今回の記事は、ヘーベルハウス(旭化成ホームズ)の標準仕様(標準装備)を詳しくリサーチしている方向けに最新情報をまとめました。
標準仕様は家の性能を左右する大事な要素ですから、メーカー選びの軸になることでしょう。
公式サイトや最新カタログなどをもとに作成しておりますので、参考になりますと幸いです。
- 【ヘーベルハウス】標準仕様とは?オプションとの違いは?
- ヘーベルハウスの標準仕様一覧表
- 標準仕様よりも大事なこと?!家づくりの順番を間違えて500万円損するところだった話
- 【ヘーベルハウス】構造・躯体・基礎の標準仕様
- 【ヘーベルハウス】外装(外壁・屋根・窓)の標準仕様
- 【ヘーベルハウス】キッチンの標準仕様
- 【ヘーベルハウス】水回り設備(お風呂・トイレ・洗面台)の標準仕様
- 【ヘーベルハウス】内装(床材・壁紙・建具)の標準仕様
- 【ヘーベルハウス】断熱・空調・換気の標準仕様
- 【ヘーベルハウス】電気・その他設備の標準仕様
- 【ヘーベルハウス】他社ハウスメーカーとの標準仕様比較
- 【ヘーベルハウス】標準仕様のよくある質問(FAQ)
- まだ家は建てるな!家づくりの順番を間違えて500万円損するところだった話
【ヘーベルハウス】標準仕様とは?オプションとの違いは?

住宅における標準仕様とは、建物の基本価格に含まれる性能や設備のことを指します。
構造や外壁、キッチンや浴室など、生活に必要な要素があらかじめ設定されており、追加費用なしで利用できます。
一方で、標準仕様だけでは満たせない希望がある場合、オプションで性能・デザインをグレードアップさせられます。
標準仕様でも快適に暮らせますが、オプションを加えることで住み心地をさらに高められるわけです。
どこまでが基本仕様に含まれ、どこからが追加費用になるのかわかれば、無理のない資金計画を立てやすくなります。
ヘーベルハウスの標準仕様一覧表
ここでは、ヘーベルハウスにおける主要16項目の標準仕様を一覧にまとめました。
詳細な説明は後ほど解説しますので、まずは他社との比較検討の参考資料としてご覧ください。
| 項目 | 標準仕様 |
| 構造 | DX構法(ハイパワード制震ALC構造)など |
| 基礎 | 連続布基礎・ベタ基礎 |
| 外壁 | ヘーベル板75mm + 断熱材 |
| 屋根 | ヘーベル板多重断熱 |
| 断熱材 | ネオマフォーム45mm |
| 窓 | Low-E複層ガラス+樹脂複合サッシ |
| 床材 | 突板フローリング |
| 壁紙 | イージークリーンクロス |
| キッチン | 3メーカー以上から選択可 |
| お風呂 | TOTO・LIXILなどから選択可 |
| トイレ | タンクつき・タンクレス選択可 |
| 洗面台 | 複数メーカーから選択可 |
| 換気 | 24時間換気(方式選択可) |
| 全館空調 | ロングライフ全館空調(選択可) |
| 電気設備 | LED照明標準、太陽光発電システム搭載可能 |
| 保証 | 60年無料点検+30年保証 |
一覧のとおり、耐震等級3相当の構造や多重断熱の屋根、低放射複層ガラスの窓など、高性能な仕様が標準で組み込まれています。

うおおっ…
めちゃくちゃたくさんの項目があるな……

ふふふ、解説のしがいがありますねえ!
最後までついてきてくださいよー
標準仕様よりも大事なこと?!家づくりの順番を間違えて500万円損するところだった話

そういやさ、あるハウスメーカーの標準仕様を含めて、家づくりについてウチの姉ちゃんに聞いたときに、ガチ説教されたことがあったんだけどさ。
建太郎は「家づくりの順番を間違えて500万円損するところだった話」の記事読んだ?

いえ、読んでないです。

一緒にこのブログで解説者の仲なんだから読めよ!

僕は自分が出演してる記事以外は読まないので。

なんか冷めてるな!
まあいいけど…姉ちゃんが「何も準備せずにハウスメーカーの展示会に行くのは間違いだ!」って言ってたんだよね。

どういうことですか?

姉ちゃんは家を建てるとき、とにかく知ってるハウスメーカーの標準仕様ばっかり調べて、展示会を回ってたらしいんだけど、、、
それは間違った家づくりの順番なんだって。

たしかにそうですね。

姉ちゃんは、展示会に行ったことのあるハウスメーカーと商談して、仮契約の一歩手前で踏みとどまったからよかったものの、、、
あやうく500万円も損するところだったらしいのよ。

500万の損失は大きいですね!
しかし、経験者が語ると説得力ありますね。

そうなのよ。だから、この記事を読んでる方にも姉ちゃんの話を知ってもらったら役に立つと思うのよ。

そこまで言うなら読みますよ。
なんてタイトルの記事でしたっけ?

これ実話をもとにしてるから恥ずかしいけど、「家づくりの順番を間違えて500万円損するところだった話」ね。

わかりました。読みますよ。
たぶん。きっと。おそらく。

絶対に読まねーだろ!
【ヘーベルハウス】構造・躯体・基礎の標準仕様

まずは、住宅の骨格となる構造や基礎について詳しく見ていきましょう。
構造
ヘーベルハウスでは、商品ラインごとに異なる構造体系を採用しています。
具体的には、
- 重量鉄骨をベースに制震技術を組み合わせた「RD構法(重鉄制震・デュアルテックラーメン構造)」
- 軽量鉄骨とALCパネルを組み合わせた「DX構法(ハイパワード制震ALC構造)」
- 大開口や大空間設計に適した「FREX構法(重鉄・システムラーメン構造)」
などがあります。
加えて、木造住宅ではオプション扱いとなることが多い制震技術を、ヘーベルハウスでは標準で採用しています。
いずれも耐久性と安全性を高い水準で両立できる点が強みです。
基礎仕様(連続布基礎・ベタ基礎)
ヘーベルハウスでは、全棟で地盤調査を実施。
その結果に応じて「連続布基礎」または「ベタ基礎」を採用しています。
耐震・制震性能
ヘーベルハウスの住宅は、標準仕様で耐震等級3に相当する安全性を持たせています。
具体的には、独自の制震装置「ハイパワードクロス」によって地震エネルギーを吸収し、建築基準法の1.5倍にあたる耐震性能を実現。

実証データでは、阪神・淡路大震災級の地震波でも最大層間変形角1/150以下という結果が確認されました(※)。
さらに熊本地震のように余震が続くケースでも性能低下を防ぎ、建物損傷の進行を大幅に抑制することがわかっています。
【ヘーベルハウス】外装(外壁・屋根・窓)の標準仕様

ヘーベルハウスの外装は、断熱性に優れたALCパネルや耐久性の高い屋根材を採用し、これらを標準仕様としています。
外壁・屋根・窓のいずれも高性能を基本とし、追加費用なしで備わるのは大きな魅力です。
ヘーベル(ALC)外壁
ヘーベル外壁とは、厚さ75mmのALC(軽量気泡コンクリート)パネルを使用した外壁のことです。
内部に無数の気泡を含む構造で、軽量ながら高い断熱性・耐久性・耐火性を兼ね備えています。
一般的なコンクリートと比較して約10倍の断熱性があり、夏は熱を遮り、冬は室内の熱を逃がしにくいのが特長です。
さらにヘーベルハウスでは最長60年間の無料点検システムを設けています。
保証は初期30年が対象で、その後は点検・補修を経て延長される仕組みです。
屋根材
ヘーベルハウスの屋根は、「ALCパネル100mm」を基本に「フラット屋根」と「勾配屋根」から選択できます。
いずれも断熱材一体型の構造で、高い断熱性と耐久性を標準仕様として備えています。
フラット屋根
ALCパネル100mmに断熱材と防水層を組み合わせた構造を採用しています。
屋上防水は耐久性を重視した仕様で、設計上の耐用年数は約30年とされています。
勾配屋根
ALC瓦タイプまたはガルバリウム鋼板葺きから選択可能です。
屋根断熱の性能は設計条件や仕様によって変動するため、具体的なUA値は建物ごとに算定されます。
窓・サッシ
標準仕様として、Low-E複層ガラスの窓と樹脂複合サッシを採用しています。
室内側に樹脂材を用いることで結露を防ぎ、断熱性と快適性を高めています。
防犯面の対策として、1階窓とバルコニーに面する窓に防犯ガラス(合わせガラス)を採用。
また、気密性能はJIS規格で最高ランクのA-4等級をクリアし、強風時でも隙間風を防ぎます。
【ヘーベルハウス】キッチンの標準仕様

ヘーベルハウスのキッチンは、「トクラス」「LIXIL」「クリナップ」「オリジナル」の4種類から選択できます。
いずれもワークトップやシンク、収納まで高いグレードを標準装備しているのが特長です。
トクラス「Berry」
厚さ30mmの人造大理石ワークトップと一体成のシンクを採用。
熱や傷に強く、調理中の鍋やフライパンを直接置いても変色や損傷の心配がありません。
それに加え、3口ガスコンロと食器洗浄乾燥機も標準装備されています。
LIXIL「リシェルSI」「シエラS」
LIXILのキッチンは、以下2種類のモデルを用意しています。
- リシェルSI:厚さ12mmのセラミックワークトップを採用。傷・熱・汚れに強く、長期間美観を保てる高耐久モデル
- シエラS:厚さ25mmの人造大理石ワークトップとシンクを標準装備し、統一感のある仕上がりが魅力。
どちらも「らくパッと収納」を備え、引き出し式で奥の物まで取り出しやすい設計です。
クリナップ「ステディア」
ステンレス製キャビネットと厚さ40mmのステンレスワークトップを備えたモデルです。
表面に細かな凹凸を施しているため傷が目立ちにくく、使い込むほど味わい深い質感に変化します。
シンクは深さ200mmの大容量タイプで、大鍋や中華鍋も洗いやすいサイズ感です。
扉材は木目調・鏡面・マット仕上げなど8種類から選択でき、ステンレスの無機質さを和らげる多彩なデザインに対応しています。
ヘーベルハウスオリジナルキッチン
住宅全体とのデザイン統一を重視した、ヘーベルハウス専用のオリジナルモデルです。
ワークトップは人造大理石とクォーツストーンから選択でき、上質な質感と耐久性を備えています。
標準設備としては、
- パロマ製の高火力3口ガスコンロ
- 静音タイプのレンジフード(38dB以下)
- 幅60cm・8人用の大容量食器洗浄乾燥機
を採用。
いずれも設置・導入に追加費用は発生しません。
■参考記事:【ヘーベルハウス キッチン】標準の種類・実例・カタログ全解説【Hシリーズ/トクラス/リクシル/クリナップ】
【ヘーベルハウス】水回り設備(お風呂・トイレ・洗面台)の標準仕様
ここでは、ヘーベルハウスの住宅商品における水回り設備の標準仕様について解説します。
お風呂・浴室の標準仕様
浴室は1.25坪または1.0坪サイズのユニットバスを基本とし、TOTO・LIXILなどのモデルを選択できます。
TOTO「サザナ」
快適な入浴環境を追求したモデルです。
浴槽には「魔法びん浴槽」を標準採用し、4時間経過しても温度低下は2.5℃以下と高い保温性を発揮します。
本体素材は人造大理石を使用しており、なめらかな肌触りと美しい光沢が魅力です。
LIXIL「アライズ」
清掃性と利便性に優れたユニットバスです。
「まる洗いカウンター」は取り外して洗浄できるため、汚れが溜まりにくくお手入れが簡単。
床には「キレイサーモフロア」を標準装備し、水はけが良く速乾性に優れているため、掃除の手間を軽減できます。
トイレの標準仕様
トイレはタンクつきタイプが標準仕様ですが、オプションでタンクレストイレも選択できます。
タンクつきタイプ(LIXIL「プレアス」)
LIXILのプレアスは、節水性と清掃性を兼ね備えたモデルです。
独自開発の「パワーストリーム洗浄」により効率よく水を流し、少量で高い洗浄力を実現。
さらに「電動お掃除リフトアップ」機能を備えており、便座が持ち上がる構造によって、これまで掃除が難しかった隙間まで簡単に清掃できます。
日常の手入れを大幅に楽にしてくれるモデルです。
タンクレスタイプ(TOTO「ネオレスト」)
TOTOのネオレストは、省エネ性と快適性を兼ね備えた先進モデルです。
従来の半分以下の水量で洗浄できる超節水4.8L仕様に加え、便器表面にはセフィオンテクト加工を施し、汚れの付着を防ぎます。
便座は瞬間暖房機能を備えており、必要なときだけ加熱することで待機電力を抑制。
さらに人感センサーによる自動開閉機能を標準装備し、衛生性と利便性を高めています。
洗面台の標準仕様(メーカー別ラインナップ)
洗面台は幅750〜900mmサイズを基本とし、「3面鏡裏収納」と「ハンドシャワー水栓」を標準装備しています。
TOTO「オクターブ」
大容量の3面鏡裏収納とハンドシャワー水栓を備えたモデルです。
収納力に優れ、洗面ボウルは広めの設計で、日常の洗顔や洗髪も快適におこなえます。
LIXIL「LC(エルシィ)」
奥行きのある収納スペースとシームレスな人造大理石ボウルを採用。
汚れが溜まりにくく、お手入れが簡単な構造が特徴です。
パナソニック「シーライン」
縦に2本配置された「ツインラインLED照明」を採用。
顔に影ができにくく、メイクや身支度を快適におこなえる洗面台です。
【ヘーベルハウス】内装(床材・壁紙・建具)の標準仕様

内装は質感と機能性の両立を重視し、中級グレードを標準仕様としています。
詳しく見ていきましょう。
床材
複合フローリングを基本とし、「オーク」「チェスナット」「ウォールナット」の3種類から選択できます。
表面材には挽板を使用し、無垢材に近い質感を実現。
塗装処理により耐久性を向上させています。
水回り
洗面室・トイレ・キッチンなどの水回りにはクッションフロアを採用しています。
防水性と清掃性に優れ、木目調・タイル調・石目調などのデザインから選択可能です。
玄関・玄関ホール
玄関と玄関ホールには、磁器タイルを標準採用。
この磁器タイルは、外から持ち込まれる泥や水に強く、滑りにくい表面処理が施されているのが特徴です。
耐久性も高いため、長期間にわたって使用できます。
壁紙・内装材
壁紙は、機能性クロスを中心に80種類を超えるバリエーションから選択可能です。
汚れ防止・消臭・抗菌などの機能を持ち、各室1面までは追加費用なしでアクセントクロスを選べる仕組みです。
リビング・ダイニング
表面フィルム加工の汚れ防止クロスを標準採用。
水拭きで手垢や食べ物の汚れを簡単に落とせます。
寝室・子供部屋
銀イオン配合の消臭・抗菌クロスを採用し、清潔な室内環境を維持します。
天井
全室共通で白色系の織物調クロスを採用しています。
照明の光を効率よく反射し、空間を明るく見せてくれます。
トイレ・洗面
防カビ・防汚機能付きクロスを採用しており、湿気の多い空間でも美観を保てます。
建具・室内ドア・収納
ヘーベルハウスの建具は、木製仕様を基本とし、デザイン性と機能性の両立を図っています。
室内ドアや収納扉にソフトクローズ機能を標準採用し、日常の使いやすさと安全性に配慮しています。
室内ドア
天然木の質感を再現しながら、反り・割れを防ぐ開き戸タイプを標準採用しています。
収納システム
クローゼットには2枚折れ戸タイプの扉を採用し、開口幅を広く確保しています。
内部にハンガーパイプと枕棚を標準装備しており、十分な収納力があります。
収納力と使い勝手を兼ね備えた設計で、ライフスタイルに合わせて柔軟に活用できます。
【ヘーベルハウス】断熱・空調・換気の標準仕様

ヘーベルハウスの住宅商品では、高い断熱性能と先進的な空調システムを標準仕様としています。
それぞれの仕様と特徴を解説します。
断熱材
旭化成製の高性能断熱材「ネオマフォーム(熱伝導率0.020W/m・K)」を外壁・屋根・基礎に採用しています。
ZEH基準を満たす断熱性能により、年間を通じて快適な室内環境を保てるでしょう。
全館空調「快適エアリー」
ヘーベルハウスでは、1台のエアコンで家全体をまかなう全館空調システム「快適エアリー」を標準採用しています。
これは各室の温度差を3℃以内に抑える設計で、リビングや寝室、廊下に至るまで快適な温度を維持します。
■参考記事:セキスイハイム「快適エアリー」全館空調システムで後悔?カビ、電気代が高すぎるなどの声を徹底解説
換気システム
第1種換気または第3種換気など、効率的な換気システムを採用しています。
別途、花粉や粉じんに対応するフィルターもオプションで用意されています。
【ヘーベルハウス】電気・その他設備の標準仕様

ヘーベルハウスの住宅は、入居直後から快適に暮らせるよう、電気・通信・セキュリティなどの基本設備をあらかじめ整えています。
太陽光発電の配線準備も標準で済んでいるため、将来的な設備追加もスムーズにおこなえるでしょう。
電気設備・コンセント・照明
延床面積30坪で40〜50口のコンセントを標準配置。
全室LED照明を採用し、リビングには調光機能、寝室には調色機能付き照明を標準設置しています。
生活シーンに合わせた照明環境を整えられる点が特徴です。
情報配線・セキュリティ設備
全室にギガビット対応LANケーブルを標準配線しています。
さらに、TVモニター付きインターホンや防犯センサーを標準装備し、快適なデジタル環境と安全性を確保しています。
玄関ドア・外構
玄関ドアは断熱性能に優れたアルミ製を採用しています。
外構については、敷地整地・駐車場コンクリート打設・境界フェンス設置を標準範囲としています。
【ヘーベルハウス】他社ハウスメーカーとの標準仕様比較
| 項目 | ヘーベルハウス | 積水ハウス | 大和ハウス | パナソニックホームズ |
| 構造 | 軽量・重量鉄骨 | 軽量・重量鉄骨・木造 | 軽量・重量鉄骨・木造 | 軽量・重量鉄骨 |
| 外壁 | ヘーベル板のみ | ダインコンクリートなど | 窯業系サイディング(ベルサイクスなど) | 光触媒タイル「キラテック」 |
| 天井高 | 2400mm程度 | 2400mm, 2500mm, 2700mmなど | 2720mm | 2400mm |
| 断熱性能 | ZEH基準対応 | ZEH基準適合、グリーンファーストゼロなど(断熱等性能等級5以上) | 断熱等級6標準 | 家まるごと断熱(ZEH基準、断熱等級7対応商品もあり) |
| 保証期間 | 60年点検+30年保証 | 30年保証 | 30年保証 | 35年保証 |
| 坪単価目安 | 80万〜120万円 | 80万〜150万 | 70万〜150万円 | 70万〜150万円 |
同価格帯で検討されることの多いハウスメーカーと比べると、ヘーベルハウスの標準仕様の特徴がより鮮明になります。
ここでは、積水ハウス・ダイワハウス・パナソニックホームズの3社を取り上げ、主要項目ごとに違いを整理します。
ヘーベルハウスが優れている点は?
ヘーベルハウスの最大の強みは、外壁材「ヘーベル板(ALCコンクリート)」の長期性能です。
一般的なサイディング外壁が10〜15年ごとに塗り替えや張り替えを必要とするのに対し、ヘーベル板は約60年の耐用年数を想定。

さらに、最長60年間の定期点検システムが整備されており、建物の寿命を延ばすメンテナンス体制が標準で備わっています。
加えて、国の定める耐火構造の基準をクリアする高い防火性能を発揮するため、地震・火災から住まいを守ります。
このようにヘーベルハウスは「メンテナンスの負担を抑えつつ、長期にわたり安心を提供する住宅ブランド」であり、その点において他社より優れているといえるでしょう。
【ヘーベルハウス】標準仕様のよくある質問(FAQ)
標準仕様について寄せられる疑問をまとめ、性能・費用・保証・資料請求などのポイントを整理しました。
Q: オプションを追加すると総額はどのくらい上がりますか?
太陽光パネルや床暖房などのオプション費用は、設計条件や設備容量により大きく変動します。
具体的な金額は、見積もり段階で確認してください。
Q: 60年点検システムの対象はどこまでですか?
対象は構造躯体と防水部分で、保証は30年を起点としています。
定期点検と必要に応じた有償補修を受けることで、保証期間を最長60年まで延長可能です。
Q: 標準仕様のカタログはどうすれば入手できますか?
以下の方法で入手・確認できます。
- 公式サイトから申込み:無料カタログが郵送(約1週間で到着)
- 住宅展示場:実物の確認とスタッフによる詳細説明が可能
このほか、カタログの一括請求サイトから請求して入手できます。
個別の商品のみ知りたい場合は公式ページがオススメですが、まずは幅広く情報収集をしている方には、一括請求サイトを利用するのがオススメです。

いろんなメーカーのカタログをひとつひとつ個人情報入力して取り寄せるのめんどくさいから、カタログの一括請求サイト使ってみたらめちゃめちゃ楽だったな。

ですね。家づくりの情報収集は広く色んなメーカーを見回ったほうがよいので、隠れた優良工務店を発見するためにも、カタログの一括請求サイトはオススメですね。
まだ家は建てるな!家づくりの順番を間違えて500万円損するところだった話

家づくりの記事を熱心に読んでくれてる人にだけ教えてあげたいことがあってさ。

なんでしょう?

2年前に注文住宅を買ったウチの姉ちゃんが「家づくりの順番を間違えて500万円損するところだった」って言ってたんだよね(※実話です)。

500万円の損失は痛いですね。
平均的な年収で1年働かないと得られない金額ですからね。

たしかに家づくりってトータルで何千万円の買い物だから、実際に「高級車1台分の失敗もある」って聞くと恐ろしくてさ。

逆に言うと、「家づくりの正しい手順」と「家づくりに役立つ制度」の2つさえ押さえておけば、失敗確率はゼロに近づけられますからね。
熱心にこの記事を読んでくださってる方には、家づくりで失敗してほしくないですね。

ウチの姉ちゃんは、契約直前に失敗に気づいてイチからやり直せたからよかったけどさ、気づかなかったら……

一年分の収入を失ってましたよね。


僕もこれから読みますね。

お前、読んでなかったのかよ!



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