で残しておきましょう。
言った、言わないのトラブルを避けるためにも、会話の記録があれば有利です。
他のハウスメーカーにも相談する
ハウスメーカーを検討するときには、提案内容や見積もり費用が妥当かを比較するためにも、複数社で検討することが推奨されています。
他のハウスメーカーの営業担当者に、やばい営業担当者について相談すると、同業の目線から客観的な意見を聞けるケースもあります。
誰かに相談することで、状況を整理して気持ちを落ち着かせることもできるので、話しやすい他社の営業担当者がいれば相談してみましょう。
相談したハウスメーカーの担当者との相性がよければ、ハウスメーカーを変更することも対応策の1つです。
やばい営業ではなく優秀な営業と出会うための方法

初めから優秀な営業担当者と出会う方法を知っていれば、やばい営業担当者に当たって苦労する手間も減ります。
原則としてこちらから優秀な営業担当者を付けてくださいと指名することはできません。
多くの場合は、住宅展示場で最初に説明に付いた人がそのまま担当になることがほとんどです。
この時点で優秀な営業担当者に出てきてもらうためには、事前に問い合わせなどをして桧家住宅で家を建てる意思が強いとアピールしておくと有利です。
契約の可能性が高い相手であれば、ハウスメーカー側でも優秀な営業担当者を付けることで確実にチャンスをものにできるメリットがあります。
桧家住宅で家を建てたオーナーから紹介してもらう
桧家住宅は2024年11月現在で26,000棟以上の建築実績があり、それだけ多くの桧家住宅オーナーがいます。
桧家住宅で家を建てたオーナーが周りにいれば、優秀な営業担当者を紹介してもらえる可能性も。
さらに紹介特典というお得な制度もあり、オプションが20万円分お得になります。
住み心地や住んでからしかわからなかったオプションの必要性など、貴重な話を聞ける機会ですので、ぜひ周りに桧家住宅オーナーがいないか探してみましょう。
まだ家は建てるな!家づくりの順番を間違えて500万円損するところだった話

家づくりの記事を熱心に読んでくれてる人にだけ教えてあげたいことがあってさ。

なんでしょう?

2年前に注文住宅を買ったウチの姉ちゃんが「家づくりの順番を間違えて500万円損するところだった」って言ってたんだよね(※実話です)。

500万円の損失は痛いですね。
平均的な年収で1年働かないと得られない金額ですからね。

たしかに家づくりってトータルで何千万円の買い物だから、実際に「高級車1台分の失敗もある」って聞くと恐ろしくてさ。

逆に言うと、「家づくりの正しい手順」と「家づくりに役立つ制度」の2つさえ押さえておけば、失敗確率はゼロに近づけられますからね。
熱心にこの記事を読んでくださってる方には、家づくりで失敗してほしくないですね。

ウチの姉ちゃんは、契約直前に失敗に気づいてイチからやり直せたからよかったけどさ、気づかなかったら……

一年分の収入を失ってましたよね。


僕もこれから読みますね。

お前、読んでなかったのかよ!
コメント