「アキュラホームで検索してたら、『やばい』とか『危ない』とかって出てきたんだけど、大丈夫なの?」
アキュラホームでの住まいづくりに興味を持っている方においては、熱心に情報収集をしていると、必ずネガティブな情報と出会うことでしょう。
しかしながらネガティブな情報の大半は、匿名のコメントやウワサレベルのことも多く、何を信じていいのか困惑されている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回の記事では、アキュラホームがやばい、危ないとウワサされている理由について、忖度なしで解説していきます。
アキュラホームが“やばい”と言われる三大要因
アキュラホームを調べると、「やばい」「危ない」という検索ワードが出てくるため、不安を覚える人が一定数います。
ただ、これらの多くは“営業担当とのミスマッチ”や“施工店ごとの差”といった個別要因によるものです。
本文で詳しく扱いますが、先に要点だけまとめると次の3つです。
- 営業担当の質や相性にバラつきがある
- 施工品質の差が出やすい仕組み(提携工務店方式)
- 「高性能 × 低価格」で逆に心配されてしまう

え、安いと逆に心配になるやつ?

そうなんです。
コスト削減の仕組みを理解すれば“危ない”わけではないと分かりますので、後のパートで補足しますね
アキュラホームはやばいって本当?どんな会社?

結論から言うと、アキュラホームはやばくも危なくもありません。
2022年にグッドデザイン賞を受賞した「超空間の家」をはじめとして、高品質な住宅を提供していますから、むしろアキュラホームは優良なハウスメーカーと言えます。
とくに、よい意味で「やばい」ポイントは次の4つです。
- 安価なのに高い基本性能
- 優秀な耐震性
- すぐれた断熱性
- 豪華なキャンペーン

それぞれの「やばい」ポイントについて詳しく紹介しましょう。
安価なのに基本性能が高くてやばい
アキュラホームの注文住宅は、価格が低く基本性能が高いのが売りです。
実際に、アキュラホームで注文住宅を建てると、平均坪単価が50〜80万円程度かかります。
一方で、2023年度建築着工統計調査(国土交通省)を見ると、居住専用の住宅の平均坪単価は75.9万円です。
坪単価で見れば、アキュラホームの住宅は平均的な価格帯であると言えます。
アキュラホームが高品質な住宅をつくるためにこだわっている点を、さらに見ていきましょう。
安すぎて心配?高品質なのに安いやばい理由
アキュラホームは“適正価格”を掲げており、大量仕入れ・工程効率化・部材の規格化によって価格を抑えています。
そのため、「高性能なのに安すぎて逆に怖い」という声が出ることがあります。
ただし、これは“無理な値下げ”ではなく、“工程管理の最適化”によるものです。

なんか裏ワザで安くしてるのかと思ってたな。

配送効率を上げたり、現場管理を一本化して余計なコストを抜いている仕組みですね。
耐震性が優秀でやばい
アキュラホームの住宅は、耐震性が優秀だと評判が高くてやばいです。
すぐれた耐震性を引き出すために、8トン壁という技術を活用しています。
8トン壁は、通常の耐力壁6枚分の強さで住宅を支えると言われています。
2021年には研究者による監修の下、実物大の住宅を用いて倒壊実験が行われました。
その結果、震度7クラスの揺れを10回加えた後も、少し補修をほどこせば家に住み続けられる状態であると確かめられています。
日本では震度7クラスの地震がいろいろな地域で起こっており、災害への不安は高まる一方です。
アキュラホームの優秀な耐震性は、私たちに安心できる暮らしをもたらしてくれるでしょう。
断熱性がやばい
アキュラホームの注文住宅は、断熱性も優秀でやばいと言われています。
断熱性を引き上げているのは、すぐれた気密性です。
住宅の中の気温を一定に保つためには、外から空気を通さない気密性も必要になります。
気密性を高くするには、実際に工事に携わる工務店の腕が問われるのです。
アキュラホームでは
- 気密性を高くする素材や工法
- 工事に携わる工務店の負担を小さくする環境づくり
により、優れた気密性と断熱性を達成しています。
アキュラホームの性能評価は、実際の居住者からも高い評価を受けています。
特に「冬でも暖かい」「地震でも揺れが少ない」という口コミが多く、気密・断熱・耐震のバランスに優れた住み心地が特徴です。

口コミでも“冬あったけぇ!”って言ってたよね

性能を体感している人の声は説得力がありますね
キャンペーンが豪華でやばい
アキュラホームは、注文住宅の購入を検討している方向けのキャンペーンも豪華です。
過去には1000万円以上の建築資金券がもらえるキャンペーンを開催していました
詳細が気になる方は別記事「アキュラホーム キャンペーン最新情報まとめ【2025年】」をご覧ください。
後悔したくないならハウスメーカーは1社だけに惚れ込まない!必ず比較しよう
ここで家づくりでの後悔を減らすための大事なポイントをご紹介します。
大事なポイントとは、いくら素敵なハウスメーカを見つけたとしても、最初から1社だけに決め込んで契約してしまうのはNGだということです。
なぜなら私たちは、各ハウスメーカーを比較するからこそ、自分が本当に家づくりに求めていることやこだわりが見えてくるからです。
人はいちど何か惚れ込むと他が見えなくなりがちですから、あえて冷静な視点を取り戻すためにも、あえて興味がなくとも他のメーカーに相談することをオススメします。


正しい比較……ですか?

そう。
家づくりで後悔しないためには、正しい比較をするための手順が大事なんだってさ。

ほうほう、その話は面白そうですね。

うん。これから家づくりを検討している人にはめっちゃ役に立つから、別記事「家づくりの順番を間違えて500万円損するところだった」は読んでほしいな。

個人的には「家づくりで実際に500万円損した人の話」が読みたいですね。

悪趣味だな……。
アキュラホームの営業がやばい?

アキュラホームがやばいと書かれた記事には、営業担当者がひどかったとの口コミを見かけます。
しかし、アキュラホームの営業担当はひどい人ばかりではありません。
対応の悪い担当者ばかりであれば、インターネットを通じてその評判は広まってしまいます。
アキュラホームは人気のハウスメーカーにはなっていないでしょう。
アキュラホームの営業担当が最悪なのは一部
アキュラホームの営業社員の中でも、質が低い担当者はごく一部です。
ほとんどの営業担当者は、顧客のために親身になって動いてくれています。
自分についた担当者がひどいかどうかは、どう見分ければよいのでしょうか。
営業担当がひどいのか素晴らしい人なのか、見分け方を説明しましょう。
最悪な営業ってどんな人?
ひどい営業担当者は、下のような特徴を持っている人です。
- 嘘をついたり、話す内容が変わる
- 不要な設備やオプションを押し付けてくる
打ち合わせで嘘をついたり、話す内容が後から変わるような人が担当になると困ります。
事前に相談したはずの内容が覆ってしまい、トラブルになることも多々あります。
こちらが求めていない設備やオプションを押し付けてくるのも、ひどい担当者と考えてよいでしょう。
「また何か押し付けられるのでは」と打ち合わせが憂鬱になってしまいます。
理想的な営業ってどんな人?
逆に理想的な営業担当者は、次のようなふるまいをしてくれます。
- 施主の要望を汲み取り、提案してくれる
- 質問に分かりやすく答えてくれる
施主の希望をしっかり聞き取り、実現するための提案をきちんとしてくれる営業担当はまさに理想です。
アキュラホームは自由度の高い間取りを設計できます。
素晴らしい営業担当がついてくれれば、思い通りのマイホームを建てられるでしょう。
また、わからない点を分かりやすく教えてくれる担当者も、施主からするとありがたいですね。

営業担当の“当たり外れ”が起きやすい理由
営業担当の評価に差が出る背景には、アキュラホームが地域の営業所ごとに裁量を持つ運営スタイルをとっている点があります。
そのため、営業所や支店ごとに教育・経験・人材の層が異なり、担当者の質に差が生まれがちです。

営業ガチャってやつ?

そうですね、ただし“変更できる”ことは覚えておいて損はありません。
相性が合わないときは遠慮なく伝えて大丈夫ですよ
やばい営業が担当になったらどうすればいいの?
やばい営業担当にあたってしまったら、下にあげる3つの方法を試してみましょう。
- 担当者の変更をお願いする
- 商談や電話などで話した内容を記録する
- 他のハウスメーカーにも相談する
それぞれの対処法を詳しく見ていきましょう。
担当変更を依頼する
ひどい営業マンにあたって打ち合わせを進められないくらいなら、担当者の変更をお願いするのがおすすめです。
引き受けてくれた営業担当を変えてもらうのには、抵抗を感じるかもしれません。
しかし、打ち合わせの途中で担当者を変えてもらうのはよくあることです。
営業マンが所属している支店・事務所や、見学に行った展示場へ連絡をとってみましょう。
お願いをする際は、下の2点に気をつけて相談してみるのがおすすめです。
- 感情的にならず、冷静に話す
- アキュラホームで住宅を建てたい気持ちを伝える
これら2つに気をつけて申し出てみれば、より良い担当者に変えてくれる可能性が高まります。
商談、電話などの記録を残す
ひどい営業担当と商談や電話をする際は、必ず記録を残すようにしましょう。
記録がないと、施主と担当者との間で言い分が食い違ったときに水掛け論になってしまいます。
商談や電話の際に、レコーダーを使って録音するのがおすすめです。
レコーダーが使えない状況であれば、メモをとって話した内容を残しておきましょう。
他メーカーに相談する
ひどい担当者を変えてもらえないなら、他のハウスメーカーに相談すると言う方法もあります。
別のハウスメーカーで、自分たちが望むマイホームを建てられるか相談してみましょう。
他のメーカーで発注を相談しているなら、その旨をアキュラホームに伝えるのもよいかもしれません。
自分たちが担当している顧客が逃げてしまうおそれがあれば、対応も変わる可能性があります。
FC加盟店の一部がやばい?
アキュラホームはFC加盟店制度を採用しています。
多くの大手ハウスメーカーとは異なる制度であり、どのような仕組みかを心配する方もいるでしょう。
ここでは、
- FC加盟制度とはどのような仕組みか
- 加盟店の対応が悪い際にどう対処するか
を見ていきましょう。
FC加盟制度とは
FC(フランチャイズ)加盟制度とは、アキュラホームはFC加盟した工務店に対して、技術力や商品開発力、ブランド力などを提供する制度です。
その代わり、加盟店となった地元工務店はアキュラホームへ、ロイヤリティ(権利の使用料)を支払います。
消費者からすると、全国各地にある工務店を通じて、アキュラホームの高品質な住宅を建てられるようになるのが大きなメリットです。
FC加盟店の対応が悪い時の対処法は?
もしFC加盟店の対応がひどいと感じたら、まずはその工務店の責任者に相談や申し入れをしましょう。
その責任者が話を聞いてくれない、問題が解決しない、といった様子であれば、本部であるアキュラホームへ申し入れましょう。
アキュラホームへ相談する際には、
- アキュラホームの住宅をぜひ建てたいと思っている
- しかし加盟店でトラブルがあり悩んでいる
の2点をきちんと伝えるとよいです。
加盟店である工務店と、本部であるアキュラホームは、組織としては別の会社です。
本部に謝罪を求めるよりは、悩みを一緒に解決してほしいというスタンスの方が、親身に対応してくれるでしょう。
施工ミスが起きやすいと言われる背景
ネット上には、施工ミスや現場管理の不満が投稿されるケースもあります。
これはアキュラホームが“提携工務店方式(フランチャイズ施工)”を採用しているため、担当工務店の技量によって品質のブレが起きやすい構造があるためです。
一方で、優秀な提携工務店に当たるケースも多く、全体の品質が低いわけではありません。
重要なのは「現場に足を運ぶ」「気になる点はその場で伝える」など、施主側のチェックを習慣にすることです。

現場を見に行くって効果ある?

あります。
職人さんも“見られている”と分かると丁寧になりますし、不具合も早期に見つけやすくなります
アキュラホームの経営状況がやばい?

アキュラホームの情報を集めてみると、「つぶれてしまう?」と書かれた記事が見つかります。
しかし今のところ、アキュラホームの経営状況が「やばい」わけではなさそうです。
令和4年度には一度赤字に転落したものの、令和5年度にはV字回復を見せています。
アキュラホームの経営状況をしっかりと確かめておきましょう。
令和3年度までは長年の増収増益
令和3年度までは、アキュラホームは長い期間にわたり増収増益を続けてきました。
令和3年度には、過去最高の売上高を達成したと報じられています。
増収増益にあわせて、従業員へのボーナスの支給額も増え続けているようです。
順調に事業を大きくしてきたことが分かります。
令和4年度は赤字に転落
しかし、令和4年度になると前年度までのデータが嘘のように、経常利益や純利益が赤字に転落します。
アキュラホームが公開している事業報告書(令和4年度)を見てみると、売上や利益の大きさは表のとおりです。
| 令和3年度 | 令和4年度 | |
| 売上高 | 541.6億円 | 595.6億円 |
| 経常利益 | 16.0億円 | △6.8億円 |
| 当期純利益 | 7.2億円 | △11.5億円 |
※△はマイナスの値を表します
経常利益や当期純利益が、前年度からうって変わって赤字になってしまっています。
しかし、売上高は過去最高額をさらに更新しており、住宅販売そのものは順調に増えていたようです。
利益が赤字に転落してしまった理由として、事業報告書では資材や燃料などの物価上昇があげられています。
注文住宅はたくさん売れたものの、住宅建築がより高コストになってしまったことが原因のようです。
令和5年度は黒字で回復
赤字転落から1年たったアキュラホームですが、翌年度(令和5年度)には見事なV字回復を見せました。
| 令和4年度 | 令和5年度 | |
| 売上高 | 595.6億円 | 689.4億円 |
| 経常利益 | △6.8億円 | 18.3億円 |
| 当期純利益 | △11.5億円 | 7.8億円 |
令和5年度の売上高は過去最高額を更新しています。
経常利益や当期純利益も赤字から黒字に転じ、令和3年度の黒字額も超えました。
しばらくは、アキュラホームの経営状態を心配する必要はなさそうです。
今後の見通し
令和5年度におけるアキュラホームの経営状況は、大きく改善していることが分かりました。
しかし長い目でみると、アキュラホームの経営状況に悪影響を与えそうな要因もあります。
ここではそうした悪材料として、下の2つを紹介します。
- 物価上昇
- 大工さんの不足
悪材料①物価上昇
1つめの悪材料は、物価水準が上がり続けることです。
物価が高くなると、住宅を建てるために必要な建材や設備にかかる費用が、どんどん高くなります。
費用の高騰にあわせて住宅価格を上げられないと、たとえ売上高は増えていても、経常利益や純利益は悪化してしまうのです。
悪材料②大工さんの不足
今後の経営状況を悪くするもう一つの要因は、大工さんが足りていないことです。
国勢調査によると2000〜20年にかけて、大工さんの数は60万人から30万人へとほぼ半減しています。
新築住宅の現場でも、職人が見つからず工事が進まないなど、問題が生じています。
物価上昇と大工さん不足は、今後の経営状況に関する悪材料と言えます。
ただし、これら2つの問題はアキュラホームだけではなく、すべてのハウスメーカーに対して悪影響を与えるでしょう。
アキュラホーム自体の経営がまずいということは、今のところ考えづらいです。

やばい営業ではなく優秀な営業と出会うための方法

せっかくアキュラホームで住宅を建てるなら、やばい人ではなく優秀な営業マンに担当をお願いしたいものですね。
優秀な担当者についてもらうためには、オーナー経由で紹介してもらうのがおすすめです。
アキュラホームで家を建てたオーナーから紹介してもらう
アキュラホームで住宅を建てたオーナーから紹介を受けると、優秀な営業担当と出会える可能性が高まるでしょう。
オーナーからの紹介は、顧客を獲得する上で重要なチャネルであると考えられています。
紹介された顧客と成約し高い満足度を得てくれれば、オーナーからさらに紹介を受けられるでしょう。
その結果、より多くの契約につながると考えられます。
アキュラホームのオーナーが知り合いにいたら、ぜひ紹介を受けましょう。
まだ家は建てるな!家づくりの順番を間違えて500万円損するところだった話

家づくりの記事を熱心に読んでくれてる人にだけ教えてあげたいことがあってさ。

なんでしょう?

2年前に注文住宅を買ったウチの姉ちゃんが「家づくりの順番を間違えて500万円損するところだった」って言ってたんだよね(※実話です)。

500万円の損失は痛いですね。
平均的な年収で1年働かないと得られない金額ですからね。

たしかに家づくりってトータルで何千万円の買い物だから、実際に「高級車1台分の失敗もある」って聞くと恐ろしくてさ。

逆に言うと、「家づくりの正しい手順」と「家づくりに役立つ制度」の2つさえ押さえておけば、失敗確率はゼロに近づけられますからね。
熱心にこの記事を読んでくださってる方には、家づくりで失敗してほしくないですね。

ウチの姉ちゃんは、契約直前に失敗に気づいてイチからやり直せたからよかったけどさ、気づかなかったら……

一年分の収入を失ってましたよね。


僕もこれから読みますね。

お前、読んでなかったのかよ!



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