「桧家住宅だと平屋の価格(坪単価)はいくらが目安なんだろう?」
「間取りや実例をもとに平屋住まいの相場を知っておきたい」
桧家住宅での平屋の住まいを検討している方にとって、必ずおさえておきたいのは価格や相場の実例だと思います。
そこで今回の記事では、桧家住宅の平屋について基礎知識から専門知識まで幅広く徹底解説していきます。
ぜひ参考になりますと幸いです。
桧家住宅の平屋の坪単価は?

桧家住宅の平屋の坪単価の目安はおよそ60万円です。
価格を抑えつつも機能性の高い、コストパフォーマンスの良い平屋づくりが実現できます。
桧家住宅の平屋で20坪~40坪までの価格(相場)
桧家住宅の平屋で20〜40坪の価格帯を、坪単価から算出し以下の一覧にまとめました。
坪数 | 価格(坪単価から算出) |
20坪 | 1200万円 |
25坪 | 1500万円 |
30坪 | 1800万円 |
35坪 | 2100万円 |
40坪 | 2400万円 |
平屋の総額はいくらになる?
坪単価は住まいづくりの総額が含まれているわけではありません。
坪単価に含まれる本体工事費は全体の約7割の費用が含まれています。
そのため、桧家住宅の平屋を建てたいときには、坪単価+3割の費用が発生すると、目安として覚えておきましょう。
たとえば30坪の平屋なら、坪単価(本体工事費)は1800万円+残り3割の付帯工事費やその他の費用を含むと、約2100万円前後です。
実際の総額は選んだ商品や住まいを建てるエリア、土地の形状やオプションの有無によっても異なります。
あくまで坪単価は目安として考え、その他の費用についても把握しておくことが重要です。
4LDKの平屋だと何坪必要?
4LDKの平屋を建てる場合、必要となるのは30〜40坪です。
たとえば30坪の平屋なら、LDKに20畳、5〜8畳の部屋を3つといった間取りの事例があります。
たとえば30坪の家を建てる場合なら、建ぺい率が50%の地域は60坪、建ぺい率が60%の地域は50坪の敷地面積が必要です。
建てる建物の坪数に合わせて、適切な広さの土地を選びましょう。

現時点の価格感はわかったんだけどさ、最近の日本だといろんなものが値上がりしてるじゃん。
やっぱり住宅関連の価格も値上がりは止まらないんだよね?

そのような予想をする方が大半ですよね。
家づくりの資材の多くは世界各地からの輸入品に頼っているので、円安が加速すると値上げせざるを得ませんからね。
あと、日本国内は慢性的な大工さん不足の影響で、人件費も高くなってるんですよね。

だよなあ。
前にウチの姉ちゃんに家づくりの相談したら「いずれ家を建てるなら情報収集だけでもとにかく急げ!」って、めちゃくちゃ説教されたんだよな(※実話)。


桧家住宅の平屋が建てられる商品ラインナップ

桧家住宅では、平屋を建てられる商品として以下のふたつのラインナップがあります。
- スマート・ワン平屋
- スマート・ワン カスタム
それぞれの商品の特徴について解説します。
スマート・ワン平屋
「スマート・ワン」は桧家住宅の規格住宅商品です。
あらかじめ決められた間取りプランの中から好みのものを選択し、住まいづくりを進めていきます。
間取りは限定されているものの、いずれも桧家住宅の注文住宅で人気の間取りのみがセレクトされています。
さらに用意されているプランは数百のプランが用意されているため、気に入った間取りが見つかりやすいでしょう。
インテリアは、決められたテーマを選ぶことでトータルコーディネートが実現する「セレクテリア」が採用されています。
スマート・ワンでは、平屋の間取りも取り扱いがあります。
間取りの自由度は低くなるものの、費用を抑えてリーズナブルな平屋を建てたいときに向いている商品です。
スマート・ワン平屋の建築事例として、24畳のL字型のLDKに、ウッドデッキや庭を設けた住まいがあります。
室内はセレクテリアの「ラグジュアリーモダン」タイプを選ぶことで、落ち着いた高級感のある雰囲気となっています。
ワンフロアで完結する平屋のメリットを活かし、LDKスペースは各スペースでメリハリを付けているのが特徴です。
スマート・ワン カスタム
「スマート・ワン カスタム」は、セミオーダー型の商品です。
費用がすでに決まっており、四角形(パレット)の中に好みの間取りを描いて設計していきます。
パレットの形や大きさはさまざまなものがあり、狭小住宅や変形地といった土地にも対応可能です。
住まいの大きさが決まれば、価格の変動はない定額制のフリーデザイン商品となっています。
スマート・ワン カスタムは2階建て住宅のほか、二世帯住宅や平屋にも対応しています。
定額制のため、あらかじめ住まいの費用感を把握しておきたいときに向いている商品です。
スマート・ワン カスタムでも多くの平屋の事例があります。
桧家住宅の平屋の特徴

桧家住宅の平屋は、ほかのハウスメーカーにはないさまざまなメリットがあります。
桧家住宅の平屋ならではの特徴を解説します。
全館空調との相性が抜群
桧家住宅は、全館空調システム「Z空調」を手掛けているハウスメーカーです。
桧家住宅のZ空調と平屋との関係について解説します。
平屋全体の温度差をなくせる
Z空調は、桧家住宅に空調メーカーの「ダイキン」、さらに換気システムメーカーの「協立エアテック」のコラボレーションによって開発されました。
住まい全体を快適な温度に保ち、廊下やキッチン、洗面台などにも温度差が発生しにくくなります。
平屋はワンフロアで完結するのがメリットである一方で、1階部分が広くなることから冷暖房効率が悪くなるデメリットがあります。
Z空調を取り入れた桧家住宅の平屋なら、平屋で「暑い」「寒い」といったことも感じにくくなるでしょう。
費用面で導入しやすい
Z空調は魅力的であるものの、「全館空調システムは値段が高いので導入できない」と感じている人も多いかもしれません。
桧家住宅のZ空調は、初期費用がほかの全館空調システムよりも安いのが特徴です。
さらに月々の電気代やメンテナンス費用といった、ランニングコストも低く抑えられています。
費用面でも導入するハードルが低く、全館空調システムのある平屋に憧れのある人も桧家住宅は選択肢となるでしょう。
リーズナブルでコスパが高い
桧家住宅は、リーズナブルでコストパフォーマンスの良い住まいづくりが実現するハウスメーカーです。
桧家住宅の平屋がリーズナブルなポイントを解説します。
ローコストメーカーに負けないレベルに価格が安い
桧家住宅の平屋の坪単価は60万円が目安ですが、ローコストメーカーの平屋の坪単価の目安は60〜70万円となっています。
ローコストメーカーよりも価格を抑えつつ、機能性の高い平屋づくりが実現するでしょう。
規格住宅や定額制の平屋が作れる
桧家住宅の平屋の価格が安い理由は、規格住宅や定額制を採用していることです。
規格住宅は間取りをあらかじめ限定することで、コストを抑えている商品です。
さらに、桧家住宅のセミオーダー住宅は、住宅の大きさが決まれば追加の費用は発生しません。
打ち合わせや間取り変更などで費用が変動することがないため、費用面でも安心して住まいづくりが進められます。
費用は抑えつつも、住宅の断熱性や耐震性といった性能はきちんと担保されています。
コスパの良い平屋づくりができるのも、桧家住宅のメリットと言えるでしょう。
家の基本性能が高い
桧家住宅では費用を抑えつつ、住まいの性能が高いコストパフォーマンスの良い平屋づくりができます。
耐震性や耐久性
桧家住宅では、オリジナルの「EXハイパーボード」や「ハイブリッド工法」「構造用集成材の採用」など耐震性能を高めるための設備や技術を豊富に導入しています。
耐震性能は、耐震性能最高の3を取得しています。
地震に強く、安心して住める平屋づくりを実現したい人にも、桧家住宅は向いているでしょう。
桧家住宅の住まいは、耐久性も高くなっています。
壁に湿気を通さない構造や建材のプレカットなど、住まいの劣化を防ぎ品質を高めるための工夫が多く取り入れられています。
桧家住宅の住まいは、劣化対策等級、維持管理対策等級ともに最高の3を取得しています。
メンテナンス性能が高く、長く住める平屋が実現できるでしょう。
断熱性や気密性
平屋はワンフロアで完結する構造であるからこそ、冷暖房効率が低くなり家全体が寒い・暑いといったことになりやすいです。
桧家住宅では、Z空調の導入に加えて、高い断熱性や気密性を確保するための技術も採用しています。
隙間を作らない発泡ウレタンフォームの「アクアフォーム」を現場で施工したり、遮熱性の高いアルミ製の「アクエアーシルバー」「アクアシルバーウォールライト」を屋根や壁に導入したりといった「Wバリア工法」を取り入れることで、住まいの断熱性と気密性を高めました。
断熱等性能等級は5、気密性を表すC値は0.4です。
桧家住宅の平屋で後悔しないために知っておきたいこと

桧家住宅の平屋は、コストパフォーマンスの高さが魅力である一方、いざ住んでみると「こんなはずではなかった」と後悔してしまうことがあるかもしれません。
桧家住宅の平屋で後悔しないために、知っておきたいポイントを解説します。
平屋の吹き抜けは、家が寒い原因になる?
吹き抜けのある平屋に憧れている人も多いかもしれません。
ただし、吹き抜けのある平屋は寒い、といった意見もあります。
暖かい空気は部屋の上の方にたまる性質があり、1階部分の広い平屋に吹き抜けを作ると、吹き抜けの上部分に暖かい空気がたまりやすくなるためです。
結果、吹き抜けの真下が寒くなりやすくなります。
ただし、しっかり断熱性や気密性を確保した平屋住宅なら、吹き抜けの寒さは軽減されます。
さらに桧家住宅の平屋はZ空調を搭載しているため、吹き抜けの有無に限らず住まい全体を快適な室温に保ちます。
吹き抜けのある平屋を検討したいときには、桧家住宅が選択肢となるでしょう。
平屋の予算はどれくらいが適正価格なの?
ハウスメーカーの調査によると、平屋の価格相場は2~3LDKの広さで1,000~2,000万円ほどです。
ただし、ハウスメーカーや商品、住まいを建てるエリアによっても価格は変動するのであくまで目安と考えておきましょう。
価格を抑えたいなら規格住宅(企画住宅)?
平屋の価格を抑えたいなら、注文住宅ではなく規格住宅も選択肢となります。
規格住宅は間取り設計の自由度は低くなるものの、その分、商品の坪単価が安くなっています。
また、間取り設計の打ち合わせ階数が少ない、工期が短い、というメリットもあります。
間取りのこだわりよりも予算を重視したいときには、平屋に対応している規格住宅商品も検討してみましょう。
平屋にオススメのオプションは?
平屋におすすめのオプションを以下にまとめました。
- Z空調
- 太陽光発電システム
- 防犯システム
桧家住宅の住まいなら、Z空調を検討してみましょう。
費用を抑えながら全館空調が実現するため、一年を通じて快適な室内環境が実現します。
平屋とZ空調の相性も抜群です。
平屋は2階建て以上住宅よりも屋根の面積が広いため、大容量の太陽光発電システムも搭載できます。
発電した電気を貯めておける蓄電池も同時に導入すれば、昼間発電した電気を夜間に使ったり、災害時の非常用電源として活用したりといったことも可能です。
平屋は地面に接している部分が多いため、2階建て住宅よりも侵入されやすく、目線も入りやすいといったデメリットがあります。
侵入を防いだり、目隠しができたりする防犯システムやアイテムをオプションで導入を検討しましょう。
桧家住宅以外の平屋が建てられるライバルハウスメーカー

桧家住宅以外にも、同価格帯で平屋を建てられるハウスメーカーがあります。
桧家住宅と比較検討して平屋を建てるハウスメーカーを決めたい人のために、ライバルハウスメーカーの平屋商品について解説します。
アイ工務店
「アイ工務店」は、長期優良住宅やZEH基準を満たしている住宅を手掛けるハウスメーカーです。
外観のバリエーションも豊富で、コストパフォーマンスの良いおしゃれな平屋も実現できます。
住友林業
「住友林業」は木材の調達力を活かして、無垢材をはじめとしたさまざまな木材を取り入れた住まいが実現できるハウスメーカーです。
平屋では、専門商品の「GRAND LIFE」を展開しています。
自然を感じながら、木のぬくもりのある平屋づくりは住友林業ならではといえるでしょう。
一条工務店
「一条工務店」は、標準仕様で高気密・高断熱での住まいを手掛けるハウスメーカーです。
床暖房や全館空調システム、太陽光発電システムなど快適に暮らせる設備も多く採用しています。
寒冷地でも対応できる平屋づくりを実現したいときには、一条工務店が向いているでしょう。
アキュラホーム
「アキュラホーム」は、大工からスタートしたハウスメーカーです。
大工での技術を取り入れつつ、価格を抑えて適正価格での平屋を提供しています。
デザイン性と機能性のバランスが良い平屋を実現したいときに向いているでしょう。
まだ家は建てるな!家づくりの順番を間違えて500万円損するところだった話

家づくりの記事を熱心に読んでくれてる人にだけ教えてあげたいことがあってさ。

なんでしょう?

2年前に注文住宅を買ったウチの姉ちゃんが「家づくりの順番を間違えて500万円損するところだった」って言ってたんだよね(※実話です)。

500万円の損失は痛いですね。
平均的な年収で1年働かないと得られない金額ですからね。

たしかに家づくりってトータルで何千万円の買い物だから、実際に「高級車1台分の失敗もある」って聞くと恐ろしくてさ。

逆に言うと、「家づくりの正しい手順」と「家づくりに役立つ制度」の2つさえ押さえておけば、失敗確率はゼロに近づけられますからね。
熱心にこの記事を読んでくださってる方には、家づくりで失敗してほしくないですね。

ウチの姉ちゃんは、契約直前に失敗に気づいてイチからやり直せたからよかったけどさ、気づかなかったら……

一年分の収入を失ってましたよね。


僕もこれから読みますね。

お前、読んでなかったのかよ!
コメント