「クラシスホームは値引き交渉が難しい…」
「クラシスホームの値引き額の限界は◯◯◯万円…」
クラシスホームは愛知県を中心に東海エリアで大人気のハウスメーカーのひとつ。テレビCMにもよく出ているため、名前を知っている方も多く、ネットでは値引きに関する様々なウワサがあります。
結論から言うと、クラシスホームは値引き交渉できます。ただし、高額な値引きを成功させるのはとても難しいです。
人生最大の商談ですから入念な準備をして臨む方も多いことでしょうが、勉強不足によって値引き交渉に失敗し、新車が買える金額の大損をしてしまう方も少なくありません。
そこで今回の記事では、クラシスホームとの値引き交渉において必ず知っておきたいことを徹底解説していきます。
クラシスホームの値引き額の相場、値引き率は?

クラシスホームの注文住宅の値引き率は5%~10%が相場と言われています。
仮に本体価格が2000万円の家の場合、値引き額は100万円~200万円が相場となります。

ちなみに、この値引き率って他のハウスメーカーと比較すると高いの?低いの?

値引き率が10%~15%のハウスメーカーと比較すると低く思うかもしれませんが、ローコスト住宅メーカーの中では、値引き率が高いほうだと思います。
ローコスト住宅メーカーの場合、値引き率が3%~5%前後のところが多いので、クラシスホームは価格競争力がありますよ。
クラシスホームの値引きの限界はいくら?
値引きの総額(限界)は、「本体価格×値引き率」で決まります。
値引き率は前述した相場(5%~10%)が目安で、原則として、値引き率は本体価格が高くても安くても値引き率は変わりません。
つまり、本体価格が高い場合は値引きの総額も高くなりますし、本体価格が安い場合は値引きの総額は安くなります。
この原則を知らずに、ネットで公開されている見積もりや値引き額の情報だけを見て、
「あるブロガーさんは200万円も値引いてもらってたのを見たんですけど!」
と言うと、大恥をかく可能性があるので、ご注意ください。
クラシスホームの値引きのタイミングは決算月が狙い目
値引き交渉はタイミングが非常に大事で、特に決算月の直前がよいとされています。
なぜなら決算月の直前はハウスメーカーの販売目標を達成するために特別値引きが許されるボーナスタイムだからです。
ちなみにクラシスホームの場合、本決算は3月、半期決算は9月です。
そのため3月と9月の前に商談をすると、特別値引きを引き出しやすくなります。
クラシスホームで値引き交渉するなら他社の相見積もりは忘れずに

ハウスメーカーにはたくさんの競争相手(競合他社)がいます。
「ウチはどこのメーカーにも絶対に勝てる!」
という会社はどこにもありませんし、どこのメーカーと契約するかは、私たち買い手が決めることです。
ですから、値引き交渉において大事なのは競合他社の存在なのです。
クラシスホームを本命としたときに、
「実はクラシスホームさんが本命なのですが、B社と迷ってるんです…」
と打ち明けて、なぜ迷っているのかという理由と「どれくらい値引きしてもらえるとよいか」を伝えるのです。
このときに必要となるのは、迷っているB社の見積もり。
見積もりの内容としては、本命の会社と同じくらいの金額か、本命よりも少し安いくらいの見積もりだとよいです。

いわゆる相見積もりってやつだな。
たしかに他社と比較されないと値引きする理由にはならないもんね。

そうですね。他社の見積もりを依頼するには、展示会の見学や何度かの打ち合わせが必要で割と労力が必要です。
しかも、本命と同等か安い見積もりをもらわないといけませんから、ちゃんと調べてから見積もりを取りに行かないといけません。

あー、貴重な休日がたくさんつぶれるのは嫌だ。簡単にできる方法ないの?

ありますよ。複数のハウスメーカーから同じ条件で間取りと見積もりがもらえる無料の住宅情報サイトを使えばたったの5分ですよ。

5分はすごいな!なんてサイトなの?

「タウンライフ家づくり」というサイトです。ネットでは割と有名で、住宅系のインスタやブログなどで名前を見かけたことのある方もいると思いますが、まだ使ったことのない人にもオススメです。

オッケー!使ってみる!
クラシスホームとの値引き交渉を成功させるための全手法

ここからはクラシスホームでの値引き交渉を成功に導くための具体的な行動を紹介していきます。
王道の手法から裏技的なものまですべて公開しますので、最後までご覧ください。
クラシスホームは支店長による特別値引きがある?
支店を多数展開するハウスメーカーでは、特別値引きを許可する権限を持つ人物が限られています。
その人物として代表的なのは支店長(あるいは店長)です。
支店長は各エリアの販売目標を達成する責任を担っています。
1件も契約を失わないために、「ここぞ!」という場面で特別値引きという交渉カードを切ることができるのです。
実は、支店長による特別値引きを引き出すには、大事なポイントが2つあります。
そのポイントとは、
- タイミング
- 営業担当による根回し
の2つです。
タイミングは、前述したように、決算月や月末といった目標数字を追いかけているときこそが狙い目になります。
次に、営業担当による支店長への根回しが大事なわけですが、これは営業担当の力量によって成功したり、失敗したりすることがあります。
買い手側でアシストするには、
- クラシスホームが候補になっている
- 予算と見積金額の差額で迷っている
- 期限(=ハウスメーカーが契約してほしいタイミング)までに契約する意思がある
の3つを正確に伝えることが大切です。

なるほどね。要は契約する見込みが高いことをアピールすればいいんだな。

そうですね。この3つを営業担当に伝えていても、特別値引きが出てこなかった場合は、運が悪かったと思って諦めましょう。
クラシスホームの紹介割引による値引き
これはまだクラシスホームの見学会などイベントに参加していない方向けの内容になりますが、クラシスホームには「紹介割引」という制度があるようです。
知人のクラシスホームオーナーからの紹介を経由して商談すると、特別値引きが適用されるというものです。
ただし、正直なところ、紹介経由と非紹介経由での値引き額の差は比較しようがないので、どこまで信じてよいかは未知数です(信じる者は救われる的なことになっていなければよいのですが…)。
が、もしクラシスホームのオーナーが知人にいる場合は、紹介してもらうことをオススメします。
クラシスホームのモニターキャンペーンによる特別値引き
クラシスホームではモニターキャンペーンと呼ばれる特別値引きを不定期に開催しています。
ここでいうモニターとは、クラシスホームの宣伝活動に協力する方のことを意味します。
たとえば、見学会のモデルハウスとして自宅を利用させたり、パンフレットや動画などのお客様として出演したりといったものです。
もちろん宣伝活動の範囲によって値引き額も変わりますので、興味がある方はモニターキャンペーンについて担当者に確認してみましょう。
クラシスホームの外構の値引き
外構(エクステリア)に関する特別値引きを引き出すテクニックがあります。
しかしながら、何も比較材料がないのに特別値引きをされても、「元が高いのか安いのかわからない」という事態もあります。
そこでオススメなのが外構工事の専門業者さんから見積もりをもらうことです。
ただし、イチから外構工事の業者を探すのは割と手間がかかるので、オススメなのは「タウンライフエクステリア」で一括の見積もり依頼をすること。
サイト名がエクステリアとありますが、「新築外構」の見積もり依頼も可能です。
優良企業610社以上の中から無料で提案を受けることができるので、値引きに妥協したくない方はやったほうがよいです。
クラシスホームは契約後に値引きがある?
基本的に契約後の値引きはありません。
契約は契約ですから、後からゴネることは許されません。
ただし、ハウスメーカー側の原因で契約内容の通りに建築されない場合、値引きも含めて交渉になることもあります。
その際は遠慮なく落とし所を見つけていくことになるでしょう。
クラシスホームとの値引き交渉は、値下げだけではなくオマケ交渉もアリ
ここまで値引きのテクニックについて多くを語ってきましたので、
「よーし、これでガンガン値引き交渉をしてやる!」
と鼻息を荒くしている方がいるかもしれません。
最後にお伝えしたいことがあるので、まずは落ち着いてください。
値引き交渉は、やり過ぎると最悪の結果を招くことがあります。
最悪の結果とは、営業担当との関係性を壊してしまうことです。
家づくりは総力戦。施主、メーカー、現場担当者が一致団結しなければ、良い家にはなりません。
強引な値引き交渉は、メーカー担当者のモチベーションを下げ、それは当然、現場のモチベーションにも影響します。
ですから、担当者のモチベーションを下げないギリギリのところを攻めていく必要があるのですが、使えるテクニックをひとつご紹介します。
そのテクニックとは、「オプション交渉」です。
オプション交渉とは、値段は据え置きでオプションを付けてもらったり、グレードアップしてもらうこと。
オプションは営業担当のさじ加減で価格を調整しやすくなっていることが多いので、値下げよりも要求が通りやすい傾向にあります。
ですので、
「これだけは外せない」
というオプションがあって、なんとか予算内に調整したい場合は、打診してみることをオススメします。
まだ家は建てるな!家づくりの順番を間違えて500万円損するところだった話

家づくりの記事を熱心に読んでくれてる人にだけ教えてあげたいことがあってさ。

なんでしょう?

2年前に注文住宅を買ったウチの姉ちゃんが「家づくりの順番を間違えて500万円損するところだった」って言ってたんだよね(※実話です)。

500万円の損失は痛いですね。
平均的な年収で1年働かないと得られない金額ですからね。

たしかに家づくりってトータルで何千万円の買い物だから、実際に「高級車1台分の失敗もある」って聞くと恐ろしくてさ。

逆に言うと、「家づくりの正しい手順」と「家づくりに役立つ制度」の2つさえ押さえておけば、失敗確率はゼロに近づけられますからね。
熱心にこの記事を読んでくださってる方には、家づくりで失敗してほしくないですね。

ウチの姉ちゃんは、契約直前に失敗に気づいてイチからやり直せたからよかったけどさ、気づかなかったら……

一年分の収入を失ってましたよね。


僕もこれから読みますね。

お前、読んでなかったのかよ!
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