「大和ハウスがやばいという情報があるけど、大丈夫なのかな?」
「社長や営業がやばいってどういうこと?」
大和ハウスでの住まいづくりを検討している方にとって、ネガティブな情報は嫌でも目につくことでしょう。
結論を先に言うと、大和ハウスは日本でも有数の優良ハウスメーカーですが、すべての面においてパーフェクトではありません。
家づくりは大規模なプロジェクトであり、初めて家づくりを依頼する人との二人三脚になるわけですから、大小問わずトラブルやクレームはあります。
実際問題、トラブルやクレームのないハウスメーカーは存在しませんし、ネガティブな情報ほどSNSなどで拡散されがちなので、調べれば調べるほど不安になることでしょう。
そこで今回の記事では、大和ハウスがやばいとウワサされている事案について徹底的に解説します。
忖度なしで語っていきますので、参考になりますと幸いです。
大和ハウスはやばいって本当?どんな会社?

インターネットを検索すると、「大和ハウスはやばい」と書かれた記事がいくつも出てきます。
ネガティブな表現を目にすると、どんな会社なのだろうと不安になってしまいます。
大和ハウスの何が、そこまで「やばい」のでしょうか。
大和ハウスは特に、下にあげた4つが「やばい」ポイントです。
- 基本性能の高さ
- 優れた耐震性
- 混合構造技術
- 価格の高さ
この記事ではまず、大和ハウスのどこがやばいのかを説明しましょう。
基本性能が高くてやばい
大和ハウスの住宅は、基本性能が優れています。
特に、断熱性や耐震性はハウスメーカーの中でもトップクラスです。
たとえば大和ハウスの鉄骨造住宅である xevo Σ(ジーヴォ シグマ)を選ぶと、断熱性能をより高めることができます。
四季を通じて快適な気温を保てますし、光熱費も低く抑えられます。
耐震性も非常に高いです。
丈夫な構造を持っているため、家の中の空間を広く取ることができます。
どれくらいの空間の広さが実現するかというと、天井高であれば、2メートル72センチもの高さを確保できます。
また、最長で横幅7メートル以上の開口部をとることも可能です。
自宅の間取りや設計にこだわりがある方も、大和ハウスなら安心して相談できますね。
耐震性が優れていてやばい
高い基本性能の中でも、大和ハウスの住宅は耐震性に特に優れていて「やばい」と感じてしまうほどです。
震度7クラスの地震を連続して受けても、大和ハウスの住宅は耐えられる強さで設計されています。
独自にデザインされた壁が地震の揺れを吸収することで、高い耐震性を実現しているのです。
鉄骨造の xevo Σ(ジーヴォ シグマ)は、実物の住宅を使って、実際に揺れを加えて耐震性をテストしています。
実験をした結果、震度7相当の揺れを4回加えても、住宅の耐震性能を保っていると証明しました。
最近は日本各地で震度7クラスの地震が起こっています。
耐震性の高い住宅に住んでいれば、大きな揺れがきても家族の命を守れます。
また、地震の後も避難せずに自宅で過ごせる可能性が高まるでしょう。
いざという時に備えて、耐震性が高い住宅を建てておくのに、こしたことはありません。
混合構造技術がやばい
混合構造技術とは、家を支えるため横にわたす梁(はり)を、鉄骨とコンクリートを組み合わせて作る技術です。
この技術を採用することにより、鉄骨だけで梁を作るのと比べて、より軽い建材で高い耐久性を保てます。
また、鉄骨とコンクリートを組み合わせて使うので、鋼材価格が値上がりしても建築費用が上がりづらいという長所もあります。
価格が高くてやばい
大和ハウスの住宅は高性能な分だけ、価格も高くて「やばい」と感じるかもしれません。
大和ハウスの住宅の価格相場は、坪あたりで平均84万円程度します。
一方で、居住専用の住宅の平均坪単価は坪あたり75.9万円です(2023年度建築着工統計調査、国土交通省)。
標準的な住宅の坪単価と比べると、大和ハウスは値段が高めに設定されています。
しかし、基本性能の高さを考えれば、見合った価格になっていると考えるべきでしょう。
マイホームは一生に一度の買い物です。
一度自宅を建てると、後からスペックを大きく変えるのは難しいです。
なるべく価格を安く建てたいのはもちろんですが、譲れない条件にはしっかりこだわって注文することも重要です。
後悔したくないならハウスメーカーは1社だけに惚れ込まない!必ず比較しよう
ここで家づくりでの後悔を減らすための大事なポイントをご紹介します。
大事なポイントとは、いくら素敵なハウスメーカを見つけたとしても、最初から1社だけに決め込んで契約してしまうのはNGだということです。
なぜなら私たちは、各ハウスメーカーを比較するからこそ、自分が本当に家づくりに求めていることやこだわりが見えてくるからです。
人はいちど何か惚れ込むと他が見えなくなりがちですから、あえて冷静な視点を取り戻すためにも、あえて興味がなくとも他のメーカーに相談することをオススメします。


正しい比較……ですか?

そう。
家づくりで後悔しないためには、正しい比較をするための手順が大事なんだってさ。

ほうほう、その話は面白そうですね。

うん。これから家づくりを検討している人にはめっちゃ役に立つから、別記事「家づくりの順番を間違えて500万円損するところだった」は読んでほしいな。

個人的には「家づくりで実際に500万円損した人の話」が読みたいですね。

悪趣味だな……。
大和ハウスの営業がやばい?

インターネットで大和ハウスの情報を調べると「大和ハウスの営業がやばい」と評判を見かけます。
しかし、大和ハウスの営業担当だけがひどい人が多い、などということがあるのでしょうか。
他のハウスメーカーを調べてみても、とんでもない担当者の口コミは見つかります。
大和ハウスだから、営業がひどいというわけではなさそうです。
大和ハウスの営業が最悪というのは一部
対応がひどい営業担当がいたとしても、大和ハウスの社員全体から見ればごく一部でしょう。
大和ハウスには48,000人以上の従業員がいます(2024年3月末時点、連結ベース)。
国内ハウスメーカーの中でも、従業員数はトップクラスの多さです。
これだけ従業員が多くいれば、営業担当の社員もたくさん所属しています。
営業マンが数多くいれば、割合は低かったとしても、ひどい担当者にあたる案件が増えるでしょう。
そうしたやりとりがネット記事やSNSに書き込まれることで、大和ハウスの営業が最悪だと印象に残ってしまうのです。
営業がしつこいことの悪い点と良い点
営業担当がしつこいことには、悪い点と良い点がそれぞれあります。
担当者がしつこいことの悪い点としては、
- 勧誘がしつこく、打ち合わせがやりづらい
- 高価なオプションをつけられる
ことが挙げられます。
おすすめをゴリ押しするケースや、顧客側のリクエストをかたくなに聞いてくれない営業担当も中にはいるようです。
また、気づいたら望んでいない高価なオプションをつけられることもあります。
こうした営業担当に会ってしまったら、マイホームの注文を諦めてしまうかもしれません。
一方で実は、しつこい営業担当には良い点もあります。
しつこい営業の長所は
- 予想以上の提案をしてくれることがある
- 外部の業者との交渉を頑張ってくれる
という点です。
担当者のアドバイスを初めて聞いたときは乗り気ではなかったが、よく考えるとすごく良い提案だったということもあり得ます。
あっさりと引いてしまう担当者であれば、より良いマイホームが手に入らなかったかもしれません。
また、しつこさも外部の業者さんなどに向いてくれると一転、ありがたい担当者となります。
顧客のために身を粉にして相談・交渉してくれる営業担当は、頼もしく見えるものです。
大和ハウスへの愛情や顧客第一の気持ちから、しつこい営業担当になる場合もあります。
こういった担当者は、接しにくそうな第一印象とは逆に、顧客本位で頑張ってくれることでしょう。
理想的な営業担当者はどんな人?
理想的な営業担当は、上であげた良い点だけを持っている人です。
つまり、
- 顧客からの相談に寄り添い、より良い提案を自然にしてくれる
- 施工業者など外部スタッフとの交渉では体を張ってくれる
ようなスタッフがいれば、最高の営業担当ですね。
こうした素晴らしい営業担当には、なかなか出会えないかもしれません。
しかし、より良い担当者についてもらうためのコツはあります。
コツが気になる方は、この記事を最後まで読んでみてください。
やばい営業が担当になってしまったときの対処法
理想からかけ離れた、やばい営業が担当になってしまったら下の3つを心がけましょう。
- 担当者の変更をお願いする
- やりとりはすべて記録に残す
- 他のハウスメーカーに相談する
それぞれの内容を詳しく見ていきます。
担当変更をお願いする
打ち合わせが苦痛になるほど「やばい」営業にあたったら、担当者の変更をお願いしましょう。
打ち合わせの途中で担当者を変えることは珍しくありません。
見学に行った展示場や、担当者が所属する営業所へ連絡してみてください。
担当変更をお願いするときはなるべく冷静に、大和ハウスで家を建てたい気持ちを伝えるとよいです。
熱意のある顧客だと伝われば、スタッフの方も親身に対応してくれるでしょう。
すべて記録を残す
自分の担当者が「やばい」と感じたら、やりとりをすべて記録に残すようにしましょう。
後で言い分が食い違ったときに、話し合った内容を示す証拠になります。
たとえば、打ち合わせでの会話は録音しておくとよいでしょう。
録音が難しいようであれば、その場で話した内容をメモに残します。
また、打ち合わせや電話など口頭で話した内容は、メールやチャットなど文字にして送ってもらうことをおすすめします。
他メーカーにも相談する
担当者の変更を申し出ても対応してもらえなければ、他のハウスメーカーにも相談してみましょう。
他社を一度見てみれば、どんな家ができるかの選択肢も増えます。
また、改めて大和ハウスの魅力を見つめ直す機会になるかもしれません。
他のハウスメーカーに相談したと、大和ハウスの担当者に伝えてみてもよいでしょう。
顧客に逃げられてしまうと思わせることで、イマイチだった対応が変わる可能性があります。
大和ハウスの社長がやばい?

大和ハウスを調べてみると、社長のインタビュー記事が大手メディアで見つかります。
記事を読んでみると、社長の「やばい」エピソードが紹介されています。
ここでは、社長の過去の取り組みやエピソードをいくつか紹介します。
大和ハウスがどのようなハウスメーカーなのかを知れるでしょう。
昭和的な大社長のエピソード
昭和時代の雰囲気を感じられる大物社長として、樋口武男氏があげられます。
樋口氏は大和ハウスの代表取締役社長・会長を経て、2020年からは最高顧問に就任しています。
樋口氏が代表取締役社長として働きだした直後のエピソードを見てみましょう。
彼の性格や仕事の進め方を物語っています。
樋口は早速、ぬるま湯に漬かった社員を鍛え直す「熱湯経営」で構造改革を断行した。合併初日、おざなりの朝礼をしていた担当役員を「こらあ!」と一喝したのは有名な話である。
上司の顔色ばかりをうかがう“ヒラメ族”を一掃し、優秀な中堅社員の幹部を積極的に登用した。支店長に権限を持たせ、その代わり赤字を出した支店長はボーナスゼロとする信賞必罰を徹底した。
出典:ダイヤモンド・オンライン
https://diamond.jp/articles/-/326807?page=4
朝礼で怒鳴りとばすあたり、昭和的な雰囲気も感じられます。
同じ企業に勤める社員・役員からすると、当時の樋口氏についていくのは大変だったでしょう。
しかし顧客から見れば、経営者が熱心に業務に取り組んでいるのは、大和ハウスに対する信頼が高まります。
現在の社長はどんな方?
大和ハウスの現在の社長には、芳井敬一氏が就任しています。
芳井氏は、以前の社長である樋口氏の経営者精神を受け継いでいると、メディアでは紹介されています。
創業者精神の継承者を樋口から引き継いだのが、現社長の芳井敬一だ。芳井は創業者の石橋が63年に社員向けにまとめた冊子『わが社の行き方』を熟読するよう、事あるごとに社員に訴える。
その芳井は、逆説的ではあるが、創業者精神に基づき、創業者が手掛けたビジネスでもちゅうちょなく撤退している。
出典:ダイヤモンド・オンライン
https://diamond.jp/articles/-/326807?page=5
先代の精神を受け継いでいるといっても、創業者のやり方は絶対に守る、というわけではありません。
やめるべき事業はきっちりと引き上げるなど、しっかりとした意思決定ができる社長です。
芳井氏は現在、売上高10兆円を達成すべく、住宅市場に力を入れると語っています。
これから大和ハウスでマイホームを建てたい家庭にとっては、より良い住宅をつくってもらえると期待できますね。
やばい営業ではなく優秀な営業と出会うための方法

大和ハウスで住宅を建てるなら、やばい営業ではなく優秀な営業担当についてほしいものです。
どうしたら、すばらしい担当者に出会えるでしょうか。
大和ハウスで家を建てたオーナーから紹介してもらう
優秀な営業マンと出会うには、大和ハウスのオーナーから紹介してもらうのがよさそうです。
実際、大和ハウスの営業担当が応じたインタビューで、次のように話す一幕があります。
その中でやっぱり私がこだわってるのはオーナー様からのご紹介ですね。一度、自分が家づくりをさせていただいたお客様のお知り合いとか、ご親族とか、そういったオーナー様がくださるご紹介情報が、自分の営業担当としての基盤になってる情報網のひとつです。
出典:PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)
https://president.jp/articles/-/57556?page=1
大和ハウスで実際に家を建てた方から紹介があるのは、もちろん嬉しいものです。
しかも、顧客にとって満足のいく住宅をつくることができれば、そこからさらに将来のお客様を紹介してもらえます。
ですから、オーナーから紹介があると、腕の良い営業担当がつく可能性が高いのです。
また、大和ハウスオーナーを経由した紹介で注文すると、住宅価格の割引やギフトなどの特典もあります。
まだ家は建てるな!家づくりの順番を間違えて500万円損するところだった話

家づくりの記事を熱心に読んでくれてる人にだけ教えてあげたいことがあってさ。

なんでしょう?

2年前に注文住宅を買ったウチの姉ちゃんが「家づくりの順番を間違えて500万円損するところだった」って言ってたんだよね(※実話です)。

500万円の損失は痛いですね。
平均的な年収で1年働かないと得られない金額ですからね。

たしかに家づくりってトータルで何千万円の買い物だから、実際に「高級車1台分の失敗もある」って聞くと恐ろしくてさ。

逆に言うと、「家づくりの正しい手順」と「家づくりに役立つ制度」の2つさえ押さえておけば、失敗確率はゼロに近づけられますからね。
熱心にこの記事を読んでくださってる方には、家づくりで失敗してほしくないですね。

ウチの姉ちゃんは、契約直前に失敗に気づいてイチからやり直せたからよかったけどさ、気づかなかったら……

一年分の収入を失ってましたよね。


僕もこれから読みますね。

お前、読んでなかったのかよ!
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